INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

大晦日カードが何か決まったが,そんなの副題「勇気のチカラ」に持ってかれた!

http://www.k-1.co.jp/
『FieLDS Dynamite!! 〜勇気のチカラ2008〜』
勇気のチカラ
勇気のチカラ。
いま思わず、はてなキーワード作っっちゃったよ。

わははははは。
だれが考えたんだろう。
だれがこれを候補に選定したんだろう。
だれが最終決定したんだろう。
だれが承認したんだろう。

「成功には100人の父親が名乗り出るが、失敗という子は孤児である」(ジョン・F・ケネディ

まあこのへんの謎はだれか「格闘秘宝館」にやってくる笹原さんに聞いておいてください。
http://d.hatena.ne.jp/aohoshi/
http://www.fight-hihokan.com/

んで、PPVは「Dynamite!」だからやらないんだよね。

PPVを見るために大晦日は田舎に帰るのが遅れることが多かったが、今回はまあ早めに帰れるよ。
でも、森進一が「おふくろさん」を紅白で歌うことになったらどうする??
今後、この問題の進展も見守らねばならない。
晦日の裏番組での大きな動きは、そのまま格闘技ニュースの一部なのでみな情報を持ち寄ろう。


ま、その前に「今回はPPVはありません」というのも確定したい情報なので、格闘技のネットメディアも活字メディアもここにだれか触れてほしい。そういう企画はあるのか、検討中なのか、はなから誰も予定して無いのか。
「ーーーーは無い」というものにもニュース価値があるという、そういうものもある。今年一年、PPV関連ではだいぶそれをネタにさせてもらったし(笑)。

ついでに桜庭和志vs田村潔司も決まったとか。

いいんじゃないですか。楽しみです。



・・・とだけ書くのも味が無いので続けると、数日前、堀江ガンツ氏がkamiproハンドで「桜庭vs田村」の可能性を書いていた。可能性というか、「それを希望したい」という感じの表現だったが、たぶん何らかの情報をつかんだ上で、ぼかす形で書いたのだろう。ワシントンや永田町のスクープコラムニストもよく使う手法だ。
DREAM側からの情報か、それとも信頼関係が厚いといわれる田村側からの情報か、とにかくスクープでした。

長島☆自演乙☆雄一郎、またブームに加速。賞味期限内に何をなせるか。

http://ameblo.jp/jienotsu/
このブログで、この前22万人が来訪したって騒ぎになったが、情報によると今度はあっさり、一日66万人の来訪者があったんだって。
すごいブームだな。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081112-00000253-sph-ent

小島よしお、子供に「懐かしい」と言われ危機感いっぱい

11月12日14時35分配信 スポーツ報知

 お笑いタレントの小島よしお(27)が12日、都内で15日公開の映画「ダイアリー・オブ・ザ・デッド」(ジョージ・A・ロメロ監督)のイベントに出席した。
(略)
 昨年「そんなの関係ねえ!」で大ブレークしたが、最近は「もう危機感しかない。営業でネタをやると、一番前の子どもに『懐かしい』と言われる」と、うなだれていた。

いや、ついつい「関係ねえ」トピックを張ってしまった(笑)。
でも、ハッスルのHGたちもネタにしていたけど、10年20年前と比べて、とくにお笑い界は一時期燃え上がったやつらへの熱が冷めるの早すぎ。昔は一回ブームを作ったら、けっこう余熱で食ってけた気がするんだが。ちとせとか。
プロレスは80年代、90年代の人気者はまだその余熱で食ってるのに。(それもそれで問題か)
「おれが昔
 維新軍だったころ
 辰っちゃんは正規軍だった
 平田は魔震軍で
 鶴見は国際血盟軍だった」
わかるかなァ。そのまんまだなァ。イェイ。

えーとなんの話だっけ。そうそう長島の話だったな。フルネーム書くの疲れるよおまい。
格闘技は、実はお笑いやプロレスより甘いところがあって、試合に(いい内容で)勝ち続ければ、キャラクターの人気はその分ながーく保てる。簡単なこった。秋山成勲だってそれを実践しているじゃないか(笑)。
実は長島ブームをきっかけに、NJKFという団体そのものへの公式サイトアクセスや、取材・問い合わせも急増しているという。
ああいうキャラクターだから、団体の関係者やコアナファンの中には苦々しい思いをしている人もいるだろうけど、「やつ目当てで来た奴らに、ホンモノを見せてやるぜ!行きは長島ファン、帰りは俺のファンさ!!」というような気概で他の選手がやってもらえればいい。
と、けっこう無責任な正論を言って放り出しておわり。
対比の妙を狙うというのもいい。
たとえばこの前、長島は初音ミクのコスプレで入場したという。相手はそれに対抗して、菅井きんのコスプレで入場する。

余談

ミクシイで聞いた話だから自分で調べて無いが、このタイトル戦が話題を呼ぶ前の試合直後、格闘技系ネットメディアはほぼ、この入場の元ネタが分からず全滅状態に陥ったらしい。正解だったところが一箇所だけあるらしいのだが、よく考えるとだからといって自慢にならん気もする。

「長島☆自演乙☆になれなかった男〜」佐藤光留のちょっといい話。

いや、なりたいのかどうかは未確認だが。
ただ、彼の方向性は決して間違っていなかった(?)ことが今度の騒動で証明された気がする。
ただ好漢惜しむべし、彼はそのままランキングを駆け上り、タイトルを手にするという長島のようなことができなかった。そんだけだ。
そこが一番重要だといわれりゃまあそうだが。
ただ、最初にメイド服でのスパートかを公開、それがパンクラスのHPのトップに張られたときはやっぱり相当のアクセス数を稼いだという。ただ、その担当者はのちにピースボートで自分探しの旅に出かけた・・・と週プロの佐藤コラムにはある(ネタだよね?よね?)。

このコラムは、以前から当道場が何度か指摘していた、佐藤の知性と文才が垣間見られて(以前はその才をすべて「いかに訳わかんなくするか」につぎ込んでいた)楽しいのだが、以前何度か聞いていたが、ここであらためて読んだ、師匠鈴木みのるとのエピソード。

今、佐藤光留はみのるいの後を追うように、
格闘技の仕切りを飛び出して、プロレスの世界に挑戦している。


この前に佐藤は鈴木に「何かアドバイスをくださいよ」とお願いした。世界一性格の悪い男こと鈴木みのるは最初「お前なんかにアドバイスなんてするか」と冷たかったんだが、ふと考え直したのだろうか。

鈴木(佐藤に向き直って)「そういえば・・・・プロレスに来るお前に一つだけ言っておくことがある。」
佐藤「はい。なんでしょう」
鈴木「俺の名前は出すな。」


佐藤は実は私が確認する限り、5つほど自分の体験談や道場で見た師匠、先輩、後輩をひとつの起承転結がついたストーリーで語る「すべらない話」を持っている。意外な才能だが、まあ今はそれを週プロの活字で発揮してほしい。喋りのほうが魅力が伝わるのだが、そんな場は無いし。

訂正します。二階俊博大臣の「失言」はありませんでした(ある意味で)※【追記】あり

「政治の立場で申し上げるなら、何よりも医者のモラルの問題だと思いますよ。
忙しいだの、人が足りないだのというのは言い訳にすぎない」(二階俊博経産相

いま思いつきましたが
「ニカイ(二階)にスジが通ってなかったので、サンカイ(産科医)が崩壊します」

とまあ、これは面白いんですけど(自己認定)、それはそれとして、
http://d.hatena.ne.jp/Yosyan/20081112
を基に、昨日のエントリ(http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20081112#p1)で紹介した「二階失言」、について訂正します。
「二階失言」は存在しませんでした。


え?なぜですって??(ウルトラセブンメトロン星人編のナレーター調)
主流メディアが「失言」と見なさず「今後論議を呼びそうだ」というような煽り記事も出てこなかったので、そう報じられない限り、日本語として、実際の発音として何を発しようと「失言」は世の中的に、存在しないのです。
二階先生には、たいへん失礼いたしました。

【追記】リンク先に、同じようなネタが上がっていました。

産科医絶滅史66巻
〜3Fを 2F見下げる おぞましさ〜
(さんかい(産科医)を にかい(二階)みさげる おぞましさ)
   

【追記】本日13日、二階大臣は国会内で発言を撤回。「失言」となりました。
ではこの発言、失言なのにメディアは失言だと気づかなかった?ということになりましょうか。要検証。

米国軍人にはどれぐらいの言論の自由があるのかについての二つの資料

昨日、コメント欄でいただいた情報
上は昨日のエントリで内容は紹介したが、場所が分からなかったものに「これですね」と教えてくれたという意味。

atusixxx 2008/11/12 10:32 >日経のどこかのコラム
これですね
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20081104/176177/?P=1

僕もこの記事を感心して読んだくちですが、真っ向から対立する説もあるようです。
http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2008/11/post-11e0.html

下のと上のは、ひょっとしたら矛盾は無いのかもしれない。
詳しい人が、もっといろいろ例を提示してくれるかも。

ところで、プラスして石破茂ブログに反響が大
http://ishiba-shigeru.cocolog-nifty.com/blog/2008/11/post-a879.html

『この装備にはこのような問題がある』『今許されている権限ではこのような場合にこんな対応しか出来ない』ということは実際に行動する諸官にしかわからないのであり、それについて政治に対し発言することは、諸官の権利であるとともに、文民統制を実効あらしめるための義務でもある」
と述べてきました。
 田母神氏前空幕長は、航空自衛隊の雑誌「鵬友」への寄稿「航空自衛隊を元気にする10の方策」の中で私のこの発言に触れておられますが、私は、装備、権限につき、専門家である自衛官の意見を文民統制の主体たる大臣に述べることを求めたのであり、歴史観憲法観についての発言を公の場で為すことを促したのではありません。

これは言う先が「大臣に述べる」か「公の場でする」かの違いが8割がただと思うけど「具体的な政策」は言っていいが「憲法観や歴史観」はよくないって、逆なんだろうと思っていたので驚いた。
あと、ヤフーアンケートに答えるのはありですかね(笑)


そういえば、例えば自衛官は「呉智英の封建主義を支持する」とかも言ってはダメだな。
個別の政策に対して仮に全面服従しても「人権・民主主義」の根本概念を認めていないことになる。もちろん政府見解にも反する。


【追記】政府見解と違う例、といえば、一年ほど前か、朝日新聞若宮啓文氏が

 ところで、竹島が「我が国固有の領土」かどうかは日韓の相違だけでなく、実は日本の中にも長い論争がある。政府見解を否定する研究者も少なくないのだ。

 いまは島根大の内藤正中名誉教授らがそうだ。明治政府は竹島を韓国領だと・・・

( http://cloudkimagure.blog.shinobi.jp/Entry/346/ のコメント欄で読める)

島根大にも所属していた人ですね。この人もかつては公務員だ。
まあ、それはどうでもいいわ。例えば架空のA空幕僚長が「私は若宮氏の主張に賛同する。竹島は譲り友情島に」とか「本を読んで、内藤名誉教授の意見が正しいと感じた」ということを文章にして発表したとする。
虚心坦懐に「これなら役職を解かれてもしゃーない」と思うか「意見を発表しただけなのに、解任なんておかしい」と思うか。懲戒処分に関しても。
要は今回、空幕長の「歴史観・国家感」の内容を一旦実際のものから外し、「政府見解と異なる」説に一般化し、自分の共感できる思想、共感できない思想、トンデモだと思うもの思わないものすべてでシミュレーションしてみる。
その結果をすべてをあわせて、今回の騒動の役職解任に対する部分は構築したほうがいい。田母神論文の内容は「第二部」で批判なり擁護すると。