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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

大相撲、ネットで個別の取組視聴可能に→炎鵬の圧倒的人気が”可視化”される、令和元年の風景

大相撲、白鵬の優勝で令和元年は締めくくられた。

千秋楽の、「立ち合い」のタイミングに関する白鵬の駆け引きは異様に面白かったし、vs遠藤のカチアゲも良かった。
自分はこういう「キラー白鵬」な振る舞いが大好きなんだけど、まあコアな大相撲ファンの怒りは頂点に達しているようで、そんな声を耳にしている。

ただ、キラー白鵬論はおいといて… 


相撲中継、今回録画してちゃんと最初から最後まで見てたら、いつの間にかネットで普通に個別の取組が見られるようになってた。
www1.nhk.or.jp



それは実に実にすばらしいことなんだけど、ついでにNHKが「昨日の取組のアクセス数」ランキングを毎日発表するようになった。

その結果、…全部を記録して一覧にすればかなりはっきりわかる筈だが、印象論でいっても「炎鵬の圧倒的人気」が可視化されるようになった。

f:id:gryphon:20191125120859j:plain
取組アクセスランキングで力士の人気が可視化。炎鵬人気急上昇

いや、彼の相撲の面白さはいうまでもないし、やはり無差別級の戦いで小が大を制するのは醍醐味である。まさにリアル火ノ丸相撲


だが……もちろん会場での声援とかグッズ売り上げとか、これまでも人気を測るバロメーターはいろいろとあっただろう。だけど、ネットで個別の取組にアクセスできる、その数字が分かる……というのは、この上ない「人気の可視化」だ。

この、「人気、興味の可視化」はネット時代の一大特徴であり、いいか悪いかでいえば、いいことなのだろう。
たとえばこれで炎鵬にCMの声がかかったり、テレビで特集が組まれるのも自然だ。



ただ、とにかく、そういう現象=人気の可視化、がなされているのだな、というのが、良くも悪くも伝統の体現と守護者をもって任じる大相撲ではっきりわかったのが印象的でした。
同じような現象は、たとえば政治家でも、報道でも、出版でも、マーケティングでも起きているのだろう。

過去記事から

売れている「グーグル秘録」に関するゴシップ - http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20100630/p8

グーグル秘録

グーグル秘録

 
(俺の記憶している話)
創業間もないグーグルに、伝説的とも言われる大物投資家が興味を持った。
広告業界の中ではカリスマと呼ばれ、代理店を経営して巨万の富を築いた男。
この男が、グーグルに投資しようと思ったのだ。
だが、創業者のエンジニアの説明にだんだん、この「広告のカリスマ」の顔色が変わっていく。
特にグーグルが掲載広告について「僕らの開発したこのシステムだと、何人が掲載した広告を見たか、そのうち何人がその商品を買ったか、それがすべて一桁まで分かるんです!そして、その成果に応じて広告を出した人たちが報酬を支払う。とっても合理的で、画期的っしょ?」
ぶっ、ぶわっかもーーーん!!それはタブー中のタブーじゃ!!!お、お前たちはな、100年200年続いた広告と言うビジネスを根底から覆そうとしてるんだぞ!!!」

m-dojo.hatenadiary.com
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本日、桜庭和志vsホイラー・グレイシー20周年だとか


「ルールにレフェリーストップがないのにレフェリーが試合を止めた」に関しては、まさにこういう本人の証言がある

ぼく。―桜庭和志大全集

ぼく。―桜庭和志大全集

ちなみに自伝としては続編が2冊

ぼく…。

ぼく…。

哀しみのぼく。

哀しみのぼく。


それを紹介した
m-dojo.hatenadiary.com

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すべては、歴史の中に・・・・・・・・・

川原誠也K-1参戦直前! 事前煽りは満点。さて試合は?

www.youtube.com



この、過去記事にアクセスが多い。2012年のパンクラスの事件を書いた記事、当時かかれたものも消えているのが多いんだろうなあ。
m-dojo.hatenadiary.com


まあ、いまさらその暴走をいう必要もないが、ただ、そこから純粋に格闘技の現場を離れていた人、かかて加えて元総合格闘技の人が、どれほどのパフォーマンスを見せてくれるのか…そこはやっぱり気になる。ここはかつてのK-1っぽい。ある意味で、。

・・・・・・皇治が公開練習で「自分が負けたらK-1がなめられる」と語ったことについては「なめられてるんですよ、会見の時点で。逆の立場だったら、俺がK-1代表で7年ぶりに外から来た奴があんな態度で会見してたら“まず態度直せ、ここはK-1だぞ”って俺だったら言いますね。あんなメンチ切られて、どんな反応をするか、どんな目をするか試したんですよ。向こうはグダグダ言ってるけど、目を見れば分かるから。アイツが同級生だったら俺のパシリって感じかな」と物騒かつ辛辣な発言を連発。
headlines.yahoo.co.jp

言葉のチョイスとしては、非常に優れていると言わざるを得ない。

たぶんabemaTVで配信されるんだろうけど、みたいとは思わせますね
abema.tv

白鵬の土俵上の態度が悪いと反響


UFCのディアス兄弟やコナー・マクレガーのようにバッドガイとして稼げるわけでもないのにねえ。

サムライアリこそ、まことのいくさ人よ!「ダーウィンが来た!」で17日放送…撮影者は「ジャポニカのレジェンド!!」

RIZINUFCは、はなたれ孺子。
これがリアルな戦場だ!!!!!

角田信朗:よっしゃあ漢唄 出演:躍動 振付:佐東龍一

第621回「足元で合戦!サムライアリ」
2019/11/17(日)午後7時30分~

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大興奮の様相でうごめく、千匹超のアリの群れ。その名もサムライアリ。まるで戦国時代の武者軍団のように大軍勢で進撃。別のアリの巣から米粒のようなものを運び出していく。身近な公園の地中で、いったい何が起きているのか? 番組は世界初撮影の実験で、その謎を徹底調査! 見えてきたのはサムライアリの数奇な運命だった。人知れず都会の地面を“合戦場”に変えるサムライアリ。その知られざる暮らしに迫る。


「撮影に挑んだのは、某学習帳の表紙の撮影でも有名な自然写真家の山口進さん。」

こやつもまた、いくさ人よ!!!

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ところでなんだこれ

堀口恭司が負傷、朝倉海との大晦日再戦は消滅…残念すぎてどうしようもない

堀口恭司朝倉海の試合が、堀口恭司の負傷欠場により大晦日では消滅した。
あまりに残念で残念で残念で残念です。残念すぎて昨日なんかはちょっと書く気が起きなかったものね。
堀口恭司朝倉海の再戦は、誰がどう見ても2019年12月31日にこそ、行われるべきだった。
それはアントニオ猪木の思いつきで始まった大晦日の格闘技イベント(※初回はプロレスですが)は、まさに21世紀をかけて、綱渡りのような事態もありながら継続を続け、一種のスペシャルな地位を確立したからに他ならぬ。
堀口が RIZIN で成し遂げたこれまでの栄光の戦績、それをたった1ラウンドでひっくり返し、 自分のものに仕掛けている朝倉海。この二人が正式な王座戦と言うお膳立ての中、対戦を行う…さらにいえば朝倉海は前哨戦で、 UFC出場経験者をやはり1ラウンド KO すると言うオプションまでつけた。
ここまで完璧なお膳立てができていながら、……片方の怪我で流れてしまう。
それが格闘技に付随するリスクと宿命とはいえ、こうやって感想をかく気力さえもしなるほど残念なことはわかるだろう。

このあと、堀口の負傷が治り、再戦が実現しても、今回あり得ただろう熱は生まれにくい。



しかも、ヒョードルがそうだったみたいに「拳の骨折」とかなら(これも状況によっては大変だが)、治療しての延期された試合に期待することもできる。
今回聞こえてきた、堀口の怪我、…前十字靭帯断裂・・・・・・・・・・

医学的知見を素人が、大声で語るわけにもいかないが、ただ格闘技ファンなら、その故障をまさに堀口の師匠であった山本 KID 徳郁が体験し…そこから復帰した後、神がかり的だったその前の活躍が再現できたか、という部分で言えば…皆様ご存知の通りだ。

詳しくないけど前十字じん帯を負傷したといえば、プロ野球巨人の吉村という選手がいたよね?彼もその後、復帰したが まさに”苦闘”だったとの記憶がある。

突然の大怪我というわけではなく、今までジワジワと違和感がありつつ、今回ついに切れてしまったらしいのだが… トレーナーもドクターも充実しているアメリカントップチームに所属していてもそうなりえるんだなあ。

こんな例もあるそうなので、 無事の復帰を祈るしかないが。


その一方で朝倉海選手の今後の見通しもよくわからなくなってきた。
堀口との再戦がなくなったのなら、もちろん別の相手と戦うのだろうが、 堀口は追撃していた四天王のうち、佐々木憂流迦は既に倒した。石渡伸太郎や扇久保ということになるんだろうけど、 やはり機運は熟していない。1-2の大接戦だということでマネル・ケイブも、推す声が主に本人から(笑)出ているけれど、 これもちょっとなー。
自分の希望としては「石原夜叉坊」は、どうだろうと思うんだけど、彼は今階級そこでやれんかな?

その辺は落ち着くところに落ち着くんだろう。

しかし、その膝の負傷そのものがこの前の試合に影響したかもしれないし、影響がなかったかもしれないから、因果律がちょっと混乱する話だが…、どっちであっても、 堀口があの無敵状態のまま、朝倉に負けずに今回のような欠場事態になって長期にRIZINで不在だとしたら…それはRIZINのドラマが、もっと深刻な機能不全になっていただろう。

そう考えれば、まさにピンチをチャンスにするしかない。
RIZIN、正念場である

田村潔司に、拳王が「真剣勝負」を要求。「歴史は繰り返さないが、韻を踏む」

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拳王が田村潔司に対戦要求 週刊プロレス



いまさら紹介しているのは、つまり自分がもはや週刊プロレスを常時チェックしていないからじゃ(笑)dマガジンに入ってるから、読もうと思えば読めるのに。

さて、これから読んでみよう…

まあ、田村潔司はすでに、格下から真剣勝負を要求され、本人いわく「チータのように逃げて」、そして実績的にも、「まあこのふたりが戦うには、挑戦者が格的に低すぎるよね」と納得させる差をつけて、闘わずしての完全勝利を成し遂げたし、そもそも「今、試験勝負をするにはトシをとり過ぎている」「この年齢差があって、「真剣勝負」を挑戦する方がフェアじゃないだろ」というのも立派に通用する、そんな、もう時代になってしまったよね。

それ自体が寂しいと言えば寂しいけど