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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 報道、記録、文化のために

「○○、お茶持ってこい!」「●●の湯」「いやー、この前うちの◇◇と来たらこんな失敗して…」~師匠が弟子を売り込む、粋な気遣いの話

この話を受けて思い出したことを、自分もポストした

ja.wikipedia.org

「お呼びでない」誕生秘話と、植木との師弟関係

植木は、自身の代表的なギャグ「お呼びでない」について、多くのインタビューでは次のような趣旨の発言をしていた。


小松が植木の付き人時代、『シャボン玉ホリデー』(日本テレビ)でのショートコントの最中に勘違いをして、出番前ではないのに「出番です」と植木に言ってしまい、植木がつい舞台に出てしまった。当然、周囲は植木の場違いな登場に唖然としたが、その瞬間に植木は機転を利かせて「お呼びでない……? ……こりゃまた失礼致しました!」とアドリブを放った[23]。傍で見ていたプロデューサーはこのアドリブに大笑いし、以後、「お呼びでない」は毎回のように使われるギャグとなった。


青島幸男も引用していたこのエピソードについて小松自身は、「自分は(付き人になる以前の)サラリーマン時代にあのギャグで大笑いしていた」[24]「あの聡明な植木等が、いくら私に言われたからといって、自分の出番を間違えるはずがありません」と語るなど、小松の名を売り出すために作ったエピソードを、何度も語っているうちに植木本人も信じ込んでしまったものだとしている。植木の「お別れの会」での弔辞でも、以下のように発言をしている。



「『お呼びでない』は小松がきっかけだとオヤジさん(植木)はおっしゃっていたようですが、私はオヤジさんの出番を間違えるようなことはしていないと思うのです」[25]


その上でこの様に締めくくっている。



「事実でなくても、自分のため(小松を売り出すため)に作ってくれたエピソードであり、本当に感謝している」[25]


これに類する挿話を、もうひとつだけ読んだ記憶がある…のだが曖昧なんだよね。というか、この話を聞いて「そうか、弟子や後輩を売り出すためにはこういうことをするのか」と感心して、その連鎖反応で上の小松政夫植木等の話が印象に残っているんだ。


○○という大物芸人が、友人だったか弟子だったか付き人だったかのXXという人を売り出すために、人気番組(人気コーナー)に■■という役(役割)を設定する。
その役は不要と言えば不要だが、まあ確かに一種のアクセントになり、面白いものだった。
首尾よく、計画通りにXXは「■■の人」と顔が売れ、人気が出るようになった…という。


誰だったかなあ。「立川談志毒蝮三太夫笑点の「座布団運び」誕生秘話)」である可能性はもっとも高いんだけど、「ハナ肇と誰か」だったような記憶もある……。


漫画界でもこうやって「弟子の名前を売ってあげたい」と師匠は心配りする。

たとえば

ブラックジャック創作秘話 伴の湯(5巻)

 
 
これとか。

畑先生の次回作にご期待ください

※じゃっかん違うものが編集の過程で紛れ込んでしまいました。お詫び申し上げます