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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

「岩上安身twitter」が、外交問題・検察問題を語ることが多い。

いま、岩上安身氏ってどれぐらいの人が知っているんだろう?
上下に出てくる「別冊宝島」、「宝島30」の中心人物として活躍した後、宝島30が休刊、別冊宝島は路線が変わってあまり自分が読まなくなった。

その前に既に講談社ノンフィクション賞を取っているのだからすでに一流どころなのだが、なんか自分だけか?あまり活動が目に入らず、「好きな作家だったんだけどなあ。今なにしてるのかなぁ」と時々思い出してた。(風のうわさに、粗大ごみのPCデータを復旧して盗むような「民間の情報入手ビジネス」を追っていると聞いたこともあったが・・・)
そしたら政権交替前後に「フリージャーナリストとして大臣会見に臨む人」の一人としてすごく目に入るようになった、というしだいだ。

あと、大道塾カラテ(空道)で、某UFC戦士の本当に直接の先輩だったことも有名。セーム・シュルトK-1制覇に溜飲を下げた一人(ス推測)だ。

で、まあ、最近同氏のtwitter更新が早い。亀井静香大臣の会見、岡田克也大臣の会見には必ずといっていいほど出ているし、それをtsudaることもしている。今回の事態を受けては、検察批判も多い。

http://twitter.com/iwakamiyasumi

おまけ 空手家にしてジャーナリスト・岩上安身氏の武勇伝!! これはマジでかこいい。

わたしを甘く見てはいけない。
単行本が出た直後から、この部分をコピーし、保存している。(笑)

・・・一人の兵士が、ひょいと「日本人だというが、だとしたら空手はできるのか」と訊いてきた。少しばかり心得はある、と答えると、俄然兵士達の目の色が変わった。矢継ぎ早の質問攻めにあい、そればかりか、わざわざ兵舎まで「伝令」が走っていく。そのうち軍曹だの将校だのが「ニッポンのカラテマン」の顔を見にやってくるという騒ぎとなった。その中に空手経験者が二、三人いたが、実物の日本人を見るのは初めてだ、ぜひ、デモンストレーションして欲しい、できるならコーチしてもらいたい、とまで言う。
考えてみれば、百五十を教えるソ連の諸民族の中でも、マッチョな気質という点にかけてはグルジア人は一、二を争う。格闘技も盛んな土地柄であり、日本の空手にはよほどの関心があるのだろう。むろんのこと、私は空手家ではない。アマチュアとしてわずかにたしなんだだけで、屈強なグルジアの軍相手のコーチなどおこがましい。だが、ここは「謙譲の美徳」は忘れることにして、思い切り胸を張ってみることにした。


――よろしい。コーチでも何でも引き受けよう。そのかわり、きちんとシグア氏にとりついでもらいたい。
「わかった。少し持っていてくれ」
百九十センチはあろうかという大男の将校がそう請け合った。嘘のような話だが、それから十分もしないうちに私達は基地内に入ることを許された。それまでニ時間近くも放置されていたというのに、である。


こうしてシグア元首相との、三時間におよぶインタピューが実現した、その代償として、約束通り私は取材後に体育館に連れて行かれ、「コーチ」どころか、スパーリングまでさせられるはめになったがその顛末は省く。どうにか切り抜けて、五体無事で帰ることができた、とだけ記しておく。


 ===「あらかじめ裏切られた革命」第五章グルジア篇より===

あらかじめ裏切られた革命 (講談社文庫)

あらかじめ裏切られた革命 (講談社文庫)


落合信彦林信吾と、どっちが強いのか?が気になる人もいる、と聞く。(例:おれ)
というか、この省かれた顛末はどーいう感じだったのよ。
ゴング格闘技「私と格闘技」コーナーで発掘を。