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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

衆院選2021 小ネタ集

日本国憲法こそ、すべての原点。この言葉を読み返そう

「選挙人は、その選択に関し公的にも私的にも責任を問はれない」
日本国憲法 第十五条の4)
日本国憲法

民主主義なら、これが当然なんです。選挙人、すなわち、国民国家における国民ですね、これに、社会に対し、歴史に対し、人類に対し、何の責任も負わせないからこそ、民主主義は成立するんです。
そうでなければ、賢者の政治、哲人政治しかありません。
政治を担う賢者は人民に対し、歴史に対し、社会に対し、人類に対し、常に絶対的に無限の責任を負うから哲人政治です。
民主主義はちがう。なぁーんの責任もない。賢者も哲人もへったくれもない。無責任でよろしい、バカ万歳。これが民主主義なんですね。
私が民主主義者・人権思想家に対して抱く根本的な疑問は、憲法を守れと言いながら、歴史への責任とか社会への義務とか人類の使命とか、何故平気で口走るのか、ということです。そんなことを国民に要求するのは、明らかに憲法違反なんです。

TBS?で、深夜に登場してた「政治部長」がスゴかった(酷かった)

いったいなんて人だろう?みんなが話題にしてるだろうからあとで検索するか?と思ったら、そんなに話題になってないので手間取ったが、「石塚博久」さんというらしい。

石塚博久
出典: フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』
石塚 博久 (いしづか ひろひさ、1962年 - ) は 日本のジャーナリストで 元日本経済新聞社記者[1]、TBS報道局政治部政治担当解説委員[2][3]。

来歴
東京都足立区生まれ[3]。

早稲田大学卒業後、1986年 日本経済新聞社に入社[1][3][4]。大阪本社に配属され証券部記者として活動[3]。名古屋支社に異動し愛知県警察本部、名古屋市役所等の取材を経て、1990年より東京本社に異動。政治部記者として、首相官邸クラブ(海部政権)、野党クラブ(社会党土井委員長、田辺委員長)、平河クラブ(自民党竹下派担当、1992年竹下派分裂)等を担当した[3]。1996年3月 日本経済新聞社を退社。

同年 TBSに移籍入社[1][3]。報道局に配属。報道局政治部では 新進党クラブ、平河クラブ(自民党 橋本派担当)、外務省(田中真紀子外務大臣)等を担当[3]。その後は『筑紫哲也NEWS23(後のNEWS23)』ディレクター、デスクを経て、『時事放談』の制作プロデューサーとなった

石塚博久 - Wikipedia

何がすごいって、脳内に描かれた「政治記者」のベタ、ステレオタイプがそこにあった!のよ。 

政治家以上に政治家っぽく、偉そうで乱暴な言葉遣い。
本人は親しみやすくてフランクだと思っている。
ところどころに、政治家との(私的な)親密さ、交友関係をちりばめてひけらかす(小沢一郎氏と連れ立って合コンに出たことがあるそうな)
あんまり理論や政治哲学を語らないし語れそうもない。





まあ、一躍注目株ですよ。こういうひとこそザ・政治記者なんだろうね



石原伸晃落選。平成の明智光秀、落ち武者狩りの竹槍に死す・・・・

雨が上がれば 虹が立つ
嵐すぎれば 鳥が舞う
それが人生の 約束だから
今は涙の 味を知れ西部警察ED「勇者たち」)

www.youtube.com

モーニングショーでちょっと出てくると思ったが、眠くて見損ねる。こんなやりとりあったそうな

しかし、石原慎太郎がご長命ゆえに「王朝断絶」をまのあたりにすることができたのは慶賀のいたり。
やはり人間は「定命のもの」であり、カリスマも、そして重要なのは「カリスマの支持者」も、老いとともに減っていく。
太陽の季節」やら「嵐を呼ぶ男」やら「石原プロ」が持つ特別性(テレビスクランブルワールドプロレスリングを見ていた当方には何のありがたみも正直無いんだけどさ)も、雪のようにとけていく。

そして残ったのは、2012年、総裁をうかがうために幹事長でありながら谷垣総裁に反旗を翻し、「平成の明智光秀」と呼ばれたものの、その「発言=愚かさ」それ自体であっというまに党員・議員仲間・国民の支持を失い、その後閣僚としても挽回できずに、ひと山いくらの人間になったその軌跡である。そういえば「石原伸晃は政界を動かし続けていた(ただし本人の才覚とは別に)」説を、プチ鹿島氏が唱えていたっけ

石原伸晃の政治家としてのキャリアを見ると「自分では思ってもみなかったであろう役割」を果たす繰り返しなのである。ちょっと凄すぎるので振り返ってみる。

 まず安倍晋三が勝利した2012年の自民党総裁選。今では多くの人が忘れているかもしれないが当初の本命は石原伸晃だった。しかし失言の連発などで失速。2位にもなれない敗北を喫した。安倍長期政権をつくったのは石原伸晃なのである
(※以下、この種の事例が列挙される)

bunshun.jp

甘利幹事長、小選挙区で敗れ幹事長辞任へ 岸田氏は…にっこり?

「落選危機」という、日刊ゲンダイ(当たった!)の記事につけたブクマ

甘利幹事長まさかの落選危機で錯乱状態!「私がいなくなれば大変なことになる」と絶叫演説(日刊ゲンダイDIGITAL) - Yahoo!ニュース

画像探し中だったんだけど、いしいひさいち漫画にどんなときにも「『王に756号を打たれた』鈴木」と前置きを置かれる鈴木投手、というギャグあった。で、甘利氏も「金銭疑惑のある甘利幹事長」と常に呼べば(笑)

2021/10/31 02:38
b.hatena.ne.jp
…けっきょくこの「王に756号を打たれた鈴木」画像が間に合わなかった。電子書籍と違い、リアル書籍は「どこに本があるかわからない」が多すぎる
だが「幹事長なのに落選した甘利」でまだ続く(というか金銭疑惑も全然解決なしだし)
※後から入手

王に756号を打たれた鈴木


ところで、岸田文雄総理総裁にとってはどうなのだろうか。
安倍麻生氏から、強烈なプッシュを受けてマイナスを承知の上で幹事長に起用した、との説もある(甘利氏が幹事長なおかげで、落選した他候補もたぶんいるよ!!)
ここで思い出すのは、田中角栄ロッキード一審有罪判決を受けて、まだ発足序盤の中曽根が行った「ロッキード判決解散」であります。

中曽根自民党議席を減らしたものの、新自由クラブとの連立などで乗り切り、その上で、その敗北を梃子に「いわゆる田中角栄氏の影響力を排除する」と銘打って、実際に内閣発足時は全面的な影響を受けざるを得なかった、田中派のパワーを削ぐことに成功、その後独自の政策、中曽根カラー実現が進み長期政権になった・・・・・・・ということがあるんです。
甘利失墜は、「いわゆる安倍晋三氏の影響力を排除する」かたちになるやもしれません。


「維新躍進を説明する際に、大阪への偏見を丸出しにする人が多くて、正直、吐き気がする」(木村幹)

以下、連ツイになっています。開けば続きが読める


立憲民主党内の「内部闘争」で、猛烈な攻撃を受けていた山花郁夫氏が落選

氏の落選で、党内力学がどうなるか……、です。


CDB氏がここで特に応援しているのは、いまタイトルに書いた、そのへんの話が関係しているのです。