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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

眼鏡の子供は「眼鏡の主人公が活躍」「眼鏡が不要になる魔法や科学がある」、どちらの物語に憧れる「べき」なのか。

タイトル的な問い。

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というのは、後者のほう……「眼鏡が不要になる魔法や科学がある」に類する創作物も、結構見るんですよ。

えーと、上のまとめで特にそのテーマについて語られている「聖女の魔力は万能です」という作品は…

今現在の無料公開範囲をみてもよくは分からないけど…

comic-walker.com

あー、第四話に該当場面があるそうだね。これはネットからはもう有料でも見られないんかな?

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魔法の力で眼鏡が不要になる、という憧れ(聖女の魔力は万能です


で、老害な自分が覚えているのは桂正和ウイングマン」。ここで、なんでも夢が実現する「ドリムノート」に描かれる、変身ヒーロー(いやヒロイン)の設定において……変身する当人からの希望として、各種の能力やコスチュームに加えて「目が良くなってメガネをかけなくても良くなる」という記述をわざわざリクエストされる、という場面があったんです。

彼が本当に変身できることを知り、これをネタに自分も変身出来るように(半ば脅迫で)頼み込んだ。

ウイングガールズの結成を提唱した張本人で…(略)普段は眼鏡っ娘だが、変身後は視力が良くなるようにドリムノートに書き込ませている。
アニメ版では「眼鏡が戦闘の際に邪魔になってしまう」と懸念した健太がデザイン完成の際に追記してくれた。
dic.pixiv.net


そのほかドラえもんの未来設定…のび太が大人になる時代には、近眼が治療できる医学の発達があったとの設定。

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ドラえもん のび太が大人になる時代は、医療の進歩で近眼が治ってるとの設定


そして、実は実は、銀河英雄伝説が最初にアニメ化された時(いわゆる「石黒版銀英伝」)、声優すべてに声がかかる勢いだったと言われるほどにキャラ多数なのに、メガネのひとはひとりもいないのでした。それはのび太と同様、「その時代は未来なので視力を治療できる」という設定だったからでした。ご存じでしたか???


こんな例もあとから目にしました

こちらは、「子供たちがメガネを卑下しないようにするためには、メガネのままでキャラが活躍すべきだ」との論に立っておられる。






ちょっとつかれて来たので、まとめちゃいますけど(後から追加したいことは追記するわ)。
まずは、おはなしというのはそもそも「ウソ」であります。どうせウソなら、どんなウソを言ったっていい。願望欲望、すべて自由にしていい。

… ボソボソ暮しても 世の中ァ同じ デッカイホラ吹いて ブァーッといこう ホラ吹いて ホラ吹いて 吹いて吹いて吹いて吹いて 吹き上げろ

www.youtube.com

サンタクロースをつかまえて うちだけまいばんクリスマス 
そうだったらいいのになそうだったらいいのにな

www.youtube.com


メガネ(視力の障害)について、どうマジョリティとマイノリティに区分されるのか、メガネをかけてる人間の当事者性みたいなものは最優先されるのか…とかはポリコレ的に重要なんだかどうかしらんけど、
ここから、じゃあ当事者(メガネ利用者)として発言しよう。


ぶっちゃけメガネってやっぱりうざいです。重いし汚れるし、運動に邪魔だし、無ければ無い方がいいです…というのはまったく個人の感想だが、例の権力勾配的には当事者様であり、マイノリティであり弱者である立場からの発言??なので何を言っても一部界隈からはOKになるはず。
平野耕太先生は許さんかもしれんけど、あれはヒロイン限定だから大丈夫か(笑)



だから、魔法なり科学なり超科学なりで、「メガネをかけなくても良くなる」という空想世界を考えるというのは実によくわかる、さもありなんですね。

だが、「現実にメガネをかけている人たちをエンパワメント(流行語)するには、メガネをかけて、しかも活躍する人物を配置すべきだ」「いや、メガネがごく普通の属性として、キャラの個性や物語とは全く関係ない、紐づかないものであるべきだ」とか、そういう話も出てくると、ややこしい。


そして、この話を思い出す。

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・・・問題になっているのは、法案の基本理念として書かれた「生殖補助医療により生まれる子については、心身ともに健やかに生まれ、かつ、育つことができるよう必要な配慮がなされるものとする」という部分。

「心身ともに健やかに生まれ」という言葉の意味するもの

 特に「心身ともに健やかに生まれ」という文言について、藤井氏は「不良な子孫の出生防止」を掲げた旧優生保護法のもと、遺伝性の病気や知的障害などがある人に強制的に不妊手術が行われた問題につながりかねないと指摘した。法案に反対する議員も「障害児は産まなくて良い、と法案が言っているようなものだ」と語る。
藤井氏はさらに「『お子さん元気で良かったですね』と言うのは社会的な通念としてはある。しかし、法律に入った瞬間に優生政策の域に入ってしまう」とし、一般的な会話で「心身ともに健やかに生まれ」という言葉を用いるのと、法案に盛り込むのとでは意味が違うと指摘した。

そんな話から逆算して、「空想・フィクションの中では、メガネが不要でありたい」と考える、この欲求は、どう位置付けられるのかな。




「自分も欧米人のように、ブロンドの髪なら良かったのに」みたいな話もいま連想で思いついた。


だが疲れたので、投げっぱなしで終わる。

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