韓国の元慰安婦支援団体、正義連(旧挺対協)をめぐる寄付金不正疑惑。もはや記事が多すぎ韓国発の報道を細かくチェックしていないのですが、「前代表の捜査をめぐり、検察当局vs大統領府のせめぎ合いが強まっている」と知人の韓国記者から知らせが。こんなところにまで文在寅政権と検察の攻防が波及?
— 武田 肇 / Hajimu Takeda (@hajimaru2) May 26, 2020
正義連を巡るスキャンダル噴出でいろいろ言う人がいますが、私が一番驚いたのはタブーがあっさり崩れたことでした。背景にあるのは、やはり政治的な動きだったのだろうと思います。考察してみました。
— 澤田克己『反日韓国という幻想』発売中! (@SawadaKatsumi) May 22, 2020
意外とあっけなかった韓国の「慰安婦タブー」 https://t.co/Cj8N7D0xPq @WEDGE_Infinityさんから
【記録する者たち】※「記録する者たち」は準タグです。この言葉でブログ内を検索すると関連記事が読めます
そしたらアンタ、これが読まれとんのんよ。
下村満子元理事の「アジア女性基金」体験談を文字起こししました(朝まで生テレビ)
(開始54分40秒)
あの、わたくし、さきほどから…アジア女性基金やって 女性の、慰安婦の人権人権って、韓国のかたがおっしゃる。挺対協が窓口になって仰ってるけど、私の経験では大変申し訳ないですけど。これは怒られる覚悟でいうけど市民運動ですよね この人たちはインテリで たいへん社会的地位もあり、権力もあり、慰安婦の方を本当に思ってなんかいずに、慰安婦のかた…わたくしはこの…これ、体験です。これは台湾もそうですけど、それをひとつの盾にとって、まあ反日運動、に利用してる。
つまりなぜかというと、じかに聞くと、このかたたち、アジア女性基金のお金をいただきたい。それは彼女たちにとっても高齢になって、貧しくて、お金に色はついてないんだから、大変ありがたく、ほしいわけですよ。
それを挺対協とかなんかが、「もらうな」と。もらったらバッシ…(後略)
スゲーなぁ思ったのは、書いた本人が忘れてたわ!!ということ。どういう経路で引っ張り出してきたんですか皆さん。どっかで自動の関連付けあった?
ま、それはいいんですよ。この発言自体も、それをどう評価するかも、またそれぞれあっていいだろう。
この機会に、この前の話をまた発展させ再論したいんです。
この話が読まれたから冒頭に置くけど、もっと端的な記事もある。
適宜引用する
オウム処刑で過去の「朝生」が注目…そこから「テレビ番組は現在、研究者すらアーカイブが使えないよ」問題を論ず【記録する者たち】
m-dojo.hatenadiary.com
もそも朝生はやはり80年代末〜90年代半ばが全盛期であって、それ以降は当時の熱量を保っているわけではない。ただしもちろん、時代時代の重要な論点や風潮、空気感などは自ずから蓄積されている。
ただ、このyoutubeも、ずっとここでこうやって見られるわけではないのだろうね。
そして、一般の人も、専門的にいろいろなことを研究している専門家も、見たいと思った過去の「朝まで生テレビ」を公的に見る手段は、おそらく全く無いはずだ。そのことに関し、再度注目していただきたいと思って、過去のツイートのツリーを紹介する。
オウム教祖・幹部らの死刑執行で、彼らが出演した「朝まで生テレビ」が再度注目を浴びたhttps://t.co/LTJAMGsWDw ところで、かつて紹介した「こういう番組のアーカイブは、研究目的の研究者でも見られないらしい」という話を再紹介します。以下リツイートするので。
— gryphon(まとめ用RT多) (@gryphonjapan) 2018年7月8日
↓https://t.co/7cHGh5C55p※いくつか間にツイートがあるんだけど、略する。リンク先に飛んでもらえれば読める。
この高坂追悼本には、TVメディアでの高坂の言論を分析する記事もあったが…武田徹氏のその論文では最後に「出演中の高坂の映像資料を入手できなかった」「放送番組素材を用いた分析は今後の課題」と…
— gryphon(まとめ用RT多) (@gryphonjapan) 2018年1月30日
学者が「高坂正堯研究」で要望してもNGなら、ほぼ絶望的じゃん!(続く)https://t.co/R90Rd7YfCu pic.twitter.com/00fbe6KoYA(続く)
— gryphon(まとめ用RT多) (@gryphonjapan) 2018年1月30日
つい最近、思わぬ形で命を絶った西部邁も、思想史的研究するなら良くも悪くも「朝生」検証は欠かせないしょ。「西部邁の研究に必要です、過去の朝生映像を見せてください」と正面から頼んでだめなら、やっぱり外側…国会の立法機能でテレビ映像アーカイブを作るのも一つの道だろうと…
・・・・・・・ということで、今回、「過去の朝生が誘因力のあるコンテンツである(少なくとも資料的・学問的価値がある)」ことはこの上なく証明されたと思う。
他に無いから、文字起こししたうちのブログ過去記事に来たのであろうってわけで、たとえば1回150円で視聴可能な有料アーカイブがあったら、200人ぐらいは今回の騒動で購入したんじゃないかな。
そしたら3万円だ。すでに終わった討論番組が生む収入としては悪くないんじゃないかね。
今回の騒動を機会に、再度再度
『「朝まで生テレビ!」の過去映像を、何かしら見る方法は存在すべきである』という点を、お考えいただきた。