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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

秋山復帰、ホンマン”腸蹴り”…これ格闘技専門誌がどう扱えというのだ。つうか踏み絵か?

・・・「HERO’S KOREA 2007」の開催発表会見をソウル市内の新羅ホテルで開き、昨年大みそか「Dynamite!!」の桜庭和志戦以降、無期限出場停止中の秋山成勲の復帰を発表。秋山・・・記者会見に出席した。

 桜庭との対戦で体にクリームを塗ったという理由で無期限出場停止処分となっていた秋山は今年1月の謝罪会見以来、久々の公の場。「久しぶりに韓国に帰って来れて本当に嬉しい。ファンの皆さんに本当に申し訳ないと思っている。リングに復帰することができるようになったことは韓国ファンの声援があったからだと思う」と・・・


この話については韓国で復帰させる、というk-1の作戦勝ちかもしれんが、この話および「腸蹴り」を、どのように書けばいいの?最初に書かざるを得ないのが「格通」か。
こりゃ、先行者利益ならぬ先行者不利益だな。
元編集長・谷川貞治氏が社長なんだから、それなりに厳しく書いても取材拒否とかは無いと思うが・・・技術解説がめっきり植えた格通、「腸蹴り」もいち早く過去に伝えた記録もあるという。
あらためて解説とかすりゃいいのでは。

その結果「やっぱアレ、腸蹴りとはべつもんだわ」となると、そりゃまずいのだが(笑)


ところで日本のスポンサーは?

韓国の大会は韓国のスポンサーがつく(と思う)のだが、問題はその後のHERO'S、いや 日程的にいうとDynamite!は…この秋山問題が影を落としたりしないのですかね?
アメリカ大会に続き、4か月連続契約純増1位の携帯電話会社がつくのかしらん?
もう日本での反発もあまりないのかな。

エバンゲリスタ・サイボーグも参戦。誰の相手?

http://gameandmma.blog29.fc2.com/blog-entry-842.html
リンク先でも言っているけど、彼は敵役として呼ばれるのでしょう。
デニス・カーンユン・ドンシクと闘ってもいいだろうし、秋山との試合もここことに至ればあり得るかもしれない。そういえばメルヴィン・マヌーフと大激闘のどつき合いをしたこともあったんだっけ。
桜庭和志も、まだPRIDE時代に自分は「桜庭vsサイボーグをやったら?(サクが勝てそうだし)」みたいなことを書いたよ。

熊久保英幸氏のブログ仕様はなぜああなのか。技術的問題?

熊久保英幸のGBR格闘技日記
http://blog.livedoor.jp/gbrkuma/

今日、彼のブログを見に行ったのは、「ブログを持っている専門家の『腸蹴り』『秋山復帰』評一覧」でも作ってNHBニュースに投稿でもしてみようかな、という邪まなものであったことは内緒だが(笑)、それはストップ。

それ以上にあらためて気になったことがあるからだ。
http://blog.livedoor.jp/gbrkuma/archives/2007-09.html?p=1
のたとえば9月21日が典型だけど、ひとつながりの文章が二つの短文にぶつぎりになっていて、しかも下から上に続いてるんだぜ。
おそらく、何かの仕様だと思うんだが、いちおーこれもライブドアのブログのはず。
ライブドアブログのいろんなスタイルは、僕はハッキリいってあまり好きではありませんけど、さすがにあんな形式じゃないとテキストをUPできないようなことはありえないだろう。
ましてやあのスタイルが気に入っていて、敢えてああしているとも考えにくい。
読みにくさが、アクセスを妨げているような気もする。せっかくの有名ジャーナリストブログなのに。


まあ他人様のブログの形式をどうこういうのも何でして、余計なおせっかいだが、
ブログの仕様に詳しく、格闘技好きなクマクマンボファンがいたらだれかアドバイスしてあげてください。コメントできますよ。俺は具体的な技術はわからん。
熊久保英幸キーワード登録しました(とっくにしてると思ってた。これは失敗)

上杉隆vs週刊現代。現代は雑誌で、上杉氏はブログで反撃…これが噂の「取材の可視化」だ。

また上杉ブログネタ。これが最後になると思うけど。
http://www.uesugitakashi.com/archives/51105071.html

『官邸崩壊』の著者略歴によれば、上杉氏はNHK報道局勤務、衆議院議員公設秘書、ニューヨークタイムズ東京支局取材記者を経て、現在にいたった華麗なキャリアの主。が、この経歴の『NHK報道局勤務」について当のNHKは大変ご立腹だという。
(中略)
 上杉氏のいう「記者見習い」とはアルバイトではないのか? なぜ経歴に「NHK報道局勤務」と書くのか? 上杉氏本人に話を聞いた・・・

てな記事にまとまった週刊現代をみて、上杉氏はこう反論。

「彼は、その後も3年連続で試験を受けたが、すべて落ちたとか」
あの〜、3年連続って、年齢が合わなくなると思うんですけど……。

・「『記者見習い』とはアルバイトではないのか?」
あの〜、NHKの記者は採用から半年間、全員が「記者見習い」なんですけど……。

う〜ん、おそらく、ちゃんとしたルートで採用されていない「NHK関係者」がコメントしているんでしょうね。・・・


内容自体はひたすらどうでもいい争点だが、これが

佐々木俊尚 ジャーナリストの視点
毎日新聞連載「ネット君臨」で考える取材の可視化問題」
http://blog.japan.cnet.com/sasaki/2007/01/post_10.html

で提起された問題意識に接してから見てみると、格段に面白くなる。
つうかこれだけ名があるジャーナリストと雑誌が、これだけ騒いでバトルすることが珍しいからね。

イチロー首位打者逃すも、最近全年代を通じた「偉大さ指数」を誰かが作成?

イチロー首位打者ならず「完敗です」
 【マリナーズ4−2レンジャーズ】マリナーズイチローは、3打数1安打で7年目を終えた。両リーグ最多の238安打も打率は・351で04年以来の首位打者はならず。最終的にタイガースのオルドネス(・363)に1分以上の差をつけられ「完敗です。(相手が)素晴らしいと思う」。



イチロー「やりきった」
 7年目のシーズンを終えたマリナーズイチロー外野手(33)は「やりきった。自分で負荷をかけていったシーズンと、それを避けてきた(過去の)シーズンとでは違いますからね」と話した。チームはここ数年の低迷から脱出し2位に。そして自身は首位打者こそ逃したが、7年連続200安打を達成した。またオールスターゲームでは史上初のランニング本塁打を放ち、MVPに輝いた。さらにマ軍との契約延長も決めた。イチローにとって充実したシーズンに違いない。

 今季の成績は161試合に出場し、678打数238安打、打率3割5分1厘。6本塁打、68打点、37盗塁。出塁率3割9分6厘、長打率4割3分1厘だった。


イチローもあっぱれ、彼を破った首位打者もあっぱれなのだが、
それとは別にこの前どこかの新聞で読んだ話を(曖昧ですまん)。


「打率だ安打数だ、本塁打数だといっても、投手のレベルもあればボールやバットの改良もある。
昔の名選手と今の選手が同じ数字で測られるのは納得いかん!!」


というマニアが?、新しい基準を思いついた。
つまり、たとえば打率では、平均打率が2割6分のシーズンに3割打つより、平均打率が1割8分のシーズンで2割5分打つほうが偉いだろう、というそういう基準・・・同時代の中でどれだけ突出していたか、で「偉大さ指数」(俺の勝手な仮称)を割り出そうというのだ。

そっから先は、固有名詞がずらり並んでいたので忘れてしまったが、イチローはそれでも大リーグでランクインしてた、ということは覚えている。松井は日本球界では偉大指数にランクインしていたような。


そもそも、これって「偏差値」に近い概念であるらしいような気もするかなあと思うのだが・・・あいまいなのは俺がいまだに「偏差値とは何ぞや?」と数学的に説明できないからだ(笑)。はてなキーワードの解説に任ス。

続けると、偏差値に近い概念だとしたら、発想自体はすごく斬新ではないのだろうが、それをあの野球記録の膨大なデータに当てはめて計算、発表した米国のバカ(褒め言葉)に乾杯。

数学って、科学って、こうやってまったく同じく、変わらずに存在する世界を、プリズムをかけたようにまったく別の視点で、色と形の違う光景を見せてくれるのだ。

「BSE全頭検査は税金の無駄」・・・毎日新聞「記者の目」より

http://mainichi.jp/select/opinion/eye/news/20071002k0000m070174000c.html

記者の目:BSE全頭検査は税金の無駄=小島正美


……世界中で日本だけがいまも「検査すれば安全」という神話に取りつかれている。私は5年前にも、この欄で「全頭検査の意味と限界が正しく国民に伝わっていない」と訴えたが、いまの状況は当時と変わっていない。

 なぜ、検査が安全性を確保する手段にならないかを説明したい。
(略)
 感染牛が計100万頭以上も発生した西欧諸国でさえ、全頭検査は実施していない。検査をしても感染牛の一部しか見つからないからだ。

 これに対し、日本では当時の農林水産相らが「全頭検査は世界一厳しい検査だ。これで安全」と説明したため、国民は「全頭検査で安全が確保される」と信じてしまった。

 では、何が安全性の対策かといえば、主に危険部位の除去と飼料規制だ。日本の食肉処理場でも危険部位を除去しているが、気がかりなのがピッシングと危険部位の舌扁桃だ。(略)肝心な点の議論がおろそかにされてきたのは、全頭検査への過信があったからだ。
(略)厚労省もついに「もはや貴重な税金を効果のない対策に使うわけにはいかない」と補助打ち切りを決めた。

 ところが、自治体からは補助継続の大合唱だ。ある自治体が独自に全頭検査を続けた場合、検査済みと検査なしの牛肉が店に並び混乱が起きるといわれるが、検査で合格したからといって感染していないという証明にはならないわけだから、どちらを買っても同じだ。むしろ私にとっては、検査済みの肉は無駄な税金を使ったとの表示に映る。

 検査の有無よりもピッシングの有無、舌扁桃の切除法の表示こそが知りたいが、肝心なことは全く知らされない。

 ある自治体担当者は「全頭検査の無意味さは分かっているが、国民が全頭検査を信じ込んでいるのでどうしようもない。国がはっきりと全頭検査の限界を説明しないと事態は動かない」と話す。全く同感だ。
(略)
 国民が全頭検査を信じているなら、無駄な税金投入も安心料としてやむを得ないという見方もあるが、それではあまりにも悲しい。検査をすることでBSEの発生頻度を知りたいなら、西欧並みの30カ月以上で十分だ。(生活報道センター)

こういう論争的な文章が、相変わらず「記者の目」には載っているな。

BS「マンガノゲンバ」や投稿動画で見る「漫画紙芝居」の面白さ

某氏からメール。

今晩深夜0時からNHK―BS2「マンガノゲンバ」は「ゴルゴ13」特集です。
「読み手ノゲンバ」はジャーナリスト鳥越俊太郎による魅力分析。
「作者ノゲンバ」も天野ひろゆきによる、さいとう・たかを先生(ジャイトウ先生?)の仕事場探訪です。
麻生太郎氏にも教えてあげよう


今さらゴルゴを語るのもなかなか難しいと思うが、まあお手並み拝見だ。
ところでこの「マンガノゲンバ」を見ていて感心するのは、漫画のコマを順番に映していって、声優がせりふを朗読すれば、それだけでそれなりの質のコンテンツができるなあ、ということだ。
これは日本漫画の力だよな。
コストは声優のギャラと編集費、版権者への権利金だけですな。これはタイアップ、宣伝でもあるわけだから(俺はこの朗読紙芝居を見て読み始めた作品も多い)権利金はわずかでもいいだろう。
これってむしろ、CSでレギュラー番組としてやったほうがいいと思うのだがどうでしょうか。


著作権者の了解を受けることが必要なのはもちろんだが、現実的にはMAD動画というのもたくさんあり、これもコマを紙芝居風に見せるものがたくさんあるようだ。

http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20070929#p3
で紹介した、「合成音声」のナレーションソフトによって声をつけることもできるだろう。
せりふは読んでもらい、イメージを喚起する音楽をつける形式のものもあるようだ。

そのうち二本を紹介する(ニコニコ動画への登録が必要です)

あずまんが三國志
D

究極超人あ〜る】はっぴいぱらだいす
D


おい、パロディじゃなくて、もう少し本道を歩いているようなものはないのか(笑)。うん、無かった。
だから「マンガノゲンバ」が一番本道なんだよね。


もし自分がこういう技術を持ったなら旧版「風雲児たち」4巻の、保科正之と江戸大火(江戸城天守閣)のお話とか、「プロレススターウォーズ」のジャイアント馬場vsアンドレ・ザ・ジャイアント、「列伝」のカール・ゴッチブルーザー・ブロディを作ってみたい。

中島岳志vs小林よしのり、第二ラウンド。正論とブログ

中島岳志ブログ「コールタールの地平の上で
http://www.indo.to/log/nakajima/?itemid=895

『正論』11月号の小林さんの論考について、取り急ぎ、返答します。
(略)
さて、今回、小林さんが新たに論点として提出されている点がいくつかあります。これを大きく分類すると2点に集約されると思います。

まず一つは、「大亜細亜悲願之碑」の碑文をめぐるものです・・・


片方の、小林氏の論考まで読んでない。最新の「正論」らしいが、それって昨日、1日の発売だろ。
展開速すぎるよ!!