いや、なりたいのかどうかは未確認だが。
ただ、彼の方向性は決して間違っていなかった(?)ことが今度の騒動で証明された気がする。
ただ好漢惜しむべし、彼はそのままランキングを駆け上り、タイトルを手にするという長島のようなことができなかった。そんだけだ。
そこが一番重要だといわれりゃまあそうだが。
ただ、最初にメイド服でのスパートかを公開、それがパンクラスのHPのトップに張られたときはやっぱり相当のアクセス数を稼いだという。ただ、その担当者はのちにピースボートで自分探しの旅に出かけた・・・と週プロの佐藤コラムにはある(ネタだよね?よね?)。
このコラムは、以前から当道場が何度か指摘していた、佐藤の知性と文才が垣間見られて(以前はその才をすべて「いかに訳わかんなくするか」につぎ込んでいた)楽しいのだが、以前何度か聞いていたが、ここであらためて読んだ、師匠鈴木みのるとのエピソード。
今、佐藤光留はみのるいの後を追うように、
格闘技の仕切りを飛び出して、プロレスの世界に挑戦している。
この前に佐藤は鈴木に「何かアドバイスをくださいよ」とお願いした。世界一性格の悪い男こと鈴木みのるは最初「お前なんかにアドバイスなんてするか」と冷たかったんだが、ふと考え直したのだろうか。
鈴木(佐藤に向き直って)「そういえば・・・・プロレスに来るお前に一つだけ言っておくことがある。」
佐藤「はい。なんでしょう」
鈴木「俺の名前は出すな。」
佐藤は実は私が確認する限り、5つほど自分の体験談や道場で見た師匠、先輩、後輩をひとつの起承転結がついたストーリーで語る「すべらない話」を持っている。意外な才能だが、まあ今はそれを週プロの活字で発揮してほしい。喋りのほうが魅力が伝わるのだが、そんな場は無いし。