INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

怪鳥はばたけ、自由の空へ?? ザロムスキーがストライクフォースと契約したとか何とか(未確認)

るっくあっといっと。
https://twitter.com/MMASupremacy

Marius Zaromskis Signed To Strikeforce! Similar to Andre Galvao participating in the DREAM WW GP, but also being a Strikeforce fighter.

この人が、専門家とか情報通といっていい人なのか、それとも1ファンなのか、フォローいただいたのはいいのだがそのバックグラウンドがわからんねん。

これから調査しますですよ。

「Zaromskis Sign Strikeforce 」で検索した結果

いまのところは掲示板レベルですかね。


ちなみにストライクフォース、こっちはニュースサイトのソースつきで
http://www.fightergirls.com/news.asp?ID=356

という女性有名格闘家を獲得に興味アリ、と報じられています。

【重要】東浩紀氏の「IT直接民主制」発言が話題の「朝生」CSで11月1日早朝に再放送

今月の「朝まで生テレビ」は普通なら30日深夜にやるべきところを変則的に、その前の週に放送したらしい。
テーマも”若者”で「あらら残念」程度だったのだがそこに東浩紀氏が登場、「ITを利用すれば直接民主主義が実現する」的な発言をして、それが賛否両論を読んだ、らしいっす。

という反応を聞いても「CS放送の再放送も本放送の翌日が原則だからなー、もう終わってるよね」と思ってました。

ところがどっこい、
運良く再放送も変則的で CS(もしくはケーブル)の朝日ニュースターで11月1日午前5時から午前8時までの放送のようなのです。

ほら、見てみ。
http://asahi-newstar.com/web/wp-content/themes/asashi/program_schedule/index.php

というわけで、見逃した方にはチャンスです。

この番組、出演した本人が
「反響が大きくて戸惑っている」とか書いているな。

http://d.hatena.ne.jp/hazuma/20091026/1256510143

■朝生出演後の議論

おはようございます。東浩紀です。

先週の「朝まで生テレビ!」の出演、反響の大きさに微妙に戸惑い気味です。とはいえ、4年前のised以来、ずっと細々と考えてきたことがようやく注目を浴びるようになったことは、やはり単純に嬉しい。

新しいコミュニケーションの技術を使って新しい社会のありかたを数十年単位で考える、それこそが本当の「政治」であり「思想」であるはずです。思えばゼロ年代の思想は・・・・・・・

10月興行から(1)前田吉朗のビッグ・カムバック。では大晦日フェザー対決は?KIDか所か。

とにもかくにも、この数日間は久々の日本格闘技密集時期で、こっちを書いてあっちを書いてとやっているうちに、リアルタイムの感情や思考をいろいろ忘れていきそうな気がする。だけど、それを気にせずに書いていこう。


最初に書いておきたいのは、前田吉朗の復活である。
D12の前に書いていたエントリの中では
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20091003#p1
のようにビービ有利を予測していた。というか最初の1分ぐらいは「やれやれ、これでまぁ秒殺は免れたようだ」とか思ったものね(笑)。
ところが先手でペースを握った後はその主導権をほとんど手放さず、最後まで打倒極で圧倒したではないか!

ビービーは日本デビューも星を落とし、その前のWECでも敗北したとはいえ、その実力を疑うものはないだろう。PRIDEから、メジャーではコケ続けていた吉朗が、地元大阪でついに目覚めた。
感傷にひたりたい気分でいっぱいだが、しかしこの勝利はカンマであってピリオドではない(週プロ風)。そう、来る大晦日への布石に過ぎないのだ(たぶん)。
よく考えたら、いくらアピールしたからといってたかが1勝で大晦日切符が手に入るわけではない・・・だが、ほぼ”当確”だといわれる選手は山本KID徳郁所英男。さらに高谷裕之は「大晦日にビビアーノの野郎と再戦しないと収まらない」とか言ってるし。


つまりフェザー級
ビビアーノvs高谷(再戦)
KID徳郁vs所英男
そして前田が・・・あれ?相手がやっぱりいないや(笑)

まあこのへんは流動的で、KIDの海外修行は長引くかもしれない。ビビアーノはストライクフォースやはUFCに行ってるかも知れない(笑)。カードはなお流動的であり得るのだ。
前田vs所は個人的にはかねてからの待望カード。KID対前田は、KIDが「組みしやすし」とみなせば案外あり得るかもしれない。

なんにせよ、どんな形であってもチャンスが広がればいいと思う。大阪大会は、それほどの一勝だった。


そうそう、それに加えて宮田和幸もいる。DJ.taikiもいる。これらがDynamite!にぜひ出て欲しい!カードを空けています!となるほど支持が集まるというのは(KID、所を除き)ちょっと楽観的すぎる見方だが・・・

【個人的希望】
前田吉朗vs所英男
高谷裕之vsDJ.taiki
ジョー・ウォーレンvs宮田和幸
山本KIDvs今成正和

10月興行から(2)桜庭和志「今なおトップ」と証明・・・だが「一か八か」の戦術は&安全議論

40歳にならんとしている桜庭和志が、ゼルグ”弁慶”ガルシックの拳の嵐に耐え、愚直なサブミッションで勝利を文字通りもぎ取った。
「弁慶」に勝利するには、♪ここかと思えばまたあちら・・・のヒット&アウェー方式だと京都の五条大橋の前例は伝えていたが、こんなやり方もあるんだ(笑)

http://tsudureya.blog51.fc2.com/blog-entry-1283.html

・・・こういう試合があるから格闘技観戦はやめられない。
試合後のマイクを含めて桜庭の良さが出まくった試合だったんじゃないでしょうか。
なんか生きていく勇気というか元気を与えてもらえた気がします。

この試合こそ勇気のチカラじゃないですか。

もはや往年の強さは戻らないといわれていた選手が、強さを見せ、結果を残す。
今回の10月興行で、それができなかった光景もみた(後で書く)ので、より美しかった・・・。



ただ、勝利の価値は宝石のように輝いているものの、ふたつ論点がある。
それは、わたしのよく書くたとえだが、文字通り今回の勝利は「桂馬(※跳びぬけた一点を持つ選手の特性)が銀将を取った!」的な勝利だよなあ、ということ。ゼルグをランク的に銀将とさせていただきました。
「これに勝ったから次はメイヘムだジャカレイだとなると、ちょっと違う」というササヤンのお言葉、それは確かに正しいと思うっす。


そういえば煽りビデオなどでも、「桜庭は衰えた、それは認める。ではそれに見合う相手って?」がテーマで、これはもはやタブーではなかった。ついでにルビン・ウィリアムズはいくら何でもアレだった・・・というのは主催者含め、みんな思いが共通しているっぽい(笑)。


次はグレイシー、というのも、
http://d.hatena.ne.jp/lutalivre/20091026#1256540848
でいうように結果的につりあうなぁ、という感想を持つ。



もうひとつ。
http://www.nikkansports.com/battle/news/p-bt-tp0-20091026-559480.html
によると、セルグは86発のパウンドを桜庭にあの体勢から落としていた。
MMAにおいて、相手は渾身の力を込めて関節技を絞り上げ、こちらは動きを止めた相手に打撃の雨を降らせる・・・という光景はまま見られる。


格闘技を「決闘」の立場で見たら、最終的に極めた以上はそれを続行させた判断が正しかった・・・ということになる。止めるというのは「極められずに戦闘不能になることが予想できて、その前に止めた」ということじゃないと認められん、との考え方というか。


しかし実際の考え方としてはどうだろう。ああいう場面でそれでもなお極めることが可能でフィニッシュだ!というのは10回に1回の割合で、そのために残り9回、本当はもっと早く止めてよかった場面であそこまで粘らせるのが正しい、ってことになると厄介だ。


まあ「レフェリーが一番の至近距離から、『まだ桜庭はやれる』と見たので止めなかった。レフェリーの知識と経験と判断力のたまものです」というならそれに反論しようもないのだが。
桜庭の、HERO'S登場初戦なんかが否応なくダブるが、あのときストップが遅いと批判した前田日明なんかはどう見てたのかな。


関節技なんかで完全に極まってないのに見込み一本をとるような競技もあって、その場合「極まっていようがいまいが、その体勢に入られたこと自体を負けとみなしているんです」というような考えがある。桜庭が最終的に極める位置を保ち、余力があろうが「弁慶が86発のパウンドを落とせた、その体勢に入られたこと自体で負けなんです」というふうな発想で止めるというのも、仮にあったらそれはそれでひとつの理屈という気はします。その裏返しで、弁慶の一本負けを、その前の段階で「その形に入られたから」といって宣言するって考えもありそうだが。


さらに言えば、武田幸三があの試合で、最後の最後に逆転の一発を当ててKO勝利でもしていたら、「あそこまで武田の負けを宣告せず、彼の闘志を感じ取って完全燃焼させたレフェリーはすごい!」となるのか、どうか。
前田日明角田信朗とは仲がいいが、レフェリングの話を聞くなら武田戦のレフェリング評価も語ってもらいたい。


補遺 橋本宗洋コラム

と、これを書き上げたら
http://d.hatena.ne.jp/N-Hashimoto/
がアンテナで浮上していた。そのコメント欄に・・・・・・

BJCペン 2009/10/28 02:41
KamiproMove拝見させて頂いております。よくぞレフェリングについてハッキリ間違いだ、認められないと書いて頂けました!

あれ、毎週水曜更新のkamipro携帯サイト・橋本コラムがもうUPされている。まさに当方が今書いた話と、テーマが重なっていましたよ。


武田幸三引退試合について

「レフェリーは武田のダウンを取らなくなる。明らかにダウンに見えるシーンが2度あったのだが・・・」
「レフェリーはダウンを宣告せず、立ち上がるように促したのだ。どう見ても変だった」
「これが”思惑”に見えてしまうのだ」
「”引退試合で最後までたち続けた武田”という感動的な場面を”演出”しようと・・・」
「これは格闘技への、というより人の命への冒涜だ。」

===================
■桜庭vs弁慶について

「弁慶のパウンド連打で、本当にストップしなくてよかったのか」
「物議をかもしてしまう内容だったことは間違いない」
「思惑を感じてしまう人がいてもおかしくはない」

ちなみに、「ジャカレイ戦やメイヘム戦はおかしい」というササヤンコメントに対しては、納得した私とは違い

「ちっともおかしくないだろう。選手は強さと勝利を追求するものだ。(略)まさか笹原さん、桜庭がジャカレイやメイヘムとやってもファンは興奮しないと思っているんだろうか」

と異議を述べている。


付記2 武田幸三引退試合を裁いた、角田信朗ブログは

http://ameblo.jp/kakuda-nobuaki/

(略)
判定
レフェリング


賛否両論あると思います

ちょっと軽率には語れないんで

しばらく時間下さい

ただ
僕らはいつも
信念を持って行動している

それだけは
ここに改めて明言・・・(略)

「産経新聞の新星」福島香織記者が退職。人材を適所に置かなかったほうが悪いわ。FAで再び中国へ!

http://iori3.cocolog-nifty.com/tenkannichijo/2009/10/1130-6cec.html
経由で知ったのだが、”あの”福島香織記者が退職だって。
http://fukushimak.iza.ne.jp/blog/entry/1282105/

ツイッターでさきにつぶやいてしまいましたが、実は11月30日付で退職することになりました。家庭の事情やらなにやらが重なったところへ、早期退職制度の募集があったので、利用させていただきました。(略)
初めての失業経験です。どきどき。失業のあとはワーキングプアの道、まっしぐら??かもしれません。とりあえずは、早期退職制度なので、それなりの退職金が上乗せされますから、すぐに飢え死にすることはなさそうです。失業保険も240日出るそうです。


まぁ、中国語を使いこなす「北京に置かれた日本の目」をわざわざくりぬいて、東京の政治記者にさせるという新聞社の方針が・・・大物の素養を見たからこそ、ジェネラリスト養成のためにそうしたのかもしれんが・・・やはり読者にとっても本人にとってもマイナスだったのでは。
この記者が会社を辞めたのなら、同業他社がバラの花束を持って門前市をなし、「ぜひとも特派員に」「いえいえうちは総局長で」となるのが当然だろう。彼女にすぐに席を譲るべき中国特派員は、片手では足りない(笑)

なんにしても、適材適所が一番大切なことよ。


ああ、そういえばサンデー毎日が貴重な名文中国ウォッチャー・上村幸治のコラムを終わらせやがった。「ハンパに読むものがあると皆さん大変だから、この雑誌の全部を読むところが無いようにしておきます」という親心だろうか(笑)? 佐高信コラムは残しているそのセンスが素敵だ(笑)

わたくしめの提案としては
上村幸治×福島香織の対談本を、新しい職場を福島氏が決めて、中国総局長として生活拠点を再び海外に移す前に作って欲しいんですが、こんな企画はいかがでしょうか。

「司馬遼太郎が昭和を語る」番組再放送(教育テレビ)「坂の上の雲」の番宣をかねてるね

おなじみメール情報

あす10月28日(水)午後8時−8時45分、NHK教育
「ETV8 司馬遼太郎 雑談『昭和』への道」が放送されます。

教育テレビ50年を記念したアンコール放送。本放送は1986年5月19日。

「JIN」にあわせてコレラ対策史を紹介。「風雲児たち」より

昨日、なぜか「JIN あらすじ」での来訪者が多かった。1話、2話ではほとんどなかったのに、じわじわ人気が出てきたのだろうか?そりゃちょっと楽観的かな。
で、2,3話はコレラ対策に、仁が緒方洪庵らと取り組む話をやっていた。
コレラは我々には縁が無くて、自分も対策はこの漫画で知ったんだけど、要は下痢と嘔吐で水分を失って衰弱死するのだから、体液に近い形で塩分や糖分をまぜた水をがぶがぶと補給していけば自然治癒まで病気を乗り越えられると。

まあ当然、スポーツドリンクのような栄養のある水という概念があるはずもなく、仁の活躍もSF、フィクションなのだが、ちょうど欧米でもコレラ対策がそろそろ生まれようか、というところだったらしい。

みなもと太郎風雲児たち」ではボンぺが初期治療を伝える。


ボンペの治療法はまだ不確定な部分が多かった(キニーネ服用など)けど、塩水を飲ませるというのはまぁまぁのところだったのだろう。まだ「細菌」も完全には見つからず対症療法、試行錯誤の経験則から生み出すのだからこれでも上出来なのだ。
にしても、発展途上国キャンプでも水の清潔さなどが保たれればコレラの死亡率1%、というのはすごいことだね。