なんでかだいぶ開始が遅れたが、「絶対可憐チルドレン」の連載が始まった。
やはり良くも悪くも、彼が少年サンデーに載ってると、川田利明がNOAHのリングにいるような、あるべきところにあるべきものが収まってる安心感があるよな(笑)。
個人的に、この作品に望みたいのは一にも二にも「SFの復権」ということ。もちろんこれは本来のサイエンスフィクションのほうではなく、藤子・F・不二雄先生の築いた「S(すこし)・F(ふしぎ)」の復権、という意味に決まっている。作品のテイストから言うと、石森章太郎の後継たれ、とも言うべきかな?
とにかく、センス・オブ・ワンダーを幼少時に叩き込み、もって彼らの心の中の幻想と空想の領域を広める役目。先人が行ってきたその役目を果たすのは、椎名氏しかいないと思う。
そのために、流行りすたりを追う(主人公の女子3人組に、キャラクター的な人気を呼ぼうとか)のは控えめにしてほしいすね。