記者会見と、説明文の発表が複数のメディアでニュースになった、この話題。
虐待や性暴力を受けた10代の少女たちを支援する一般社団法人「Colabo（コラボ）」代表の仁藤夢乃さん（32）が29日、インターネット上で「若年女性に生活保護を不正受給させ、無給で仕事をさせる貧困ビジネスをしている」などと虚偽の記述をされ、社会的信頼を傷つけられたなどとして、都内に住む男性を相手取り、慰謝料など計1100万円の損害賠償を求め、東京地裁に提訴した。
www.tokyo-np.co.jp
行き場のない若い女性を支援している一般社団法人「Colabo」に関するデマや誹謗（ひぼう）中傷を繰り返したとして、同法人は29日、東京都の40代男性を相手取り、計1100万円の損害賠償などを求めて東京地裁に提訴した。
www.asahi.com
虐待を受けて家に居場所がない10代女性らの相談を受ける一般社団法人「Colabo（コラボ）」代表の仁藤夢乃さん（32）は29日、インターネット上で繰り返し中傷を受けたとして、東京都内の40代男性に対し、1100万円の損害賠償を求める訴えを東京地裁に起こした。
mainichi.jp
…で、タイトルの話は、別に推測や推理、推定で書いているのではない。当事者が、そう言った、認めたことをそのまま表題にしてるだけです。
Q15 貸借対照表を公告していなかったのはなぜか
A Colaboとして貸借対照表自体は当然毎年作成しており、現に委託事業の申請の際に
毎年都に提出してきたが、公告について問題意識が乏しいままそのままになっていた。こ
のたび都から指摘を受け、取扱いを確認検討し、また過去の決算も点検したうえで公告す
ることとした。なお現在はホームページに掲載する電子的方法としているが、今後は合理
的な公告方法のあり方も含めて検討したい。https://colabo-official.net/wp-content/uploads/2022/11/HP.pdf
・公告について問題意識が乏しいままそのままになっていた。
・このたび都から指摘を受け
・取扱いを確認検討し、また過去の決算も点検したうえで公告する
良かったではないですか。そのまま「問題意識が乏しいまま」であるより、直ったほうがいい。
www.jijitsu.net
そして「都からの指摘」は、同一般社団法人が訴えた、被告側の人の指摘を受けてのものですよね。
そういう指摘部分と、同法人が訴えた表現箇所は別物なわけだから、名誉棄損裁判はどうぞ粛々と進めていただきたい。
担当弁護士が、批判相手を「脳みそのない家畜」だ、なんだという表現だってまた別物だし（笑）。
ただ、既にこう一般社団法人側が表明した時点で、まずは外部からの指摘には社会的な意義があった、ということが成立する、ということでありましょう
あと
上の記者会見と提訴に関する記事も、「こういう見出しを取れるよね」という実験であります（笑）
