ユザワヤに男がいた。この件でモヤモヤしているのでここに吐き出します。
(略)
ユザワヤを知らない方のために説明すると、ユザワヤは生地や糸の専門店です。
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手芸界のホームセンターみたいなものです。
ユザワヤに、男性がいることがあります。
もちろんユザワヤは女性限定ではないですし、手芸が趣味の男性がいても問題は無いはずです。
しかし、正直に言えばモヤモヤします。手芸はほぼすべてが女性ターゲットのはずなので、
「なぜ男性がここにいるのか」と、不快な気持ちもあります。
女性の下着屋に男性がいるのとほぼ同じ感覚です。
(略)
「ユザワヤに男性が来ないでほしい」と考える私に問題があるのか、ユザワヤに来る男性に問題があるのか。
(略)
男性が手芸をしてもいい時代。これは事実です。とはいえ実際の私の気持ちとして、不快な気持ちになりましたし、抑圧されてると感じるのも事実です。
ユザワヤに男がいた。このモヤモヤをこの記事に吐露することで私の気持ちを少しでも解消できますように。
この文章がまず本心なのか、いわゆる本心ではない「釣り」なのか、その時点で読む人もいろいろ読み方が分かれている。
ただ、「狂人のふりをして大路を走らば則ち狂人」の伝で、逆にそこはどうでもいい話。
自分的に指摘しておきたいのは、これはまぁ差別的文章なんだろうけど、株式会社はてなは、この文章がはてな匿名ダイアリーに投稿されても、それを削除とかはしないだろう、ということね。
差別的表現
・ 人種、民族、信条、性別、社会的身分、居住場所、身体的特徴、病歴、教育、財産及び収入等を根拠とした差別的表現について、特に個人の意見や所感にとどまらず差別を助長する表現に相当する場合、原則として削除を行う
・ 差別を助長するかどうかが判断できないが、合理的な理由による通報や相談があり、実際に差別的表現に該当する可能性がある場合、発信者に対して意見を照会する。または注意勧告を行い自主的な削除を促す
policies.hatena.ne.jp
こうは書いてある。だけど「ユザワヤに男がいた」は実際の運用上、削除されないだろう、と思う。
当方のブクマ。
浅羽通明が昔『ヘイトスピーチや差別的文章は貴重な『悪人の自白』で、それを社会は参考にして対策を作れる。だから法的に規制するのは悪手』と書いてたのを思い出した/はてなだってこの文章を強制削除はしまい?
手元に(or実家に)あるはずなのだが見つからないので、結局ないのと同じだけれど、上のような趣旨の話は、対談本(相手は小林よしのり)「知のハルマゲドン」に書かれていた。