11月5日(木) [BSプレミアム] 後1:00
出演者ほか
【監督】ビリー・ワイルダー,【出演】ジャック・レモン,シャーリー・マクレーン,フレッド・マクマレイ,【脚本】ビリー・ワイルダー,I・A・L・ダイアモンド,【音楽】アドルフ・ドイッチ内容
ニューヨークの保険会社で働くバクスターは独身の平社員。上司の情事の場所に自分のアパートの部屋を提供し、それを出世の足がかりにしようとするが…。ジャック・レモンと、シャーリー・マクレーンの名演技、巨大なオフィスなど、名美術監督アレクサンドル・トローネルの映画ならではのセット、名匠ビリー・ワイルダー監督の演出がさえる傑作ロマンチック・コメディー。アカデミー作品賞、監督賞、脚本賞、美術賞、編集賞を受賞。
この作品ですね、たぶん自分の記憶が…曖昧なんだけど、たぶん作家の清水義範氏が絶賛してた作品(のはず)なんです。そうじゃなきゃ、自分もそもそも印象に残ってるはずないからな。
その褒め方も「非常に論理的」といった言い方だった…と思う(えーい自分の記憶があいまいなので、断定できずにすまん)
その論理的、ってのはどういうことかというと、この作品を離れて、たとえば主人公がピンチの時に「この非常階段から脱出しよう!」という展開となるとする。その場合、非常階段がいきなり出てくるんじゃなくて、そこに非常階段があることをちゃんと最初に、必然性込みで描写してる……みたいな話。監督がビリー・ワイルダーだそうで、それならばどの作品も多かれ少なかれそういう傾向はあると思うんだが、「アパートの鍵貸します」は、そういう部分が極めて精緻に作りこまれてる…みたいなことを清水義範が言ってた、気がするんだけどなあア…
言ってるとしたら、この本の中であることはまちがいない。
- 作者:清水 義範
- メディア: 文庫
それを自分は勝手に造語して「ロジカルコメディ」と命名。
漫画においては久米田康治や、篠原健太、石黒正数的な作品、ということ
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こう紹介してると、ハードルが上がってしまい、見てみると「言うほどロジカルか?」になるかもしれんけど、まあそんなあいまいな記憶のまま紹介だけさせていただいた。