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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

青木真也の問題に関し「マトリックス」を作ってみようと思ったが、実際に作ったらうまくまとまらなかった。

今回もあんまりネタが無いところでの隙間産業。
というか、マトリックスという言い方でいいのかどうか。(※付記「ポジショニングマップ」のほうが一般的らしい)
また昔話をするけど、1990年代に「宝島30」という雑誌があってな。今、「闘う東大教授」として知られる松原隆一郎さんが連載を持ってたんじゃ。
この目玉が「マトリックス」で、いろんな社会問題、経済問題に対して縦線・横線をひき、そこに論者や政党の位置づけを点でつけるの。そうするとすっきり判りやすくなって、毎回大いに感心した。政党や雑誌では同じところに属しているように見える人が実は別の角度では正反対だったり。
うーん、実際に写真やグラフの実物を見せればよかったんだがね。
例えば経済を横軸として右に「自由経済・市場主義」左に「大きな政府・福祉主義」とかをおき、縦軸は上を「軍事力重視・日米同盟」下を「平和主義、アジア重視」とかにする。そうすると、例えば旧「諸君!」執筆者とひとくくりにされる中でも個性の違いが際立つと。


で、青木問題でもそういうのを作ったら判りやすいだろうなと思ったんだが・・・縦軸を「中指問題」、横軸を「腕折り問題」に仮にするなら、中指を「肯定」する人はいないから「糾弾」と「同情」とかになるのか。
腕折りは逆に「あそこで技を解け」とかいう人はいないから、肯定否定とするとほとんど「肯定」になっちゃいそうだ。
松原氏が毎月作っているのを見るだけでは気づかなかったけど、縦横軸の項目設定、そして右左をなんとするのか「肯定」と「やむをえない」にするだけで違ってくるし。

いま手元にある試作品は、自分をポンとおいて、次に高島学をここにポン、増田俊也をここにポン・・・・そのあと続かなくなった(笑)。
というわけで自分は実際につくるのに失敗したので「青木問題の論者の姿勢をマトリックスにしてみたら」というアイデアだけを書いて、あきらめたという、お話。

補遺

なんかマトリックス図の例がネット上に無いかなあ・・・と思って「マトリックス図」とかで検索したら、こんなのしかなかった(笑)
http://tactac.blog.drecom.jp/archive/1686
http://userdisk.webry.biglobe.ne.jp/008/014/46/N000/000/000/119693527741816112444.png
http://u-gata-kai.at.webry.info/200711/article_10.html
どうも「ポジショニングマップ」という言葉のほうが自分のイメージには近いらしい。
http://d.hatena.ne.jp/yomimaru/20070423
http://t1.gstatic.com/images?q=tbn:CAOJaqr1n8e1WM

YOUTUBEによる「俺流トークショー」。外国のファンが「2009年DREAMアワード」を選定し独演会【全文革命】

1年から2年ほど前、「YOUTUBEを使って、トークショー的に語る人たち」の存在がもっと増えるという予想を開陳しましたが、日本だとプロの表現者から徐々にそうなってきている「岡田斗司夫のひとり夜話」「岩上チャンネル」「うがやチャンネル」などいろいろ。

海外でも、そういう感じで「自分の語り」を交えて世に問おうという人がいるわけだ。
twitterで教えてもらった。映像の編集とアワードの選定はすばらしいのだが、これを私に教えられても、私が彼の英語の語りをヒヤリングできなかったとは知る由もなかったろう(笑)

【全文革命】

小沢一郎を切り捨てたって、民主党は(取り敢えず次は)困らないんじゃねーの?

昨日は疲れて、えらく早く寝てしまったので、石川逮捕の話は起きて今知った。一寸おどろいた。
本日書くと、いかにも手のひら返しのように見えるので昨日の朝
「小沢がつかまっても民主党は困らん」
とひとこと書いていたのはよかったな。

まったく議論としては単純で、「いま現在、もう一度衆院を解散したって、現有議席の維持は絶対無いだろうけど、過半数は維持できる」と思っているから。その根拠は世論調査に見る政党支持率の差、というまたごく単純なものですけどね。
鳩山内閣の支持率低下は最近「下げ止まって」いる。
だいたいこの辺に「岩盤としての支持層」が見えてきている気がするのだ。
どうも選挙民は選挙が激しければ激しいほど「われらのXX政権」という意識が一票を投じた中で生まれるらしい。小泉純一郎は総裁選で生まれたけど、街頭に出て党員以外の一般の人に訴えるという形で、当時はものめずらしさもあって擬似国政選挙的な扱われ方をした。その後の総裁は、そういうものがないから支持率低下も早かった、と思う。

基本的に自分は、新聞・テレビが行う規模と精度の世論調査の数字というのはほとんど受け入れている。ここ数年、ほぼ世論調査が大きく選挙結果をはずしたことはほぼ無かったようだし。

で、以前も書いたけどもともと小沢一郎民主党にあとから合流し、理念的な部分ではそもそもかつての民主党支持者が支持するほうが不自然なぐらいだと思うのさ。そして法律的な部分をどれだけクリアできているかはともかく金銭的には「不透明な部分」があることは間違いがなさそうだ。


思い出すのは小泉純一郎田中真紀子を切った時の話。
田中真紀子は政権の大看板で、確かに彼女を切ったときは支持率を大きく下げた。しかし彼女が外相の地位にあったままで、小泉内閣があれだけの長期政権を保てたとはとても思えないじゃないですか。あのときの「見切り千両」は、今でも通じると思う。
また、忘れちゃいけないのは上に書いたように「民主党支持者だけど小沢は嫌いだ」という層は、旧支持層の中に間違いなくいるはず。そこが掘り起こされるかと。


それに、忘れているような機がするが(笑)、鳩山首相だって「本当にやりたいこと」があったんじゃないのかね。そのへん、一か八かで小沢をイケニエにすることで、まずは自分のやりたいことをさらに100%やってみる。それが支持されりゃいいし、されなきゃそこまでで。
小沢を民主党は切る、捨てることで、参院選も含めて逆にとりあえず急場はしのげると思うんですけどね。次の次はどうする?これは次を乗り切っての話だと思う。次の次は、とりあえず「次」を乗り越えることで見えてくるかと。

でもこれ、「民主党から見たら」の話ではありますけどね。
別の角度からの逆転としては自民党の中の重鎮に、同じような疑惑が浮上してくるとか。

追記 ざれ歌「日本には謎の鳥がいる」が流行っている

「日本には謎の鳥がいる」というネタが流行り始めているようだ。
紹介したいところだが、なんかどんどん項目が増えて、確定するのに時間がかかるようだ(笑)
だからとりあえずいろいろ「日本には謎の鳥がいる」で検索してみてください。まあ項目を入れ替えれば、旧政権でも今後の政権でも使えそうだけどね(笑)

こういう時は「うまいこと言う」グランプリでもある。小池百合子がエントリー

「よく民主党さんは『コンクリートから人へ』とおっしゃってますけど、人というのは小沢さんだったのでは」

「岩上安身twitter」が、外交問題・検察問題を語ることが多い。

いま、岩上安身氏ってどれぐらいの人が知っているんだろう?
上下に出てくる「別冊宝島」、「宝島30」の中心人物として活躍した後、宝島30が休刊、別冊宝島は路線が変わってあまり自分が読まなくなった。

その前に既に講談社ノンフィクション賞を取っているのだからすでに一流どころなのだが、なんか自分だけか?あまり活動が目に入らず、「好きな作家だったんだけどなあ。今なにしてるのかなぁ」と時々思い出してた。(風のうわさに、粗大ごみのPCデータを復旧して盗むような「民間の情報入手ビジネス」を追っていると聞いたこともあったが・・・)
そしたら政権交替前後に「フリージャーナリストとして大臣会見に臨む人」の一人としてすごく目に入るようになった、というしだいだ。

あと、大道塾カラテ(空道)で、某UFC戦士の本当に直接の先輩だったことも有名。セーム・シュルトK-1制覇に溜飲を下げた一人(ス推測)だ。

で、まあ、最近同氏のtwitter更新が早い。亀井静香大臣の会見、岡田克也大臣の会見には必ずといっていいほど出ているし、それをtsudaることもしている。今回の事態を受けては、検察批判も多い。

http://twitter.com/iwakamiyasumi

おまけ 空手家にしてジャーナリスト・岩上安身氏の武勇伝!! これはマジでかこいい。

わたしを甘く見てはいけない。
単行本が出た直後から、この部分をコピーし、保存している。(笑)

・・・一人の兵士が、ひょいと「日本人だというが、だとしたら空手はできるのか」と訊いてきた。少しばかり心得はある、と答えると、俄然兵士達の目の色が変わった。矢継ぎ早の質問攻めにあい、そればかりか、わざわざ兵舎まで「伝令」が走っていく。そのうち軍曹だの将校だのが「ニッポンのカラテマン」の顔を見にやってくるという騒ぎとなった。その中に空手経験者が二、三人いたが、実物の日本人を見るのは初めてだ、ぜひ、デモンストレーションして欲しい、できるならコーチしてもらいたい、とまで言う。
考えてみれば、百五十を教えるソ連の諸民族の中でも、マッチョな気質という点にかけてはグルジア人は一、二を争う。格闘技も盛んな土地柄であり、日本の空手にはよほどの関心があるのだろう。むろんのこと、私は空手家ではない。アマチュアとしてわずかにたしなんだだけで、屈強なグルジアの軍相手のコーチなどおこがましい。だが、ここは「謙譲の美徳」は忘れることにして、思い切り胸を張ってみることにした。


――よろしい。コーチでも何でも引き受けよう。そのかわり、きちんとシグア氏にとりついでもらいたい。
「わかった。少し持っていてくれ」
百九十センチはあろうかという大男の将校がそう請け合った。嘘のような話だが、それから十分もしないうちに私達は基地内に入ることを許された。それまでニ時間近くも放置されていたというのに、である。


こうしてシグア元首相との、三時間におよぶインタピューが実現した、その代償として、約束通り私は取材後に体育館に連れて行かれ、「コーチ」どころか、スパーリングまでさせられるはめになったがその顛末は省く。どうにか切り抜けて、五体無事で帰ることができた、とだけ記しておく。


 ===「あらかじめ裏切られた革命」第五章グルジア篇より===

あらかじめ裏切られた革命 (講談社文庫)

あらかじめ裏切られた革命 (講談社文庫)


落合信彦林信吾と、どっちが強いのか?が気になる人もいる、と聞く。(例:おれ)
というか、この省かれた顛末はどーいう感じだったのよ。
ゴング格闘技「私と格闘技」コーナーで発掘を。

「別冊宝島」でグーグル特集が出ている。

[図説]なんでも無料化せよ! グーグル「脅威の未来地図」 (別冊宝島 1675 スタディー)

[図説]なんでも無料化せよ! グーグル「脅威の未来地図」 (別冊宝島 1675 スタディー)

別冊宝島1675 [図説]なんでも無料化せよ! グーグル「脅威の未来地図」
この1冊でグーグルの正体がわかる!


「グーグルアース」「ストリートビュー」「ブック検索」は何故、無料なのか?「YouTube」「クラウドコンピューティング」の真の狙いは?


2大ブロガーが激白!
堀江貴文「グーグルと国家権力」
小飼 弾「彼ら営利企業にあらず!」

Google は何を壊し、どこへ向かおうとしているのか?既存の情報産業にとって、敵なのか、それとも救世主なのか?「検索連動型広告」の名のもと、あらゆるコンテンツを無料化し、ネットビジネスの常識を覆したネット業界の風雲児、Googleの企業研究本です。「非」常識といわれる、その「ネット思想」「ビジネス論」「企業理念」「サービス内容」「儲けのカラクリ」、そして「未来戦略」などを、わかりやすい図とともに徹底解説していきます。起業家はもちろん、情報産業に従事するすべてのビジネスパーソン必読の書!
目次


2大ブロガーインタビュー
 堀江貴文 インタビュー 「MS(マイクロソフト)の最大の危機は、独禁法問題で米・司法省に呼ばれたときでした。グーグルもやがて、国家権力と闘うことになるでしょう」
 小飼 弾 インタビュー 弾言!「グーグルの素顔は〈会社の皮を被った何か〉。営利目的の会社だと思ったら、見誤ります」

1章 破壊するグーグル 既存ビジネスをぶち壊すGoogleの0円サービス

2章 拡大するグーグル 0円サービスとの循環で成長するGoogleのインターネット広告戦略
 グーグルは、いったい何で儲けているのか?
 グーグルの屋台骨を支える「検索連動型広告」とは?
 「検索戦争」を制したグーグルの戦略 「検索連動型広告」で、なぜグーグルが生き残ったのか?
 …ほか

そして「プロレス真実一路」カウントダウン!!・・・来週発売予定だったはずだが、本当かよゴマシオッ!

宝島社のHPに久々にいったのは、この本の詳細がそろそろ出ているかと思ったからだが・・・まだのようだな。

プロレス 真実一路 (別冊宝島 1678 ノンフィクション)

プロレス 真実一路 (別冊宝島 1678 ノンフィクション)

オリバー・ストーン監督「ブッシュ」WOWOW放送は31日午前8時15分

昨年末や年始に既に放送されたらしいが、そっちは見逃した。31日か。なんか忘れそうだなあ。

同映画の町山智浩
■2008-10-21 オリバー・ストーン監督のブッシュ大統領の伝記映画『W』
http://d.hatena.ne.jp/TomoMachi/20081021


http://www.wowow.co.jp/pg/detail/021588001/

第43代アメリカ大統領、G・W・ブッシュ。その半生を「JFK」の鬼才O・ストーン監督が、第41代大統領をつとめた父親との確執など、意外な事実を暴いた話題の伝記映画!


解説
JFK」「ニクソン」と、これまでにも歴代のアメリカ大統領を題材に取り上げてきたO・ストーン監督が、今回はいよいよ、当時まだ現職にあった第43代アメリカ大統領、G・W・ブッシュを俎上に載せた新作を発表。名門一家の長男に生まれながらも、放蕩息子として親の期待を裏切ってきたG・W・ブッシュ=“W”の悩み多き半生を、シニカルな笑いと皮肉、憐れみと同情をこめて哀切に描く。Wに扮した「ノーカントリー」のJ・ブローリンやチェイニー副大統領役のR・ドレイファスなど、各自のそっくりさん演技も絶品で見もの。


ストーリー
数々の政治家を輩出した名門ブッシュ家の跡継ぎに生まれたG・W・ブッシュ(=W)。だが彼の行く手には、後に第41代アメリカ大統領をつとめることになる偉大な父親の影が絶えずつきまとい、その重圧に押しつぶされ、Wはどこかひがみ根性を持つように。エール大在学中も大学卒業後も、何かと厄介事を・・・

ブッシュ [DVD]

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