あまり本気で検討した訳でない与太話的連想として…
ここでの「かの戦」は言わずと知れた長篠合戦。
自民に激震「比例重複認めず」 非公認対象広がる 党勢後退すれば首相の責任問題も
2024/10/6 20:15
石破茂首相(自民党総裁)が政治資金収支報告書に不記載が確認された自民党議員を次期衆院選で公認した場合でも、比例代表との重複立候補を認めない方針を固めた。重複立候補できない非公認の対象も従来より広がる。衆院選を前に有権者の不満を抑える狙いがある。ただ、当選の確率が下がるだけに自民議員の動揺は激しい。深刻な党勢後退を懸念する声も強まっている。
「(世論調査などで)地元から説明責任が評価されていないと判断された議員は非公認となる。厳しい判断だ」。自民幹部は首相の決断についてこう語った
(略)
自民重鎮は「公認問題は決着済みだと聞いていたので総裁選で首相を応援した。話が違う」と語気を強めた。不記載事件に関与した議員が多い旧安倍派を狙い撃ちした動きとの見方も広がっている。首相は生前の安倍晋三元首相と距離があったためだ。重複立候補の道を断たれた旧安倍派中堅は「しこりは残る。政権を支えようと思っていたが無理だ」と吐き捨てた。
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これへのブクマコメントだったというわけです
武田勝頼は長篠の戦いで敗れたけど、「実は自分にも楯突けるような信玄以来の老臣が多数いなくなったので、その後の権力基盤はむしろ強化された(だから実はその後領土拡大してる)、という話をちょっと思い出した
この話は、いよいよ最終章も大詰めとなりそうな、重野なおき「信長の忍び」長篠編でも書かれてたはず。
馬場信房が死を覚悟した闘いの前に「我らがいなくなった後こそ勝頼様の本番です(その本番のために、絶対に勝頼軍本隊の撤退を成功させる)」みたいな…
まあその後の「甲州崩れ」の顛末でもあるんですけど「自分たちの中で権力基盤を確立するのは重要だけれども、その間に外敵にさらに勢力を拡大されて攻撃されたら一番まずい」わけだが…今回はそうなるか、どうか。それは外敵(野党)が「織田・徳川」なみにうまくやれるか、でもあります。
この「ちょっと目障りで、裏切りが心配のやつは厳しい戦場に放り込め。勝って帰ってくれば我らの利益になるのでよし。負けて消えてしまえば、それはそれで厄介ごとが無くなる」というメソッドは、元寇がそもそもそうだったんじゃないか?という説もあり、「アンゴルモア」でも描写されていました。
」