おいおい、もっと紹介するつもりだがとりあえず読むべき書評
http://mainichi.jp/enta/book/hondana/archive/news/2011/06/20110619ddm015070019000c.html
、・・・「9・11後のレンズを通して見ると、私の考えは変わった。」カッターナイフを持った狂信者19人があれだけのことをした。「敵国の独裁者がテロリストに大量破壊兵器を渡したら、どんな壊滅的打撃を受けるか、容易に想像がつく。」大統領府には、毎日、脅威の情報が殺到している。脅威が現実のものとなる可能性は高い。「9・11の教訓は、危険がすっかり姿を現すまで待っていたら、そのときはもう手遅れだというものだ。私は決断を下した。」
- 作者: ジョージ・W・ブッシュ,伏見威蕃
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2011/04/28
- メディア: 単行本
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http://mainichi.jp/enta/book/hondana/archive/news/2011/06/20110619ddm015070005000c.html
アジアへの眼をひらいてくれたのは、飛び級して十六歳で入ったコロンビア大学で親しくなった中国人学生だった。ある日海水浴に行った砂浜の砂に彼−−李(Lee)がたわむれに書いた漢字の絵画性に、十六歳の少年が一目で心うばわれるくだりは、静かな映画のワンシーンのようにうつくしい。・・・(略)その後日本語を猛勉強、どうせ兵役につくならせめてもと海軍日本語学校を志願し、戦下の真珠湾、アッツ島、沖縄へ派遣される。戦場にのこされた日本兵の日記解読と、捕虜の尋問がおもな任務だった。死者の日記をよむ特異な経験はのちに、日本文学史の中に世界でもまれな「文学的な日記」の系譜を発見する端緒と・・・
- 作者: ドナルドキーン,Donald Keene,角地幸男
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2011/02/01
- メディア: 文庫
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http://mainichi.jp/enta/book/hondana/archive/news/2011/06/20110619ddm015070014000c.html
院政という統治形態はおもしろい。言うまでもなく、譲位した上皇が、天皇の直系尊属親として親権にもとづく恣意(しい)によっておこなうもの。藤原、源両家が外戚として権力をふるうのに対抗するために生じた。この場合の上皇を「治天の君」と呼ぶ。これは一国の王でありながら祭祀(さいし)にたずさわらず、旅行その他の自由を享受できる特殊な存在で・・・
- 作者: 五味文彦
- 出版社/メーカー: 山川出版社
- 発売日: 2011/04/01
- メディア: 単行本
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http://mainichi.jp/enta/book/hondana/archive/news/2011/06/20110612ddm015070015000c.html
義昭・信長の入京」では、信長が永禄十年十一月に美濃の稲葉城を落としてその城下を岐阜と改め、「天下布武」の印章を使い始めたことに対し、天皇が綸旨(りんじ)をもってほめ称えた点から信長の天下人への第一歩と指摘して、信長の動きと天皇の対応を探って・・・(略)信長が将軍足利義昭を攻めて没落させた時に、信長が毛利にあてた書状で、義昭が「天下捨ておかる」と記したことをもって天下人としての信長の登場と・・・
- 作者: 藤井讓治
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/05/24
- メディア: 単行本
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