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【メモ】故加藤一二三は、二つの将棋エンタメ(りゅうおうのおしごと、3月のライオン)誕生で重要な役割。前者は「井口昭夫」観戦記経由

将棋の加藤一二三さん 死去 86歳 福岡県生まれ

2026年1月22日午後6時28分
将棋界を代表する棋士の1人として名人などのタイトルを通算8期獲得し、「ひふみん」の愛称でテレビのバラエティー番組などでも親しまれた加藤一二三九段が、22日、肺炎のため亡くなりました。
86歳でした。

加藤さんは福岡県生まれで1954年に当時の史上最年少となる14歳7か月でプロ棋士になりました。

デビュー後は異例の早さで最高レベルの「A級」に昇級するとその活躍ぶりから「神武以来の天才」と呼ばれ、「名人」や「王位」などのタイトルを通算8期獲得し、将棋界を代表する棋士の1人として活躍しました。

還暦を迎えたあともA級に在籍するなど、60年以上にわたって現役で対局を続け、77歳を迎えた2017年に史上最年長の将棋棋士となりましたが、この年の成績が振るわず、規定によって現役を引退しました。

加藤さんは引退後も個性的なキャラクターから「ひふみん」の愛称で親しまれ、テレビのバラエティー番組に数多く出演するなど、活躍を続けてきましたが、22日肺炎のため東京都内の病院で亡くなりました。

86歳でした。
news.web.nhk


加藤ひふみんの訃報を受けたX追悼ポストから…


白鳥士郎
@nankagun
私が将棋ラノベなんてものを書けるんだと本気で思うことができた最初のきっかけは、図書館で、ある観戦記を読んだからでした。

米長邦雄加藤一二三の対局の観戦記です。

必死になって長考する加藤先生に対して、あまりに長いその長考中に雑誌を読みながら将棋を指す米長先生。そして、その態度を徹底的に批判する観戦記者

「対局室では、こんなことが起こってるんだ…」
あの観戦記を読んだ衝撃は今もはっきり憶えています。

続編では、棋士同士の人間関係や、記者と棋士との悩ましい距離感についても赤裸々に書かれており、そこに私はエンタメ小説に不可欠な、生々しい人間ドラマを見ました。
そして、去り際の米長先生のセリフのカッコよさ…。

プロの将棋界に興味を持った私は、観戦記や将棋雑誌を読み漁ります。

さすがにそんな強烈なエピソードはたくさんは無かったのですが、加藤一二三という棋士は、「将棋がわからなくても棋士に興味を持つきっかけになるエピソード」の宝庫とも呼べる人物でした。

棋士の食べ物が注目されるきっかけになったのも加藤先生の「必ず鰻を食べる」とか「板チョコを複数枚重ねてバリバリ食べる」とかだったと思います。

しかし加藤先生の真価は、遺されたその棋譜にこそあるのだと思います。
残念ながら棋力のない私には、それを作中で表現することはできなかったのですが、参考にした将棋の中には加藤先生の将棋に影響を受けたものもたくさんあったはずです。

取材を始めた頃はもう、加藤先生はキャリアの晩年におられましたが、定食を一度に2つ注文なさるなど、いつも周囲を驚かせるほどエネルギーに溢れておられました。

印象的だったのは引退が決まった対局。
会見はせず、終局と同時に1人で帰っていくその姿からは、強烈な悔しさが感じられました。
普通の棋士なら、相手を労い、別室に控えていた一門の棋士から花束をもらって記念撮影…みたいな流れなのに。

しかし勝負の場から離れれば、我々のような『観る将棋ファン』にも早くから理解を示してくださっていて、

#ひふみんの画像をアップすると近い構図のひふみんの画像が送られてくる

などというファンの遊びにもSNSで気さくに付き合ってくださる優しさもお持ちでした。

りゅうおうのおしごと!』はその設定や執筆期間が藤井聡太竜王名人の出現と重なっていたため比較されますが(私自身も調子に乗ってよく言及していますが)、根底にあるのは、加藤先生に代表される、昭和から平成にかけての将棋界です。

私が表現したかったものは、人間の才能と根性と個性がぶつかり合う泥臭い世界だったのだということを、加藤先生の訃報で改めて感じました。今はとても寂しいです。

あの観戦記に登場した棋士も、それを書いた記者も、全員が天国へと旅立たれました。

どなたとも直接お目にかかったことはなく、写真で拝見しただけなのですが…
3人が再び盤を囲む姿が、今日はなぜか、目に浮かびました。

画像で、白鳥氏が衝撃を受けた観戦記は何か?どこで読めるか?が判る。
該当の文章は(下)か




米長邦雄氏は、あまりにも逸話が多いが、どうもその一方で、メディアに取り上げられることを意識し、ついでにそれが悪名的な話題になろうともまったく意に介さない、元祖ユーチューバー的な炎上ナンボ体質があり(本当に、動画配信時代になって「よねながちゃんねる」とか作ってたら…恐ろしいことになってるだろうな)、だからどこまでエピソードが「天然」か疑う面も…いやそこも含めて天然とすべきか。


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羽海野チカ
@CHICAUMINO
加藤一二三先生の旅立ちの知らせを受け取りました
初めてのタイトル戦取材で緊張していた時に
控え室で先生方と棋譜を並べながら
大きなお声でチョコの話をしていらっしゃるお姿をみて
取材頑張ろう、こんな風に、棋士の先生たちの
何ということのない楽しい会話がながれる普通の風景も
お話の中に少しずつ織り交ぜて物語を
頑張って描いていこうと思いました
将棋の世界の中で、とてもとても大切な方だと思います
笑顔で色んな世界を繋げてくださった方だと思います
ほんとうにありがとうございました

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