どういうきっかけだったか忘れたが、たまたまTLで見た。
いやあね、僕はチャイナ娘に対する意識を変えたいんすよ。文革やジャッキーチェンが流行った時代はもう終わったのだ。新しいチャイナ娘像が必要なんだ。 pic.twitter.com/FiTs0jxwDd
— 南海書記長🇰🇷🇷🇺新作制作中 (@leningradcheka) October 13, 2019
これからのチャイナ娘はね、拳法の達人でもないし、中華料理屋で働いてもないし、語尾にアルをつけたりもしない。中国の一人当たりのGDPが130ドルで、ジフテリアが蔓延していた時代なら上記の設定で良かったかもしれない。しかし今の彼の国は違うのだ。
— 南海書記長🇰🇷🇷🇺新作制作中 (@leningradcheka) October 13, 2019
まあ、そうだろうねい、とも思うが、「しかしひと昔ふた昔前の民族衣装でも着せないと、結局は絵で<〇〇国>を表現するすべはないやろ?」とも思うのでした。
悪魔的画力と変質的な書き込みへの愛着を持つ森薫氏だってこうなるのだから
ポリコレには詳しい町山智浩氏の著書が、「アメリカ」を表紙で表現するとこうなのだから(※ポリコレに「詳しい」ことと、「本人が守ってる」かは別です)
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このへんは「ステロタイプ」の持つネガティブな問題と、ただネガティブでは片づけられない問題が両方浮き彫りになって面白い。
だって、ポリコレ的に正解なのは「国と個人は違うのであって、個々人の服装や顔つきや小道具なので、それで一面的に〇〇国人というイメージに直結させるのはよろしくない。」でファイナルアンサーだもんな。
でも、そこからはみ出るものはたしかにある。
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まあ勿論、中国イメージが「豚勝将軍」であってはいけませんのですが(※ただしこの豚勝将軍は、個別のキャラとして実に愛すべき個性的ヴィラン。ジョーカーにも負けぬ)
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とまれ、そういう試みが本当に生まれるのかわかりませんが、実現したらどんなふうになるかは興味がある