もひとつ漫画の話題
http://www.not-defined.com/mt/archives/2005/07/post_136.html
アメリカのニューライン・シネマが岩明均のベストセラーSFコミック『寄生獣』を、「THE JUON/呪怨」の清水崇監督で映画化することが明らかとなった模様。タイトルは原作の英語版と同じ「Parasyte」。清水監督は脚本製作にもスーパーバイザーとして関わる予定との・・・
下に「キャメロンが映画化という話があった」と書かれていますね。
私はうそかまことか、「キャメロンは『ターミネーター2』の敵役が、体をぐにゃり変形させて刃物などの武器にする』というアイデアを寄生獣からイタダいたので、予防的にこの作品の権利を購入した」と聞いていた(笑)。
でも、キャメロンは実際にアフタヌーンを当時、自分用に空輸して読んでいた、という噂もあった。今は「『げんしけん』と『ハトのおよめさん』の映画化権を買う」といってるそうだ(嘘)。
で、ハリウッドのカネと技術による映像化は結構だけど、これ本質的にはホラーじゃないよねえ。究極的には、まったく違う価値観を持つ他者同士の、困惑と対話とコミュニケーションの物語であり、一種のヒーローものでもある。
(馬の合わない二人が、状況によって無理やり協力していく中で友情をはぐくむ・・・「ミッドナイトラン」とか「レッドブル」とか「手錠のままの脱獄」とか「うしおととら」とか、そのジャンル)また、ユーモアにもかなり富んだ作品だし。
そこを分かった上で、作ってくれることを祈る。