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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

山本KID徳郁、DREAM参戦。勝てば高谷戦、所戦もあるか?

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/headlines/20100515-00000017-spnavi-fight.html

総合格闘技イベント「DREAM.14」(5月29日、さいたまスーパーアリーナ)の追加対戦カード発表会見、山本“KID”徳郁の公開練習が15日、都内のジムで行われ、ジョー・ウォーレンチョン・ジェヒ金原正徳に3連敗を喫して以来、約半年ぶりにDREAM出場を決めたKIDの対戦相手がキコ・ロペスに決定した。
(略)
・・・対戦相手のキコ・ロペスについては「オレとまったく同じですね。身長も体重も一緒で、打撃でガンガン来る選手なのでおもしろい試合になると思います」と分析。この試合は「勝つこと」がテーマだと強調するKIDは「勝つまでやり続けます。ベルトはいつでも巻いていたいけど、今は勝つことだけを考えて、勝利を積み重ねることがベルトにつながっていくと思う」と・・

正直、相手のキコ・ロペスがまったく分からん。
ただ、かつての爆発力が戻って、歯車がかみ合えば衝撃的なKOが出ることも決して夢物語ではないとおもう。(それともレスリング技術を生かしてもう一度パウンド勝負をするようになるか・・・)
で、今回は同じ大会に所英男は出るは高谷裕之は出るは、いや宮田和幸大塚隆史、ウィッキー、前田吉朗大沢ケンジ・・・ちょいまてよく考えたら山本篤今成正和除いたフェザーGPの日本人に、宮田と大沢の2人が加わっているのか。
彼らが出ているのなら、この中で勝った選手はいっそ、みんな「KID選手との対戦を希望します!」と最後にアピールしちゃえばいい(笑)。その一階級下を作るんだか作らないんだかわからないけど、もしフェザー級という枠組みなら、対戦しない理由が無い。
まあ、もっとも全部ロペスにKIDが勝たなきゃご破算になるのだろうけど。

山岡賢次の週刊新潮請求放棄と「SLAPP裁判」

週刊新潮 2010年5月20日号(2010/05/12発売)

週刊新潮の見出しのつけ方は、週刊文春とくらべるとどうもイキな感じがしないのだが、真ん中よりやや右の見出し。

山岡荘八が泣く!裁判からコソコソ逃亡した<雲の上発言>「山岡賢次

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100512-00000005-mai-soci
もしくは
http://d.hatena.ne.jp/tdam/20100512/1273632923

<名誉棄損訴訟>山岡議員が請求放棄 「秘書給与疑惑」報道

5月12日2時31分配信 毎日新聞
 民主党山岡賢次国対委員長(67)が秘書給与の肩代わり疑惑を報じた週刊新潮の記事で名誉を傷つけられたとして発行元の新潮社(東京都新宿区)などに1000万円の賠償を求めた東京地裁=大段(おおだん)亨裁判官=の訴訟で、山岡氏側が訴訟を打ち切る「請求放棄」を申し立てていたことが分かった。10日の弁論準備手続きで地裁に申し立てが認められ、訴訟は終結した。請求放棄は法的に山岡氏側の敗訴確定と同じ効力を持つだけに、説明を求める声が上がりそうだ。

 新潮社によると、山岡氏側は4月30日付で地裁に「請求放棄書」を提出した。放棄書には「請求すべてを都合により放棄する」とだけ書かれていた。10日の準備手続きで山岡氏側は「都合」の詳細について言及しなかったという。

(後略)


この経緯って、これを思い出すのよ。
ウィキペディアの「横山ノック」

…運動員をしていた女子大学生から「選挙運動中に下着の中に手をいれられた挙げ句に性器を触られ、当日性交をするために自分の所へ訪れよと命令された」として、強制わいせつとセクハラ行為で民事訴訟を起こされた。それに対して横山は「事実無根」と完全否定し、女子大学生を虚偽告訴容疑で逆告訴・・・・・・裁判開始後、横山は「公務の時間を奪われたくない」という理由で、答弁回避を選択。その一方、法廷外での記者会見や府議会では女子大学生を非難する発言を繰り返したことで批判を浴び、・
・・(略)・・・大阪地方裁判所はセクハラ行為を認定した他、横山の逆告訴や法廷外での発言を名誉毀損であると認定し、横山に女子大学生に対して1100万円(セクハラ訴訟としては過去最高額)の支払いを命じた

首長や議員などが裁判の際に「不戦敗」を選択したら、それだけで地位を失うようなものなのだよ。もっとも加藤紘一も、同じような不戦敗をしているが。
http://homepage2.nifty.com/tatsumi1123/back/H8-nagata/nagata58.html

野党・新進党臨時国会で (1)加藤氏のヤミ献金疑惑の民事訴訟敗訴問題で議員辞職を要求 (2)消費税据え置き法案を提出──との方針を決定している。新進党は加藤幹事長のヤミ献金疑惑訴訟敗訴問題に焦点を絞り、連立与党・橋本政権に攻勢をかける戦術を立てていた。
(略)
「加藤のヤミ献金問題への対応は命取りになりかねないだろうな。小沢党首が党内の批判を承知で西岡武夫を幹事長に据えたのは加藤の首を取る狙いからだ」

さて、こういう形で、とりあえずの言い訳として相手を訴えることを昔は「メンツ訴訟」といいましたが、最近「SLAPP裁判」という言葉が使われるようになった。といってもはやるかどうかは微妙です。その当事者であると自認する西岡研介・烏賀谷陽道両氏の対談本

俺たち訴えられました!---SLAPP裁判との闘い

俺たち訴えられました!---SLAPP裁判との闘い


でこの概念を紹介、いまはやらせようかというところだからです。
同書から引用するとSLAPP裁判とは
「自分に不利な情報や意見が公になることを妨害するための民事訴訟」で、アメリカでは28の州、地域にこれを防ぐ法律があるというそうな。

SLAPPとは
SLAPPとは”Strategic lawsuit Against Public Participation”の頭文字を取ったもの。
もっと詳しい定義がアメリカのこれらの法律から紹介できるのだが、ちょっと時間が無いのであとで詳しくね。

取りあえず今回の「山岡賢次週刊新潮を民事で訴えたら不戦敗・・・いや途中でタップ負けしたでござる」の話は、

SLAPP裁判はてなキーワード作った

という言葉と、それを紹介した上記の本の知名度を高める格好の材料であるので、便乗して紹介した・・・というわけだ。

朝鮮学校の歴史教科書翻訳書続報。「翻訳・刊行にさいして」をご自由に転載ください。

朝鮮学校の歴史教科書の翻訳本を出す版元に聞いてみた
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20100424#p3

というエントリーをこの前書きましたが、その版元から貰った振込用紙に宣伝チラシが入っていたので、画像化して紹介します。

あとひとつ重要。上のリンク先では翻訳の中心となった萩原遼氏の「朝鮮高校『現代朝鮮歴史』の翻訳・刊行にさいして」を、許可を得て転載した。で、これについて「私だけの転載ではなく、さらに他のサイトやブログが転載してもよろしいでしょうか?」と版元「星への歩み出版」に確認すると、これも快く了承してくれたのです。ここで再掲載しますが、どうか興味ある方はぜひご自身のブログなどにも転載ください。

【自由転載可能】



【自由転載可能】

朝鮮高校『現代朝鮮歴史』の翻訳・刊行にさいして

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1.朝鮮総連が運営する朝鮮高級学校(高校、以下同じ)の現代史教科書『現代朝鮮歴史』の第1巻を全文翻訳し、世に出すことにした。現在、日本各地の朝鮮高校で使われているもので、1巻から3巻まである。これを3年間で教えているとみられる。第1巻に次いで2,3巻も引き続き翻訳出版する。

 昨年末ごろから鳩山内閣が高校授業料の無料化方針を打ち出したことに関連して、朝鮮総連朝鮮学校関係者から朝鮮高校も無償化すべきだとの意見があがった。

2010 年3月の衆議院議員本会議で、日本の高校授業料無償化法が通過した。このさい、朝鮮高校については教育内容がわからないいから「第3機関」を設け検討して判断し、決定するとした。

2.このころから、朝鮮総連朝鮮学校関係者から「朝鮮の子どもを差別するな」の意見がはげしくなるにつれて、マスコミやインターネット上で賛否の議論が行われている。教育問題から政治的問題へと発展しつつある。

 これらの論議に問題点が多い。朝鮮学校の教科書は朝鮮語で書かれている。多くの論者が朝鮮語を読めず、中身を知らないままであれこれのべあっている段階である。

3.われわれは朝鮮問題を長く研究してきた専門家の立場から、朝鮮高校の現代史教科書を翻訳して、討論の参考に供することにした。中身で判断していただくことが基本である。

4.翻訳にあたっては、原文に忠実に訳した。写真や図表の位置、ページ数も原書と同じように配列した。ただし不要と判断する表などは翻訳を省略しそのままハングルで残したものも若干ある。

 原文は漢字を排し、地名、人名はハングル書きであるが、日本でよく知られている韓国・朝鮮の人名、地名などは漢字を当てた。

複数のもので翻訳を分担し、萩原が全体を統一した。

5.著作権についてふれる。著作権法が保護する著作物は「日本人の書いたもの」に限られる。国交のない国のものはこの保護を受けないというのが日本の文化庁の見解である。

 日本の国費を要求する以上、朝鮮学校側がその教科書を日本語に訳し、関係方面に配り判断を仰ぐのが筋である。それどころか、朝鮮学校側は教科書をあたかも秘密文書のように隠して公表を抑えている。われわれの今回の措置はそうした秘密主義を排し公明正大な土壌で論議するための一つの試みである。朝鮮総連側の正当な行動を期待する。

6.この機会に、われわれ専門家の立場も明らかにしておく。

朝鮮教科書の内容は虚偽が多い。たとえば朝鮮戦争は南北どちらの側が起こしたか、についてはおびただしい証拠や文献によっていまでは北の主導による南進であったことが国際的常識になっている。にもかかわらず、朝鮮高校教科書は、アメリカと韓国による侵略戦争だと教えている。虚偽はこれだけではなく、ソ連軍の手で植民地朝鮮の解放がおこなわれ、次いで北朝鮮地域におけるソ連の軍政が行われたことも隠されている。1960年代の帰国事業についても正反対のことを教えている。

 いうまでもなく、教育の目的は、真実を求めることであり、愛と助け合いで平和に生きるための人材を育てることである。

 虚偽を教え込むことは、ある種の犯罪である。南とアメリカが北を攻撃し、人命や財産、国土に甚大な破壊をもたらしたと言いつのるならば、南の側との和解や共生はうまれない。逆に南北対立をあおり復讐のためには命を賭して邁進しようとする若者を育てることになりかねない。

 朝鮮高校の卒業生のなかから日本人拉致や韓国での破壊活動に従事する者が少なからず生まれていることも、こうした教育と無関係ではない。

 虚偽を教育の柱としている機関に日本の公費をつぎ込むことは犯罪に手を樫うことになる。

7.教育に政治を持ち込むなとの意見についても、無理解がある。朝鮮総連は彼らの経営する民族教育を「在日朝鮮人運動の生命線」と規定し、「高等学校授業料無償化」を必ず勝ちとるよう運動をおこなうと決定した(2009 年11月11日の本部での会議決定)。そして、この方針が偉大なる金正日将軍様のご指導であるとこう述べている。

 「敬愛する将軍様におかれましては、今年を『民族教育を強化する年』とお定めくださり、決死の覚悟と不退転の意思で民族教育を守り発展させることについての方針をお与えくださいました」(2010年1月13日 朝鮮総連本部委員長・中央団体責任者会議での報告から)

 教育に政治を持ち込んでいるのは朝鮮総連である。朝鮮総連を指導する朝鮮民主主義人民共和国朝鮮労働党は機関紙「労働新聞」でこういっている。

 「在日朝鮮学校を政府の支援対象から除外しようとする日本当局の方針はたんに金銭にかかわる問題ではなく、朝鮮総連の民族教育の権利を奪うための犯罪的策動である」「反朝鮮総連、反共和国政策の産物である日本反動どもの今回の策動はわが朝鮮人民の憤怒を激発させている」(2010年3月9日付)

 こうした感情論ではなくきちんとした話し合いこそ教育問題の基本である。

8.われわれの立場と行動は、朝鮮高校生を差別するものではない。真実と平和を愛する子どもを育てるという普遍的な理念から出発するものである。

この翻訳が正しい論議のたたき台となることを期待する。

2010 年4月15日

「朝鮮高校への税金投入に反対する専門家の会」

            代表   萩原遼

「ヘタリア3」って本日発売かしら? 19日??

twitterでチラッと見た。どうだろう。

ヘタリア〈3〉Axis Powers (BIRZ EXTRA)

ヘタリア〈3〉Axis Powers (BIRZ EXTRA)

ヘタリア〈3〉Axis Powers 特装版 (BIRZ EXTRA)

ヘタリア〈3〉Axis Powers 特装版 (BIRZ EXTRA)

あ、19日かもしれない。

ドキュメンタリー映画「ONE SHOT ONE KILL」が渋谷で公開中

今日、スーパーモーニングで沖縄の基地問題に絡んで、少し紹介されていたね。


http://www.uplink.co.jp/x/log/003456.php
http://www.uplink.co.jp/schedule/

アメリカの戦争と若者を描く藤本幸久監督最新作!


「人は人を殺すようには出来ていない。では、どうすれば、普通の若者が戦場で人を殺せるようになるのか。」
サウスカロライナ州パリスアイランド。ここにアメリ海兵隊ブートキャンプ(新兵訓練所)がある。入隊した若者たちは、まず、ここで12週間の訓練を受ける――。


『ONE SHOT ONE KILL-兵士になるということ』
(2009年/日本/108分)
監督:藤本 幸久
プロデューサー:影山あさ子


映画のブログ(暫定運用中)はこちらから▼
http://america-banzai.blogspot.com/

日時:上映中     5/15(土)〜 13:00
料金:当日一般¥1,500/学生¥1,300(平日¥1,000)/シニア¥1,000
※この映画は同ビル1階アップリンク・ファクトリーでも上映がございます。