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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

太陽黒点に異変?温暖化問題に影響も??そもそも太陽と温暖化の関係は?

痛いニュース」にも取り上げられているので(笑)、それをソースにしよう
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1270366.html

・・・太陽の活動が200年ぶりの低水準にまで落ち込んでいる。これまでのパターンだと再来年には活動の極大期を迎えるはずなのに、活発さの指標となる黒点がほとんど現れない。研究者も「このままだと地球はミニ氷河期に入る可能性がある」と慌て始めた。国立天文台は今月下旬に研究者を集めた検討会を開く。(略)


黒点について、昨年末に書きました。ちょっと長いけど、一部再掲載するよ。
■「雲は宇宙線によって作られる。地球温暖化にも関係」の説(博士も知らないニッポンのウラ
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20081219#p4

つい最近の新説なんだろうか。

きみは知ってた?宇宙線と雲が関係してるって説を。

そしてこれは

宇宙線が多く降り注ぐ時代は雲がたくさんできる。

雲が多いと光がさえぎられて、地球は寒くなる。

その逆に、宇宙線が少ない時は雲が少なく、温暖化する。

ゆえに人間の排出するCO2と最近の温暖化は因果関係無し」


と、やや生臭い政策論につながっていくんですが。丸山氏の言ったことによると(ここ、うろ覚え)、最近は太陽の黒点活動が活発(不活発だったかな)なため、それが宇宙線を「吹き飛ばす」ような感じになっている(すまん、ここは確実に適当だ)。だから雲が少なく、太陽の光が多くなり温暖化している…とつづく。

ふむう。

んで、ここのブログの科学スーパーバイザーを務める某氏に、この前の格闘技忘年会の雑談で聞いたら

「まあ、今の段階では”トンデモ認定”しておくべき話でしょうね」

(※「説自体はトンデモ学説じゃないでが、一次情報に触れていない人が、今の時点で、宇宙線説を喧伝してたらトンデモ」というのが彼の見方だそう。コメント欄参照)

「あ、そーなの」

「ただ、今それを世界規模で検証中なんです。正しい可能性も少しはある。正しいかどうか、もうすぐ分かると思います」

(大意)

ということだったです。

ひょっとして今回の報道が「世界規模の検証」の結果なんだろうか。
丸山茂徳氏が、温暖化懐疑論というか上の話を一般向けにする学者の代表格。

科学者の9割は地球温暖化CO2犯人説はウソだと知っている (宝島社新書)

科学者の9割は地球温暖化CO2犯人説はウソだと知っている (宝島社新書)

博士も知らないニッポンのウラ」登場時
http://www.nicovideo.jp/watch/sm5278088

それへの反論
http://blog.goo.ne.jp/reforestation/e/ff209de4e8d9fa24d6d07e43c939a53e


戦国時代の日本は寒かった(「センゴク」)

以前も書きましたが、歴史と気候の考古学を組み合わせて「この時代は寒かったので(暑かったので)こんな歴史になりました」とやるのが最近の流行。
戦国時代は、今の五月に雪が降るのが当たり前なぐらい寒かったらしい。
農業生産も、影響を受けていたのだろうな。
そのへんが「センゴク天正記」の今川義元編でよく書かれている
今はやっぱりいい時代です。なんだかんだいっても、寒いのはやだなあ。