皆さん、くれぐれも日常生活では
— Shinobu ota / 太田忍 (@shinobu_ota_mma) May 1, 2024
人のアキレス腱を踏み付けて足を破壊しようとするのはお控えください。 pic.twitter.com/wBQgq3V6fG
😳
— RIZIN FF English (@rizin_English) April 29, 2024
Try not to cringe while watching the new MMA Meta: Achilles stomps...
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[ #RIZIN46 ] pic.twitter.com/uVhAmv4YDI
まー、説明不要だ。なんともえげつない……たぶんだが、問答無用で痛そうである。
同時に、関節の正面蹴りとかと同じく、これはあまりにも大けがを増やしそうだから禁止すべきという声も…少なくとも、上のツイートへのリプライでは出ていなくもない。英語では「アキレス・スタンプ」ね。そのまんまだ
とはいえ、正面からの関節蹴りで本当に戦闘不能となり、そこで試合が終了したMMAマッチは…少なくとも自分の記憶にはない。このアキレス腱踏みつけも、少なくとも今回の牛久戦では、本当に致命傷とかを与えたわけではなかった。
でも、ヴォンフルチョークとか巴十字と違って「本当に効くかどうか実験してみますか!」とは、絶対になりたくない(笑)
アキレス腱というのはギリシャ神話だったり、長州力や藤田和之の欠場だったり、なんかこう、切断とかするとものすごく痛いというイメージしかない。
たださ、面白いのは試合前の煽り映像にもあったが、前前回惜しくもスプリット判定で敗れた佐藤将光戦では、クリンチ状態で佐藤が巧みに使う「踵の打撃」が、太田にとっては本当に効いた技だと正直に述懐していたのだ。これも映像からはそこまでの威力には見えなかったんだが……
そこから学び、しかも五輪メダリスト級レスラーならかならずその場面が来るであろう「自分は押し込むが、相手はコーナーを利用してテイクダウンを逃れようとし、そこでスタンド状態で膠着する」という場面で、重要な武器を自家薬籠中のものにした、ということだ。四つでなく、サクラバポジション的に敵に背中をみせるコーナーの攻防な。
これが、現王者の朝倉海戦で、あるいはキムスーチョル戦で、炸裂したら・・・・・・・・となるじゃん。
そういう、話ですよ。
そして、太田忍を離れて、シンプルな技…というか戦術である、このアキレス腱踏みつけは。
世界的な反響もあるようだし、やり始める選手も他に出てくるだろう。ひょっとして、上に書いたように「危険なので禁止する」という団体も出たりするかもしれない。
ただ、禁止反則になれば、ある意味それが「効果的な技」であることのお墨付きでもある。
武道的というか、ストリートファイト的な技として、そっちで定着していくかもしれない。
どちらにせよ、着実に実績でも戦術でもステップアップした太田忍。
朝倉海との相性もある。
タイトル戦はそのまま実現するのだろうか。朝倉海のUFC行きがあれば、一度流れた井上直樹戦や、上に書いたキム・スーチョル戦も楽しみとなる。
試合後インタビューでも太田は、この二人の名前を挙げている。
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動画では7分45秒のところで語ってるね。好きな技ではない、「性格の悪い技」、ふだんの練習ではやらないですよ、と。
……相手のアキレス腱を踏みにいく容赦ない攻撃を繰り出し、SNSでは戦慄が走った。
試合後、太田はアキレス腱踏みについて「あんな性格悪いように見える技をやる。僕はあまり好きな技じゃないです。でも足の位置が良かったので。少しでも嫌がらせてあの体勢を変えたいなと思った時に、そこにアキレス腱があったので」と、説明。「普段はやんないですよ、さすがに。練習でもやんないし。試合だから、認められたRIZINだから、認められた技を使いました」と、語った。
SNSでは「太田アキレス腱への踏みつけエグい。反則にした方がいいレベル」、「なかなかダーティーな技やったな」、「怖いことするよな」、「相手選手のアキレス腱蹴っててびびった」と、賛否が巻き起こっていた。
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