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父で国際ジャーナリスト・作家の 落合信彦(おちあい・のぶひこ)が、2026年2月1日 午前8時8分、老衰のため永眠いたしました(享年84)。ここに生前のご厚誼を深謝し、謹んでご通知申し上げます。
故人は長年にわたり、激動する国際情勢やインテリジェンス(諜報)の分野において、独自の視点と綿密な取材に基づく鋭い分析を発信し続けてまいりました。
その活動は執筆にとどまらず、講演やメディア出演など多岐にわたり、著書の累計発行部数は2,000万部を超えます。世界を舞台に挑戦し続けるその姿勢と骨太な言論は、当時の若者をはじめとする数多くの読者に勇気と多大なる影響を与えました(後略)
84歳、老衰で死去、か。思い巡らすこと多く。
ただ、彼(ら)についての総括は、以前既に行っている。最初に書いたのは2014年で、その後も数度、自分で自分のこのフレーズを再引用していた。
80〜90年代 落合信彦、堀辺正史、柘植久慶、あすかあきお……らがいた時代、世界はチョッピリいまより面白かった、ような気がしないか。
そんな「3丁目の夕日」的ノスタルジーを感じつつ。m-dojo.hatenadiary.com
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そこからひとり減り、二人減り・・・・・・・。
残った人は、彼らの分まで長生きしてください。
………いや、それじゃ済まないよ!いろんな深刻な実害を、彼らの言論や著作は生んでいるよ!!!……という声、すべて正しい。もっともである。スリランカ、いや諸君!、ちがった正論である。
そもそも自分も、「宝島30」の遺臣だから、新進気鋭のジャーナリスト・米本和広氏が調べ上げた「ほら吹き男・落合信彦」のルポを読んだし、
落合信彦を検証した本まで買って、実家にあるはずだ。だいたいのことは一通り知ってる。
だが、そこはその、まあまあ、顔に免じて。
呑み込んでやくれないかい。ひとまず保留してくだされば幸い。
本格的に追悼や「落合信彦の時代」を書こうと思ったら、時間がちょっとたりない。それ以上にスーパードライが足りない(笑)。
冷蔵庫探したら不覚にも切らしてて、ノンアルコールのスーパードライ(いまはそういうのがあるの)1本しかなかった。負け組だ……
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少し考えることもあるので、また後日
北崎拓氏もカミングアウト!あの当時の漫画、小説などで「落合信彦の文章を元ネタにしたっしょ?」なもの、すごく多くないか?
落合信彦先生の訃報が…。
— 北崎拓 (@takukitazaki) February 1, 2026
『望郷戦士』を描く前後、ミリタリーやポリティカル系のお勉強にとたくさん読んだっけ。
マジか嘘かわからん話ばっかりだったが、若い頃はいっぱい楽しませていただきました。
今思えば陰謀論に対する距離感はかなり氏の著作で学んだ気も。
お悔やみを申し上げます。【RP】
そう、こんな感じで、当時、いろんな形で「これ、落合信彦の本が元ネタだろうな」というのがたくさんあった。もちろん柘植久慶が元ネタも多数…

1980年代ミリタリー趣味に嵌ったちびっ子が通る道
— ハブ山@いんちょ (@habuyama2000) February 3, 2020
〇落合信彦の著作を読んで傭兵を志す
〇パイナップルアーミーを読んで傭兵を志す
〇柘植久慶の著作を読んで傭兵を志す
あの当時…1980年代、謎の傭兵ブームがあり、そしてMASTERキートンも含めて、その知識は深いように見せて落合信彦・柘植久慶氏あたりが思いっきりネタ元でした。パイナップルARMYと「グラップラー刃牙」両方に登場する「傭兵の歌」が落合本そのものの歌詞翻訳なので言い逃れ不可能(笑) pic.twitter.com/biUuCNLnIS
— Gryphon(INVISIBLE暫定的再起動 m-dojo) (@gryphonjapan) March 18, 2024
ガイアの歌、たしかに「もし俺が戦場で死んだら…」の、元ネタの英語の歌はあるんだろうが、その翻訳が一字一句同じになるのは引用以外ありえんでな。
刃牙が人気あるかぎり、落合陽一は交渉すれば、この17巻の売り上げの0.001%ぐらいは歌詞印税として終生貰えるだろうよ。

パイナップルARMYでも歌ってる

そして石渡治「B.B」。

筒井康隆「歌と饒舌の戦記」。
落合本の限界として「それのさらに元ネタ、種本があることが多い」ので、そっちの影響を直接受けたよ!となるとみもふたもないけど
やはり平野耕太「ヘルシング」とかも、影響・関連を考えない訳にはいかないでしょう。ワイルド・ギースも、バチカンのナチス脱出協力説も……


ほかにもあるんじゃないかな??
1974『戦争の犬たち』F・フォーサイス 出版
1978『ワイルド・ギース』映画化
1979『エリア88』連載開始
1980『戦争の犬たち』映画化
※どこかの時期「『戦争の犬たち』は、実際に著者がクーデターを首謀した経験談だった!」という報道がなされ、小説や映画を超えた話題に。
1982 『傭兵部隊 その栄光と孤独』落合信彦、週刊プレイボーイ連載を基に出版
1985 『パイナップルARMY』工藤かずや、浦沢直樹 連載開始
1988 『B.B』石渡治が、路線変更により傭兵編へ(1988は単行本刊行年)
1988 『MASTERキートン』浦沢直樹 連載開始
最後にいしいひさいちで〆よう。
いしいひさいちが落合信彦を描いた漫画、ネットに画像が見つからない…、これしかなかった。
— Gryphon(INVISIBLE暫定的再起動 m-dojo) (@gryphonjapan) October 9, 2023
実家に戻った時に
「本当なんですかオチアイさん」
「俺がホラをふいたことがあるかっ」
「何を言ってるんですかオチアイさん」
「俺は何を言ってるんだっ」
と変化していく、伝説の連作を発掘せねば。 pic.twitter.com/OPYUg2SheW
そしてこれ

ここから発展してって
「俺が今までホラをふいたことがあるかっ」
最後は自分でも訳わかんなくなり
「オレは何を 言ってるんだッ」
「知りませんよ」
となるのです。
安らかに。(了)











