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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

「やりたい人がやるだけで、反対の人はしなければいいだけ」の論理が適用されるものとは。夫婦別姓、あるいは着床前診断。

不妊治療の着床前検査を条件付き容認 日産婦、反復流産など対象


 体外受精させた受精卵の全染色体を調べて異常のないものを母胎に戻す「着床前検査」について、日本産科婦人科学会(日産婦)は23日、不妊治療に一定の有効性があるとして、反復流産の女性などに限って導入する方針を明らかにした。不妊治療として条件付きで認めることになる。今後、実施施設の要件や対象者の範囲などを検討する。

news.livedoor.com

出生前診断より、少し早いことで、「生命とはどこから生命なのか」といった議論にも繋がっている着床前診断


これに対して、考えたことは題名の通り。

・賛成の人がやるだけ。反対の人は、自分達がしなければいいだけ。
・そういうことに反対し、やりたい人を制限する理由はない

いわゆる、選択の自由とか愚行権の話で、近代はこれが適用される範囲を拡大していく歴史だった。(それを「やりたい人がやるだけで他人には影響しない、といっても伝統とか常識があるだろう」で規制してるのが非近代)



よくここでも、ほかのところでも引用される、NZ議員の同性婚賛成演説だが、言うまでもなくこれは同性婚に限らず「やりたい人がやるだけで、やりたくない人はしなければいいだけ。他人には関係・影響がないもの」すべてを擁護する普遍性のある演説内容なのです。

…私は約束しましょう。水も漏らさぬ約束です。明日も太陽は昇るでしょうし、あなたのティーンエイジャーの娘はすべてを知ったような顔で反抗してくるでしょう。明日、住宅ローンが増えることはありませんし、皮膚病になったり、湿疹ができたりもしません。布団の中からカエルが現れたりもしません。明日も世界はいつものように回り続けます。だから、大騒ぎするのはやめましょう。この法案は関係がある人には素晴らしいものですが、関係ない人にはただ、今までどおりの人生が続くだけです。

www.huffingtonpost.jp


有名ブロガー FINALVENT さんは、もっと端的にこういうツイートをしている。


 
リベラリストであるかないかの、簡単なチェック項目は、「愚行権を最大限、認めようとすること」、そして、その結果、「社会が不快になり、美しくなくなる状態に耐えること」

で、もとの話に戻るわけだが、



着床前診断」を多くの人ができるようになったとしても、それは夫婦、妊娠した人たちの一部、それを「やりたい」と望む人が行うことであろう。
やりたくないひとは、やらない。


「明日も太陽は昇るでしょうし(略)…世界はいつものように回り続けます…関係ない人にはただ、今までどおりの人生が続くだけ」だけではありますね。



しかし、「やりたい人がやるだけで、反対・やらない人はやらないだけ。だから規制する理由はない」を超えたロジックがどこかにあるのかもしれない。
それは伝統か、神の前の正義か。
そういう人たちの一部も、着床前診断出生前診断などに強く反対しているのも事実だ(同性婚などと同様に)。