12月から新しくなったNHKのBSで放送するプレミアムドラマ第1弾【#仮想儀礼】
— NHKドラマ (@nhk_dramas) December 1, 2023
いよいよ3(日)夜10時、4Kと2K(BS 101ch)で同時放送スタート!
無職の男二人が始めた“サービス業”…それは「宗教」だった。
タブー視されがちな「宗教」にブラックな笑いで迫る問題作です!#篠田節子 #青柳翔 #大東駿介 pic.twitter.com/DZVSx0XLje#プレミアムドラマ【#仮想儀礼】
— NHKドラマ (@nhk_dramas) November 27, 2023
「宗教を作ろう。食っていくために」
無職の男二人がやけっぱちで始めた“サービス業”……それは「宗教」だった。
愚かな男二人の行き着く先は……。
🔻公式HPはこちらhttps://t.co/XiUqiHdNFo
12/3(日)スタート!
毎週日曜 よる10時<全10回>
[BSP4K/BS] pic.twitter.com/SXpWloh7yF初回放送日: 2023年12月4日
「宗教を作ろう。食っていくために」無職の男二人がやけっぱちで始めた“サービス業”……それは「宗教」だった。NHK新BSで放送中のプレミアムドラマ「仮想儀礼」の見どころを紹介する2分PR。元エリート公務員・正彦(青柳翔)と元ゲーム会社社員・誠(大東駿介)はある日突然職を失い、でたらめな宗教団体をでっちあげて“ビジネス”を始める。そこへ思いのほか人々が集まってきて……。
配信はあるかな?無いっぽいかなぁ…
録画放送の設定が変わるので注意、とのアナウンスもあった。
www.nhk.or.jp
ぶっちゃけ、なんて奇想天外なんだ!斬新な設定なんだ!!…ではないんですよ。先行作は多数ある。
見よ、公開から 17年の時を経て、あの教祖が再臨する―。
ビートたけし原作!萩原聖人、玉置浩二、岸部一徳、ビートたけしの豪華キャスト競演で贈る、ブラックな笑いに溢れた“神への挑戦状”!
世紀末を揺るがした、衝撃の問題作が、HDリマスターで初DVD 化!!【ストーリー】
暇を持て余す大学生の和夫(萩原聖人)はその布教活動のインチキ臭さに興味をひかれ、とある新興宗教団体に加わる。
浮浪者あがりの男(下条正巳)を教祖に据えた怪しい教団―。
その内部では、宗教を金儲けの手段と考え、教団を裏で牛耳っている主管の司馬(ビートたけし)、経理担当の呉(岸部一徳)と、
純粋に教祖を崇める真面目な青年部リーダー・駒村(玉置浩二)達が対立を深めていた。
そんな折、司馬の怒りをかって教団を追われる事になった教祖に代わり、二代目の教祖として、和夫に白羽の矢が立てられるのだが・・・。
新任教師の湯島朝子(ゆしま・あさこ)が担任することになった4年2組。その着任初日の朝の会で、とある作文をめぐってクラスの意見が対立。騒動が過熱するなか、朝子はこの対立状況が仕組まれたものであることに気づき――!? 神、仏、祈り、祝福、呪い、救済、現世利益、カルト、魔法少女、超常現象、動員ゲーム、集団心理、カリスマ、シャーマニズム、権謀術数……。舞台は小学校。30人のコドモと1人のオトナが巻き起こす、悪夢のようにカラフルな新宗教絵巻。「自前の“神”が欲しいんだ」。得体の知れない子供、伊勢崎大介(いせさき・だいすけ)は、同級生の女の子、森(もり)ユリカを教祖に仕立て上げ、一つのクラスから宗教を起こそうとする。クラスの子供達が抱えるそれぞれの悩みを巧みに利用し、その試みは次第に形をなしていく――。青山景が描く、コドモ達の宗教絵巻。描ききれなかった物語を読み解くための設定資料集、『青山景WORKS』を収録。
下の「よいこの黙示録」は、本当に残念なことに、作者が連載途中で急逝、序盤の序盤で話は永久に中断されることになった。
無駄に長く運営しているブログゆえ、その時の思いが記録されている……
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別の作品に、勝手に期待を背負わすのもナンセンスだが、この「未完の傑作」から、バトンを受け継いでいるかもしれない。いないかもしれない……。
このジャンルに入れるとややずれもあるのだが、「少年の国」という作品もありました。
高校の同級生柴純一の自殺の瞬間を見て以来、浅川聡美の回りでは不思議な事が起るようになってきた。本当に柴の霊が聡美に乗り移ったのか? それとも誰かの陰謀なのか? ついにはマスコミも聡美の事を霊感少女の出現だと騒ぎ出して…。
謎の男・出門によって“神の預言者”として祭り上げられた聡美は教団“エコー”のリーダー的存在となった。人間中心主義こそが人類を滅亡させると確信する“エコー”は攻撃の矛先を自然破戒企業に向けていく…。神を見た少年達の破天荒な思念と行動の結果は?
そして、宗教という枠をはずせば、元は本気でなく「ごっこ遊び」というか「フィクション」というか…それを当事者は知っていたはずなのに、いつしか「情報の独り歩き」「ごっこ遊びの暴走」みたいなものが発生する……そういう、一回り大きなジャンルがある、と以前から当ブログでは独自のジャンル分けをしています。
疑似イベントもの
心理操作もの
メディア操作もの (※「心理・メディア操作もの」)
情報の独り歩きもの…いろんな仮題を作っていますが、要はそういう話。
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そこから三つ選ぶなら、この3作品。
あと、最近、そこで出てきた「架空のごっこ遊び」だったはずの「ビー玉には美術的・資産価値がある!」というネタが実際にアメリカではそうだった、ということで意外なほど注目されたウィッチウォッチのビー玉回も、このジャンルだわね。
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今回のドラマ「仮想儀礼」も、こういうジャンルなことはほぼ間違いないでしょう。とりあえず、またこのジャンルの新作がNHKで作られたことは歓迎、大歓迎。さて、それが傑作になるかどうか…は「神のみぞ知る」で、うまくオチました。
(了)