週刊文春2019年11月28日号、町山智浩氏のコラム「言霊USA」より。
テーマは「woke culture ,cancel culture(差別に敏感な文化、それをボイコットする文化)」
WOKEとは、WAKE(目覚める)の黒人訛り的表記で、目覚めた人の文化、なのだが、町山氏の解説によれば差別的なものを告発するコールアウトカルチャー、差別的なものをボイコットするキャンセルカルチャーに発展したのだという。
町山智浩の言霊USA 「Woke Culture, Cancel Culture(差別に敏感な文化、それをボイコットする文化)」下ネタのコメディを撮り続けてきたトッド・フィリップス監督がなぜコメディをやめたのか。「今のこのウォク・カルチャーのなかでコメディをやるのは大変だ」 https://t.co/9PhehN0tPP
— 町山智浩 (@TomoMachi) November 20, 2019
そして、町山氏は後半で、それへの批判的なコメントを並べて紹介している。
「(人々が差別を糾弾して快感を得るのは)もはや道義的ポルノよ」「まるで突然変異した赤狩りね」
※ブクマで紹介されていたが、オバマ氏の発言はこういう記事になっている
「突然変異した赤狩り」「道義的ポルノ」…町山智浩氏が米国の”差別告発”の風潮を批判的に紹介(週刊文春) - INVISIBLE D. ーQUIET & COLORFUL PLACE-b.hatena.ne.jp<a href="https://rollingstonejapan.com/articles/detail/32334" target="_blank" rel="noopener nofollow">https://rollingstonejapan.com/articles/detail/32334</a> コールアウト・カルチャーというのはこれかな。
2019/11/24 09:55
ふむふむ。
しかし、だがまあ、なんですな。週刊文春の熱心な読者には申し訳ないが、週刊文春、このコラム「だけ」読んでいる人は、その面白さがわからない、と断言しておこう。
町山智浩氏のここ最近のtwitterとそれへの反響を合わせて読めば、面白さがこれは100倍、200倍になるのだ(ブロックされていなければ)。
togetter.com
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なんにせよ、頑張ってほしいです。僕はいざとなったら応援のために、「宝島30」での連載や、それを単行本にした「映画欠席裁判」での、氏のWOKEカルチャー的には怒られそうなジョークを抜き出して紹介してもいい(笑)

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