昨日、なぜか「JIN あらすじ」での来訪者が多かった。1話、2話ではほとんどなかったのに、じわじわ人気が出てきたのだろうか?そりゃちょっと楽観的かな。
で、2,3話はコレラ対策に、仁が緒方洪庵らと取り組む話をやっていた。
コレラは我々には縁が無くて、自分も対策はこの漫画で知ったんだけど、要は下痢と嘔吐で水分を失って衰弱死するのだから、体液に近い形で塩分や糖分をまぜた水をがぶがぶと補給していけば自然治癒まで病気を乗り越えられると。
まあ当然、スポーツドリンクのような栄養のある水という概念があるはずもなく、仁の活躍もSF、フィクションなのだが、ちょうど欧米でもコレラ対策がそろそろ生まれようか、というところだったらしい。
ボンペの治療法はまだ不確定な部分が多かった(キニーネ服用など)けど、塩水を飲ませるというのはまぁまぁのところだったのだろう。まだ「細菌」も完全には見つからず対症療法、試行錯誤の経験則から生み出すのだからこれでも上出来なのだ。
にしても、発展途上国キャンプでも水の清潔さなどが保たれればコレラの死亡率1%、というのはすごいことだね。