イチロー首位打者ならず「完敗です」
【マリナーズ4−2レンジャーズ】マリナーズのイチローは、3打数1安打で7年目を終えた。両リーグ最多の238安打も打率は・351で04年以来の首位打者はならず。最終的にタイガースのオルドネス(・363)に1分以上の差をつけられ「完敗です。(相手が)素晴らしいと思う」。
イチロー「やりきった」
7年目のシーズンを終えたマリナーズ・イチロー外野手(33)は「やりきった。自分で負荷をかけていったシーズンと、それを避けてきた(過去の)シーズンとでは違いますからね」と話した。チームはここ数年の低迷から脱出し2位に。そして自身は首位打者こそ逃したが、7年連続200安打を達成した。またオールスターゲームでは史上初のランニング本塁打を放ち、MVPに輝いた。さらにマ軍との契約延長も決めた。イチローにとって充実したシーズンに違いない。今季の成績は161試合に出場し、678打数238安打、打率3割5分1厘。6本塁打、68打点、37盗塁。出塁率3割9分6厘、長打率4割3分1厘だった。
イチローもあっぱれ、彼を破った首位打者もあっぱれなのだが、
それとは別にこの前どこかの新聞で読んだ話を(曖昧ですまん)。
「打率だ安打数だ、本塁打数だといっても、投手のレベルもあればボールやバットの改良もある。
昔の名選手と今の選手が同じ数字で測られるのは納得いかん!!」
というマニアが?、新しい基準を思いついた。
つまり、たとえば打率では、平均打率が2割6分のシーズンに3割打つより、平均打率が1割8分のシーズンで2割5分打つほうが偉いだろう、というそういう基準・・・同時代の中でどれだけ突出していたか、で「偉大さ指数」(俺の勝手な仮称)を割り出そうというのだ。
そっから先は、固有名詞がずらり並んでいたので忘れてしまったが、イチローはそれでも大リーグでランクインしてた、ということは覚えている。松井は日本球界では偉大指数にランクインしていたような。
そもそも、これって「偏差値」に近い概念であるらしいような気もするかなあと思うのだが・・・あいまいなのは俺がいまだに「偏差値とは何ぞや?」と数学的に説明できないからだ(笑)。はてなキーワードの解説に任ス。
続けると、偏差値に近い概念だとしたら、発想自体はすごく斬新ではないのだろうが、それをあの野球記録の膨大なデータに当てはめて計算、発表した米国のバカ(褒め言葉)に乾杯。
数学って、科学って、こうやってまったく同じく、変わらずに存在する世界を、プリズムをかけたようにまったく別の視点で、色と形の違う光景を見せてくれるのだ。