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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

大相撲、ネットで個別の取組視聴可能に→炎鵬の圧倒的人気が”可視化”される、令和元年の風景

大相撲、白鵬の優勝で令和元年は締めくくられた。

千秋楽の、「立ち合い」のタイミングに関する白鵬の駆け引きは異様に面白かったし、vs遠藤のカチアゲも良かった。
自分はこういう「キラー白鵬」な振る舞いが大好きなんだけど、まあコアな大相撲ファンの怒りは頂点に達しているようで、そんな声を耳にしている。

ただ、キラー白鵬論はおいといて… 


相撲中継、今回録画してちゃんと最初から最後まで見てたら、いつの間にかネットで普通に個別の取組が見られるようになってた。
www1.nhk.or.jp



それは実に実にすばらしいことなんだけど、ついでにNHKが「昨日の取組のアクセス数」ランキングを毎日発表するようになった。

その結果、…全部を記録して一覧にすればかなりはっきりわかる筈だが、印象論でいっても「炎鵬の圧倒的人気」が可視化されるようになった。

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取組アクセスランキングで力士の人気が可視化。炎鵬人気急上昇

いや、彼の相撲の面白さはいうまでもないし、やはり無差別級の戦いで小が大を制するのは醍醐味である。まさにリアル火ノ丸相撲


だが……もちろん会場での声援とかグッズ売り上げとか、これまでも人気を測るバロメーターはいろいろとあっただろう。だけど、ネットで個別の取組にアクセスできる、その数字が分かる……というのは、この上ない「人気の可視化」だ。

この、「人気、興味の可視化」はネット時代の一大特徴であり、いいか悪いかでいえば、いいことなのだろう。
たとえばこれで炎鵬にCMの声がかかったり、テレビで特集が組まれるのも自然だ。



ただ、とにかく、そういう現象=人気の可視化、がなされているのだな、というのが、良くも悪くも伝統の体現と守護者をもって任じる大相撲ではっきりわかったのが印象的でした。
同じような現象は、たとえば政治家でも、報道でも、出版でも、マーケティングでも起きているのだろう。

過去記事から

売れている「グーグル秘録」に関するゴシップ - http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20100630/p8

グーグル秘録

グーグル秘録

 
(俺の記憶している話)
創業間もないグーグルに、伝説的とも言われる大物投資家が興味を持った。
広告業界の中ではカリスマと呼ばれ、代理店を経営して巨万の富を築いた男。
この男が、グーグルに投資しようと思ったのだ。
だが、創業者のエンジニアの説明にだんだん、この「広告のカリスマ」の顔色が変わっていく。
特にグーグルが掲載広告について「僕らの開発したこのシステムだと、何人が掲載した広告を見たか、そのうち何人がその商品を買ったか、それがすべて一桁まで分かるんです!そして、その成果に応じて広告を出した人たちが報酬を支払う。とっても合理的で、画期的っしょ?」
ぶっ、ぶわっかもーーーん!!それはタブー中のタブーじゃ!!!お、お前たちはな、100年200年続いた広告と言うビジネスを根底から覆そうとしてるんだぞ!!!」

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