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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

絶対可憐 の検索結果:

椎名高志「絶対可憐チルドレン」がアニメ化。

…については日記内の「絶対可憐」検索結果で分かるとおりで、今回も同じことを要望するのみ。 再掲載 ・・・個人的に、この作品に望みたいのは一にも二にも「SFの復権」ということ。もちろんこれは本来のサイエンスフィクションのほうではなく、藤子・F・不二雄先生の築いた「S(すこし)・F(ふしぎ)」の復権、という意味に決まっている。作品のテイストから言うと、石森章太郎の後継たれ、とも言うべきかな?とにかく、センス・オブ・ワンダーを幼少時に叩き込み、もって彼らの心の中の幻想と空想の領域を広…

ドリルとメカ化と雑誌「ロボザック」を考える

今週の椎名高志「絶対可憐チルドレン」は面白かった。 一応、ミステリー的な謎解きのパロディなのだが、一応理に落ちた結論だし、この作品でベースというかなんというか、ちょっとした見立て、味付けに使われている紫式部「源氏物語」の元ネタともちゃんとからんでいて、さすがの実力を魅せてくれました。(でも、一般受けはしないだろうなあ)ただ、それより個人的に受けたのはドリルがオチであること。楽屋落ちとか地口落ちとか多々あるが、この「ドリル落ち」も多くの人が定着させてもらいたいものよ。さて、ドリ…

漫画や雑誌まとめ読み

…部ネタバレあり) 「絶対可憐チルドレン」 上手いね、ひたすら上手いね。シリアスとギャグの混合は、一回二回はうまくいくものだが、なかなかこうもバランスをとって、きれいな着地を見せるのは難しい。芸術点というか、パートパートでの演技、華麗なる動作が積み重なって高い得点をはじき出したのだ。 これはもう、どっかで既出かな? メインアイデアである、「ダムで水没した村のビジョンを」「超能力によって見せて、その村の出身者を喜ばせる」というコンセプトは、先行作品として「エスパー魔美」の中に登場…

椎名高志補遺−−されど修羅ゆく君は

この前「絶対可憐チルドレン」連載開始に際し「SF(すこし・ふしぎ)を復権してくれ。不自然に売れ筋を狙ったりしないでほしい」 http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20050717#p5 てなことを言って、「前作、前前作の結果を見ると上手く行くのかな?」とコメント欄にあったりした。 実は本人が、その道の苦難は一番良く分かっていたようで。http://www.ne.jp/asahi/cna100/store/news/050622/050622.htm 今の…

椎名高志新連載

…ぶ開始が遅れたが、「絶対可憐チルドレン」の連載が始まった。 やはり良くも悪くも、彼が少年サンデーに載ってると、川田利明がNOAHのリングにいるような、あるべきところにあるべきものが収まってる安心感があるよな(笑)。 個人的に、この作品に望みたいのは一にも二にも「SFの復権」ということ。もちろんこれは本来のサイエンスフィクションのほうではなく、藤子・F・不二雄先生の築いた「S(すこし)・F(ふしぎ)」の復権、という意味に決まっている。作品のテイストから言うと、石森章太郎の後継た…

椎名高志のホームズパロディ(その後、単行本に)

…で新連載予定だった「絶対可憐チルドレン」ってどうなったんでしょうね。なんだか読み切りで、すでにSF漫画を対象に選ぶ「星雲賞漫画部門」にエントリーされたそうだが、むしろメディア部門が激戦のようで。http://www.hamacon2.com/12.htmlhttp://anime.blogzine.jp/animeanime/2005/04/36_8adb.html あと、しつこく自分流に読んだ「最後の事件」と「大空白期」に関するパスティッシュ的考察を紹介しておくシャーロク・…

椎名高志新連載

http://www.ne.jp/asahi/cna100/store/news/041113/041113.htm お待たせしていた「絶対可憐チルドレン」の連載が決まりました。 2005年春から、場所は週刊少年サンデーです。いやもう、ここに 来るまで本ッッッ…当に長かったですけど、まーそのおかげで いろんな仕事をやれたわけで、その影響を考えるとチルドレンに とってはかえってよかったかもしれません。

椎名高志について

…トップだったのは、「絶対可憐チルドレン」のキーワード経由の人たちでした。いや、まだまだ人気あるんですねえ。 http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20040915#p3 の続きとして、 椎名高志と藤子・F・不二雄について、昔書いた文章を再録します。細部は結構手直ししましたが。 「GS美神 極楽大作戦!!」を分類するなら、ごく最大公約数的には『SFギャグ』ということになるのだろう。初期一話完結で見せたコメディは、所々にまぶされた他ジャンルのパロディとは別に…

「椎名高志は藤子・F・不二雄の後継者」論。

…。 今回、短期連載「絶対可憐チルドレン」ってえのを椎名氏が「少年サンデー」で目出度く完結させたこともあり、そのへんのことを書いてみたいと思っているんだが。そのキーワードが「センス・オブ・ワンダー」。しかし、何しろそこにたどり着く前の前振りに過ぎなかったSFやミステリーや物語の論理性の話が、えんえん2日間にわたる構成ミス(笑)。 また本編は近いうちに。(追加。続きはhttp://d.hatena.ne.jp/gryphon/20040916です) ・・・・・ところで、上の見出し…