日本国憲法第十五条の4 後半部。
……選挙人は、その選択に関し公的にも私的にも責任を問はれない。
…このネタ、実は何回か既にやってるんです。
ことし、ブクマのホットエントリ関係で、これに関連したはなしが意外やかなり話題になった…。
それについて解説とか紹介したかったんだけど、時間が無い。
ひとつだけ、これも過去記事の転載で、これにて。
民主主義なら、これが当然なんです。選挙人、すなわち、国民国家における国民ですね、これに、社会に対し、歴史に対し、人類に対し、何の責任も負わせないからこそ、民主主義は成立するんです。
そうでなければ、賢者の政治、哲人政治しかありません。
政治を担う賢者は人民に対し、歴史に対し、社会に対し、人類に対し、常に絶対的に無限の責任を負うから哲人政治です。
民主主義はちがう。なぁーんの責任もない。賢者も哲人もへったくれもない。無責任でよろしい、バカ万歳。これが民主主義なんですね。
私が民主主義者・人権思想家に対して抱く根本的な疑問は、憲法を守れと言いながら、歴史への責任とか社会への義務とか人類の使命とか、何故平気で口走るのか、ということです。そんなことを国民に要求するのは、明らかに憲法違反なんです。
今回はさらに詳しく、この記事に続く。
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