もうひとつイブニングの話題から。
ドーン。
この次のページで、重要な語り手として、この人が登場する。正直、名前しらんかった。
土方歳三は、やろうと思えば「函館で戦って死んだ、というのは偽装で、実は脱出して…」という生存伝説が状況的に出来るひとなので、そこからを描く「それからの土方俊三」物語も多くの名作があるが、今回は広告を見る限りでは、リアル寄り??な函館の戦争を丁寧に描写する路線……のように思えます。
「生き残った土方歳三」ものはこちら
ゴールデンカムイ 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
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内容紹介
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一八六九年、箱館。元新撰組副長・土方歳三は新政府軍の銃弾に斃れた――はずだった。
頭部に被弾し重体に陥った彼を救いだしたのは、時枝新一郎と妹のゆら。
彼らは新政府軍に命を狙われる土方を、アメリカへ密航させることに成功する。
しかし、意識を取り戻した土方は、記憶を失っていたのだった。
すべてを無くしたサムライは、果たしてどこへ向かうのか?
逢坂剛が満を持して贈る、壮大なる歴史スペクタクル!内容(「BOOK」データベースより)
新選組副長・土方歳三は、新政府軍の銃弾に斃れた―はずだった。一命を取り留めた土方は、米国船に乗せられ彼の地へ渡る。だが、意識を取り戻した彼は、記憶を無くしていたのだった。すべてを失ったサムライと、彼を追いかける一人の少女。海を、大地を駆けめぐる、壮大なる旅がここに始まる!
司馬遼太郎が描く土方の最期はこんな感じ
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・・・「名は何と申される」
長州部隊の士官は、あるいは薩摩の新任参謀でもあるのかと思ったのである。
「名か」
歳三はちょっと考えた。しかし函館政府の陸軍奉行、とはどういうわけか名乗りたくはなかった。
「新選組副長土方歳三」
といったとき、官軍は白昼に竜が蛇行するのを見たほどに仰天した。
歳三は、駒を進めはじめた。
士官は兵を散開させ・・・・・