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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

太田忍の新技、クリンチ状態での「アキレス踏みつけ」(RIZIN.46)。新しい技術体系として普及するか


まー、説明不要だ。なんともえげつない……たぶんだが、問答無用で痛そうである。
同時に、関節の正面蹴りとかと同じく、これはあまりにも大けがを増やしそうだから禁止すべきという声も…少なくとも、上のツイートへのリプライでは出ていなくもない。英語では「アキレス・スタンプ」ね。そのまんまだ



とはいえ、正面からの関節蹴りで本当に戦闘不能となり、そこで試合が終了したMMAマッチは…少なくとも自分の記憶にはない。このアキレス腱踏みつけも、少なくとも今回の牛久戦では、本当に致命傷とかを与えたわけではなかった。
でも、ヴォンフルチョークとか巴十字と違って「本当に効くかどうか実験してみますか!」とは、絶対になりたくない(笑)

アキレス腱というのはギリシャ神話だったり、長州力藤田和之の欠場だったり、なんかこう、切断とかするとものすごく痛いというイメージしかない。


たださ、面白いのは試合前の煽り映像にもあったが、前前回惜しくもスプリット判定で敗れた佐藤将光戦では、クリンチ状態で佐藤が巧みに使う「踵の打撃」が、太田にとっては本当に効いた技だと正直に述懐していたのだ。これも映像からはそこまでの威力には見えなかったんだが……

そこから学び、しかも五輪メダリスト級レスラーならかならずその場面が来るであろう「自分は押し込むが、相手はコーナーを利用してテイクダウンを逃れようとし、そこでスタンド状態で膠着する」という場面で、重要な武器を自家薬籠中のものにした、ということだ。四つでなく、サクラバポジション的に敵に背中をみせるコーナーの攻防な。


これが、現王者の朝倉海戦で、あるいはキムスーチョル戦で、炸裂したら・・・・・・・・となるじゃん。
そういう、話ですよ。

そして、太田忍を離れて、シンプルな技…というか戦術である、このアキレス腱踏みつけは。

太田忍のアキレス腱踏みつけ

世界的な反響もあるようだし、やり始める選手も他に出てくるだろう。ひょっとして、上に書いたように「危険なので禁止する」という団体も出たりするかもしれない。


ただ、禁止反則になれば、ある意味それが「効果的な技」であることのお墨付きでもある。
武道的というか、ストリートファイト的な技として、そっちで定着していくかもしれない。


どちらにせよ、着実に実績でも戦術でもステップアップした太田忍
朝倉海との相性もある。
タイトル戦はそのまま実現するのだろうか。朝倉海UFC行きがあれば、一度流れた井上直樹戦や、上に書いたキム・スーチョル戦も楽しみとなる。
試合後インタビューでも太田は、この二人の名前を挙げている。


www.youtube.com
動画では7分45秒のところで語ってるね。好きな技ではない、「性格の悪い技」、ふだんの練習ではやらないですよ、と。


……相手のアキレス腱を踏みにいく容赦ない攻撃を繰り出し、SNSでは戦慄が走った。

 試合後、太田はアキレス腱踏みについて「あんな性格悪いように見える技をやる。僕はあまり好きな技じゃないです。でも足の位置が良かったので。少しでも嫌がらせてあの体勢を変えたいなと思った時に、そこにアキレス腱があったので」と、説明。「普段はやんないですよ、さすがに。練習でもやんないし。試合だから、認められたRIZINだから、認められた技を使いました」と、語った。

 SNSでは「太田アキレス腱への踏みつけエグい。反則にした方がいいレベル」、「なかなかダーティーな技やったな」、「怖いことするよな」、「相手選手のアキレス腱蹴っててびびった」と、賛否が巻き起こっていた。
news.yahoo.co.jp

憲法学者、国会で「あなた戦前と、主張が違うね?」と詰められる。質問者はあの…【憲法記念日】

憲法記念日ということで、ふたたびXのポストを引用。


067・辻政信

○辻委員 私は眞崎委員の質疑に関連をいたしまして、中村先生にちょっとお尋ねいたしたいと思います。
 中村先生け、戦争中約十年にわたって台湾の大学で憲法の講義をなさっていらっしゃったそうでございますが、そのときに、旧憲法というものはあなたの学者的良心に一致したというお考えのもとに学生に講義をなさいましたか、それとも、旧憲法は、あなたの思想に合わぬというようなお考えを持っていらっしゃいましたかをまず承わりたいと思います。
発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/102404914X00119560316/67


068・中村哲

○中村公述人 当時の大日本帝国憲法は、解釈によりまして、あれを天皇機関説的に解釈する立場もありましたし、また天皇主権説的な立場で解釈する立場もありました。私は、本来天皇機関説の立場の系統の学問をしたのですが、しかし旧憲法を客観的に見た場合は、やや天皇主権説的な構造をやっぱり持っておると思います。そうして、そういう天皇主権説的な構造を持っておる憲法は、私としては必ずしも賛成ではありませんでした。しかし、旧法の学問としましては、そういう憲法の特徴を述べることが学問的でありましたので、私は、明治憲法の保守的な面を客観的に述べました。そういう経験に基きまして、ああいう明治憲法があるのでは、民主主義はやはり阻害される、こういうふうに考えました。そのために、終戦後においては、どうしても憲法を改正すべきだというふうに考えたのであります。この点、私は美濃部先生の系統の学問をしたのですが、美濃部先生は、むしろあの明治憲法が客観的にも美濃部先生の考えられるように自由主義的な要素を持っていると考えられていたために、改正する必要がない、つまり政治が悪いのであって改正する必要はない、運用さえよければいいんだというふうに解釈されておりました。思想的には、私は美濃部先生の思想に立っておるのですが、しかし、どうも旧憲法は、美濃部先生の言われるようにはできていない、むしろあの憲法の制定の精神からいって、穗積、上杉憲法的な要素がかなり多い、つまり原案は伊藤博文の作ったあの憲法については、穗積八束博士の見解というものに相当近いというふうに考えたのであります。そういう憲法は、やはり改正すべきであるということで、戦後は、民主的な憲法を作らなければ、日本が再び誤まったコースをとるというふうに考えたわけです。
発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/102404914X00119560316/68


069・山本粂吉

○山本委員長 公述人にお願い申し上げますが、時間が非常に短かく詰められておりますので、どうか直截簡明に一つお答え願います。
発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/102404914X00119560316/69


070・辻政信

○辻委員 台湾大学の教授をなさっていらっしゃるときに、その当時の憲法は必ずしも適当でないというお考えを持っていらっしゃったというように承わりました。
 そこで次にお伺いしますが、昭和十六年三月の改造という雑誌に、あなたは「政治の現実と政治の責任」という論文をお書きになっておる。その中で「帝国憲法は日本国家の永遠の根本規範であって、告文に「皇祖皇宗及皇考ノ神佑ヲ祷リ併セテ朕カ現在及将来ニ率先シ此ノ憲章ヲ履行シテ愆ラサラムコトヲ誓フ」とある如く、その永遠性は聖慮によって明確にされるところである。」とお書きになっております。また続いて昭和十六年九月の日本評論に「政治力の条件」という一文をお青きになっておるはずでございます。それを読んでみますと「日本の国家はいかなる理想目標に向って進むべきであるのか。その内在的な理念が明らかにされなくてはならない。それは日本の国体がつねに、宜明し来った一君万民の統治を実現することであって、聖徳太子の十七条憲法のいうように「君云ひて臣承り上行へば下靡く」政治を実現すべきであって、これこそ日本の国体の根本理念にもとづく政治力の結果である。」というように、かつて一君万民を讃美し、国体の根本理念というようにたたえられた、これに誤まりございませんか。
発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/102404914X00119560316/70

中村哲辻政信に戦前の言動を突っ込まれる(国会議事録)

071・中村哲

○中村公述人 それは誤まりございません。
発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/102404914X00119560316/71

072・辻政信

○辻委員 そこで、次は敗戦後七年たって昭和二十七年の七月の改造に、あなたは「天皇大元帥として統帥権を握ることによって、問答無用の独裁権を有したのであった。だから、明治憲法は、国民の政治的参加を認め、その権利や自由を保障したようにみえるけれども、その実、天皇制絶対主義をこれによって制度的に確立したのであった。天皇制というものは、君主の賢明さとか温情とかを生かすような制度でなく、全くの独裁機構そのものだということになる。」こういうふうに発表なさっていますね。これに間違いございませんか。
発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/102404914X00119560316/72

073・中村哲

○中村公述人 間違いございません。
発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/102404914X00119560316/73


074・辻政信

○辻委員 そこで、私が最後に結論として申し上げたいことは、学者というものは権力におもねらず、利益に誘惑されないで、おのれの信念というものをあくまで持つところに学者というものの尊厳があると思う。いかに敗戦という事態にぶつかったにしても、十年間にあなたの学者的良心がかくのごとく百八十度転回されたということについて、どういう心境の変化からそうなられたか、それをまず簡単に承わりたい。
発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/102404914X00119560316/74

075・中村哲

○中村公述人 今、辻さんが言われましたことは、私の戦争中に書いたことと、その後に書きましたことで、それは私としては一貫しております。旧憲法というものは天皇中心の憲法であり摂して、その当時におきましては、天皇にまっ正面から反対するということは、これは公立大学として、また普通の教授としても非常に言論の制限があった。そこで私は、旧憲法の中で可能な限りの民主的な主張をすべきだ、こう考えましたので、そこで、たとえば今の一君万民というようなことも、つまり天皇制のもとで最も可能なデモクラシーの主張をするには、その天皇制といえども国民を無視しては政治はできないのだ、こういう点を強調すること、これがせい一ぱいであるというふうに考えました。それからデモクラシーの問題と、もう一つは軍の問題でありますが、私は、戦争中国防会議論というものを中央公論に書いておりました。それも、軍の独裁を抑えるには、憲法の制約がありまして、天皇自身にある程度において、つまり天皇の政治的な面で軍を、抑えるほかないというふうに考えまして、そこで統帥権において、天皇の御前会議というようなところで政治の力で調整すべきである、こういうことを主張いたしました。その考え方が妥協的というか、そういう憲法のもとで主張する主張として最も適当であったかどうかという点については、本来はそういうことは批判すべきであった、つまり天皇制そのものを批判すべきであったというのかもしれませんけれども、私は、そういう限りで極端な政治が行われないように、可能なデモクラシーの主張をしたつもりであります。そこで、そういうことをしたけれども、やはりそういう天皇中心の憲法のもとでは、幾ら可能な主張をしても、それはだめなんだ。そこで終戦後は、憲法を変えなければならぬ、こういうふうに私は痛感いたしましたので、それを書きました。
発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/102404914X00119560316/75


076・辻政信

○辻委員 そうすると、あなたは、学者的な良心において旧憲法に必ずしも同意でなかったが、当時の政治的な圧力といいますか、環境のもとにその礼賛をやらなければならなかった、礼賛という言葉はひど過ぎるかもしれませんが、あなたがほんとうに学者としての良心があれば、こういうことを筆にお書きになるものではない、そういう感じを持つのです。
 いま一つ、それではさらに突っ込んでいきましょう。それでは最悪の事態、共産党が日本に入ってきてブルガーニンが君臨したときに、その強大な政治的圧力で共産主義的な憲法をあなたに要求したときに、あなたはその権力に屈して、今度は赤旗のお先棒をかついで得意の変節をやるかどうか、これについて承わりたい。
発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/102404914X00119560316/76

077・中村哲

○中村公述人 共産党の力によって日本にそういう社会主義政権ができるというようなこと、外の力でできるものではないと私は思いますので、どうもそういう仮説が理解できないのですが、その前に、今、辻さんの言われた点で、つまり一方においては憲法の制限があり、そういう中で可能な主張をするということはどうしたらいいのかということで、たとえば私が左翼運動をやっておるものなら、まっ正面から天皇制を批判したでありましょう。しかし、そういうことは私にはもちろんできない。従って、そういう天皇制のもとにおいて可能な主張をするということでありまして、これは天皇制を基礎づけることでなく、天皇制の中で一番民主的なものは何か、つまり従来の天皇詔勅なんかで相当民主的なものがある。たとえば大化の改新のときの詔勅とか、こういうものを使って可能な主張をしようとしたが、そのこと自身が誤まっていたのではないかとは思いますけれども、天皇制を基礎づけるために主張したのではない。しかし、結果においてはそういうふうに見られるというのであれば、やはりそこに問題があると思います。
発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/102404914X00119560316/77

078・辻政信

○辻委員 天皇制のもとで、可能な範囲において、あなたは学者的な発言をなさったとおっしゃるが、しからば、将来共産主義政権ができたら、共産主義政権のもとにおいて、可能な範囲であなたの言論を学者の良心としてお述べになるつもりか。私は、昔から学者というものを非常に尊敬している。われわれがいわゆる軍部におって権力をとっておったときに、軍に反対した学者に私はほんとうに敬意を表したものであります。あの薄給でもって何にも誘惑されないで……。今の御時世において、あなたはどうして権力の可能な範囲においてお曲げになるか、もう少し強くなっていただきたい。これ以上あなたの答弁は要求しませんが、学者の影響というものは近ごろ非常に大きい。あなたも大学の教授です。あなたの思想はそのまま純真な学生に入っていく。何でもない人の言うことと違いますよ。あなた方は戦争中の有名な花形論客ですよ。その意味において、あなたに御自重をお願いします。御答弁は要りません。
発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/102404914X00119560316/78

079・中村哲

○中村公述人 というのは、戦争中は、私なんかには権力を徹底的に批判するというまでの態度はなかった。それがやはり間違いであったということを私は考えております。現在憲法改正とか、アメリカの要求する再軍備であるとか、こういうことに対しては、やはり権力そのものに対しても屈しないようにしなければならないということで、私は行動しておるわけです。それですから、その点においては、むしろ戦争中の、自分の可能な主張を反省する形で進んでおります。
発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/102404914X00119560316/79

080・辻政信

○辻委員 発言せずにおこうと思いましたか、御答弁がありましたから、つけ加えます。あやまちを改めることは決してとがめません。あのときあなたが敢然として主張し得なかったことを後悔しておりますから、そこであなたの将来に期待することは、もし日本に独裁的な赤の政権ができた場合に、今度こそほんとうにそれに屈しないように、あくまでも民主主義を守っていただきたいということを希望して、私の発言を終ります。
発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/102404914X00119560316/80


kokkai.ndl.go.jp


これが、昭和の怪物かー。どの口で「戦前と主張が違う」と言ってるんだ、ってアレだが。
しかしこの男は戦後、国会議員となっただけでなく、国民的な「人気者」であり、今でも評価の高い硬骨の自由主義者石橋湛山の懐刀でもあったりするから、ある意味でもっと恐ろしい。

辻政信 虹色のトロツキー

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一方の「中村哲」は近年、同姓同名で憲法にも関わる別の著名人が出て、検索などが混乱するが…のちに彼も国会議員になったり、法政大の学長を務めたという。


戦前の発言・著書との一貫性が問われた、という点では、家永三郎氏を思わせるものもある。

快挙(いや絶望?)!久米田康治が「さんま御殿」で2連続ヒット賞。鉄板の「マンガ家職質」ネタで(配信中)




これはすごいことですよ。
さんま御殿といえば、日本お笑い界の総本山、吉本根本道場。

そこに単身乗り込んで、2連続でヒット賞を取るなんていうのは、日本人の野球選手がメジャーでホームラン王になるとか、スペインに日本のカラテマンが単身乗り込んで、マタドールが恐れる獰猛な殺人ウシを素手で倒した、とかに匹敵する!!

そのワザマエは、漫画家に代々受け継がれし鉄板ネタ「職務質問を受ける」だった…
tver.jp

漫画家と職務質問 久米田康治

「国会が占拠される時は、発砲するのが民主主義を守ること」(小室直樹)【憲法記念日】

本日、憲法記念日


国会が占拠される時、発砲するのが民主主義を守るということ


山本  いや、それがね、私なんかも経験したんですが、終戦のとき前線で武装解除されて、マニラまで船で運ばれて、貨車に乗せられて、カンルバンの収容所に送られたんです。その途中で集団リンチにあいそうになった。すごいんです、陸橋の下なんか通ると直径十五センチぐらいの石が上から雨のように落ちてくるんです。そのとき、アメリカの護衛兵がそっちに向かって発砲するんです。これには日本人、驚いたんですわ。



小室  発砲する人が結局民主主義を守る者なんで、発砲しなかったらそこに民主主義ありませんよ。西部劇なんかでも、保安官が悪党をつかまえて牢獄に入れる。この悪党に恨み骨髄の群衆がおし寄せて引き渡せと要求して暴動化しようとする。そうすると保安官は散弾銃を発砲して悪党を暴民から守る。これこそがデモクラシーなんですね。ここのところがどうも、現在の日本人には、あまりピンとこない。
その証拠に、六〇年安保騒動のとき、樺美智子が機動隊にふみ殺されたといってデモ隊は激昂した。これによって騒動は、いちだんと激化したわけですが、彼らの目的は一体何だったのか。自民党の単独決議がけしからんといってあばれ出したのですから、彼らの目的は、議会制民主主義を守ることにあったはずです。それならば、国会議事堂に暴徒が乱入するということは絶対に許されないはずです。
機関銃でなぎ倒しても守らなければならない。女の子が何ダースふみ殺されることより、国会議事堂が暴力で占拠されるということのほうが、デモクラシーにとって、はるかに致命的なのです。
このデモクラシーの初歩が、安保騒動のリーダーには少しもわかっていなかった。イデオロギーに基づく信念ではなしに、一種のストームだといえばいいでしょう。だから、過ぎてしまえばそれっきり。香山健一はじめ、安保のリーダーが多数自民党の走狗になったのも当然だと思います。そもそも、暴徒に発砲できないデモクラシーなんてあり得ませんね。


この本は何十年か前に読んだ。有名な「進化論を知っているというなら、天皇もサルの子孫か?」という米軍将校の問いや「公明党はなぜ『教義が憲法に違反して何が悪い、我々にとって法華経こそが絶対だ』と言わないのか」という、他の著書で語られている話が対話形式で再紹介され談論風発だったと記憶している。

日本人は誰しも、日本が普通の社会であり、外国もまあこんなものだと思いこんでしまっている。ところがどうして、世界中で日本ほど奇妙キテレツな社会はなく、外国人とはどうしても理解しあえない。中国・朝鮮と欧米諸国とはずいぶん違った社会だが欧米人と中国人・朝鮮人とは割合と容易に理解しあえてしまう。が、日本人だけは例外だ。その理由は世界中どこでもあり、日本だけに存在しないものがあるからである。それが宗教と論理だ。山本学を社会的に整備して、すぐに理解でき、誰にでも使えるようにするために実現した対談である。1981年講談社刊行『日本教社会学』再刊行。


ただ!それより!!
ここでは「樺美智子」氏の名前とかが出ているから、そっちで反発を呼ぶ向きもあろうし、例によって小室博士は放言調で語っているのだけど、

対話者二人が黄泉の世界に旅立ってから数十年、十数年後に…アメリカで、本当にこの事態が起きた、ということ!!




トランプ支持者の米議会占拠、死者は5人に 警官も

トランプ政権
2021年1月9日 1:04

連邦議会議事堂に突入するトランプ米大統領の支持者ら(6日、ワシントン)=ロイター
【ワシントン=共同】トランプ米大統領の支持者による連邦議会議事堂占拠に絡み、トランプ氏を支持する30代の女性2人と50代の男性2人、デモ隊と衝突した議会警察の男性警察官1人の計5人が死亡したことが7日、分かった。米メディアが伝えた。

このうち西部カリフォルニア州に住む元空軍兵士の女性アシュリ・バビットさん(35)は、議事堂内で窓から部屋に入ろうとしたところ、警察に撃たれた。

警察は、他のトランプ氏支持者3人について救急措置が必要な状態だったとしている。米メディアによると、心臓発作や脳卒中で死亡したとみられている。

大統領選でのバイデン次期大統領の当選を正式認定する議会手続きと、選挙で不正が行われたとするトランプ氏支持者の大規模集会が同じ日に予定されたにもかかわらず、当局が十分な警備を敷かなかったとの批判が噴出。CNNテレビによると、議会警察トップのサンド長官は16日付で辞任するという。
www.nikkei.com

連邦議会襲撃事件
連邦議会襲撃事件

forbesjapan.com

【メモ】先月の「集英社50%割引」とかのダウンロード、購入費総計9万3千円だったわ

93,052円。

オドロキ オドラデグ!! 

つうか、考え無しに買ったな、我ながら

…あれ?本当にポイント還元されてる?


しかし これは
防災のため 防災のため……

しかし、やはり「半額」で購入に踏み切ってしまうとこうなるんだろうなぁ

【創作系譜論】「オタク分野にはニッチな『異国人美少女枠』があり、中国⇒ロシア⇒エルフと変化した」(速水螺旋人説)



もとはこの、「エルフ」研究ツイート。この方が、代表的エルフキャラクターが一堂に会したイラストを描き始め、そして「研究」に深化し……


togetter.com


この2001年と2011年が少ないことにもいろいろ考察があるようだが、おいておく。



さて、このへんになると、理由の考察や、そもそもその前提は正しいのか?とか、いろいろ考察がある。
また、異国情緒というか、そういう「枠」でキャラクターをとらえる理論だと、「マジカル・二グロ」「Black Token Guy」や「最終回で死ぬナイスなおじさん」などのキャラクター・ステロタイプ論ともつながるような。


中国からロシア、そしてエルフにねぇ…とりあえずは

行こうか同志諸君、撃鉄を起こせ!ブラックラグーン


を思い出し、サムネイルにしておこう


ちなみに、のちにこういう感想も


【創作系譜論】 ※準タグです。この言葉でブログ内を検索すると関連記事が読めます
m-dojo.hatenadiary.com

「プロフェッショナル仕事の流儀  青山剛昌」今やってる(配信もあり)



配信

スペシャル 世界を、子どもの目で見てみたら 〜漫画家 青山剛昌
世界的メガヒットミステリー漫画「名探偵コナン」。作者・青山剛昌(60)の仕事の現場に初めての長期密着取材が許された。明かされる創作の舞台裏。これまで語られることのなかったコナン誕生の秘話や、身を削るような日常、挫折と本当に描きたかった物語。先輩、あだち充さんが語る素顔や、高山みなみさんなど豪華声優たちの応援。人を楽しませることにひたむきに生きてきた漫画家の、謎と真実。72分のスペシャル版。

www.nhk.jp