〈 書籍の内容 〉
山川出版社が編集協力!イスラム史の本格版
イスラム世界の歴史を本格的に取り上げた初めての学習まんがです。しかも、歴史教科書で有名な山川出版社が編集協力。世界史の教科書でイスラム史を執筆している先生が監修していますので、その流れを意識したつくりになっています。学校の勉強や受験に十分に対応ができ、「併読することで、教科書や学習参考書がわかりやすくなる学習まんが」ともいえます。
全4巻からなる構成で、世界史教科書のイスラム史の核心部分がほぼすべて網羅されています(イスラム現代史は、第17巻の学習ページ等参照)。
また内容は高校生レベルでも、小学校高学年であれば理解できます。
【巻立】
別巻1 イスラム世界1 宗教共同体から帝国へ(7世紀~12世紀)
別巻2 イスラム世界2 異教徒との対立(13世紀~18世紀)
別巻3 オスマン帝国1 大国への道(13世紀~16世紀)
別巻4 オスマン帝国2 ゆれる大国(17世紀~20世紀)
※イスラム現代史は、第17巻の学習ページなどでふれられています。
〈 編集者からのおすすめ情報 〉
このシリーズは歴史教科書の山川出版社の協力を得てつくられていますが、人間ドラマ化が図られているのも大きな特長です。歴史を「喜怒哀楽からくる人間ドラマ」ととらえて、まんがのシナリオを作成しました。小学校高学年の方でも、歴史好きなら高校生レベルの歴史の流れがしぜんと頭に入ってくるはずです。
〈 目次をみる 〉
別巻1 イスラム世界1
宗教共同体から帝国へ
(7世紀~12世紀)別巻2 イスラム世界2
異教徒との対立
(13世紀~18世紀)別巻3 オスマン帝国1
大国への道
(13世紀~16世紀)別巻4 オスマン帝国2
ゆれる大国
(17世紀~20世紀)
にしても、また凄い企画立てたな。
俺は、このすごさを一般の方以上にわかると思う。 ムロタニ・ツネ象が、学研まんがのほうで1巻を使って描いた、中世イスラム帝国の興亡を紹介したことがあった。
この時代を切り取っただけでも、ボリュームは「1巻」であっても、どうも日本では一般に知られていないような、興味深い逸話や人物が出てくるのだ。
技法的にもアップデートされた絵柄や構成で、4巻を使って描き切ったら、それがどうなるかは想像に難くない。
おそらく、相当の知識人でも知らないような事柄が描かれていくと思う。いい大人も一読する価値があるだろうと思うのだ。
一方で「表現上の配慮を最大限に行った」
どんな表現上の配慮があったんだろうな。
本来的には、「預言者の似姿を描いてはならない」だって、豚肉や飲酒がそうであるように「ムスリム内」に留めるべき教義(であるはず)だし、それを異教徒に強要したら「酒を飲むな」「豚肉を食うな」と我々が制約を受けるのと同じな訳だけど・・・・・・・・
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ただ、どんなふうに「配慮」されてるのかなー、ってのも楽しみではあるのだ。
たとえばワッハーブ派が厳格のあまり「これも偶像崇拝だ」とムハンマドの墓(霊廟)まで破壊したとか、あるいは逆に「アハマディ派」の教えが生まれた時期に、そのことを解説するか、などなども、ちょっと興味があるのだ。