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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています 

戦争の夜へようこそ!!本日「第二次電王戦」の幕があがる/故米長邦雄が正座させられた話。

大戦争を!!
一心不乱の大戦争を!!

諸君はわずかに5人 米長邦雄が敗れたプロ棋士界の敗残兵に過ぎない
だが諸君は一騎当千の古強者だと私は信仰している
ならば諸君で総力5000人の軍集団となる

我々を忘却の彼方へと追いやり眠りこけている連中を叩き起こそう
髪の毛をつかんで引きずり降ろし眼を開けさせ思い出させよう
連中に恐怖の味を思い出させてやる
連中に我々の駒を打つ音を思い出させてやる


GPS将棋は?
破壊しろ
Puella α(旧・ボンクラーズ)は?
爆破しろ
ツツカナは?
燃やせ
ponanzaは?
欠片も残すな
習甦は?
落とせ 
 
かまうものか
目についた物は片端から壊し
目についた者は片端から喰らえ
存分に食い
存分に飲め

・・・・・・・・・・・・・いや、このパロディやってくと楽しいけどさ、全然話がすすまないね(笑)。ちゃんとニュースを紹介せねば。
それから、タイトルは「戦争の夜」だけど、対局は朝からはじまります(笑)

http://blog.nicovideo.jp/niconews/ni038493.html
将棋電王戦 第1局 阿部光瑠四段 vs 習甦

2013年03月19日
第2回将棋電王戦がいよいよ開幕!
3月23日(土)9時30分から
第2回 将棋電王戦 第1局 阿部光瑠四段vs 習甦を
対局開始から終局まで完全生中継いたします。

現役プロ棋士と最先端コンピュータ将棋ソフトが団体戦で激突。
第1局は、先手:プロ棋士、後手:コンピューター将棋ソフト。
勝利を収めるのは人類か人工知能か?

解説者:阿久津主税七段
聞き手:矢内理絵子女流四段
ゲスト:川上量生(株式会社ドワンゴ代表取締役会長)
観戦記:夢枕獏(作家)

みなさまのご視聴をお待ちしております

観戦記「夢枕獏」だって!!

指した
指した
指した
さらに指した・・・・・

いやいや、本格将棋小説「風果つる街」書いてるし

風果つる街 (角川文庫)

風果つる街 (角川文庫)

■人類とコンピューターとの戦いがいよいよ・第2回電王戦開幕
http://weekly.ascii.jp/elem/000/000/134/134639/

2回電王戦が開幕だ。今回は現役プロ棋士vs.コンピューターのがち勝負。4月20日までの毎週土曜日はニコ生から離れられないぞ。おら、ワクワクしてきたぞ!

 さて今回の電王戦に向けて、昨年秋ぐらいから月に1回、大学関係の人たちの協力を得て、勉強会が行なわれている。この勉強会は、第1回の米長永世棋聖も受けていたそうだ。勉強会っていったい何をやっているの? と思い、2月に将棋会館へ潜入取材を・・・

しつこくて申し訳ないが、再度佐藤大輔作の煽りビデオを。
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さて、僕が本当に書きたいのはこの紹介だけじゃなく・・・以前紹介した米長邦雄「われ敗れたり」の一節なんですね。

故米長氏は自分が電王戦第一戦にいどむ前、2006年5月に渡辺明竜王vsボナンザの特別記念対局がありました。その対決が決まる前の、ちょっとしたバックステージ話が異様に面白かったのです。

実は、渡辺明竜王に引き受けてもらうまでには、ちょっとした紆余曲折がありました。
コンピュータとの対戦は「ぜひやってみたい」というプロ棋士もいる一方で、もし負けると「コンピュータと対戦して負けた最初の棋士」という称号をいただくことになりますから、それを嫌がる人も少なくありません。こういうときはそういう人に頼むべきか。それは実力があって、名前があって、私のいうことを「はい」と聞いてくれそうな人に頼むことになります。
そこで最初に、私は佐藤康光棋聖(当時)に頼んでみました。
・・・(略)・・・
「固く、お断りします」と言ってきた。私が「そう堅いこというな。負けたところで恥になるわけでもない。考えてみろ。しょせん遊びやで。機械相手に数時間遊びで指してくれれば、1000万円以上の収入になるんやで」
(略)
佐藤棋聖は血相を変えて
「米長先生、そこに正座してください」という。
これはまずい」と私がいずまいを正すと、佐藤棋聖から「米長先生、プロが将棋を指すのに”遊び”ということがありますか。先生はそんな気持ちで将棋を指していたんですか・・・(後略)」
(17-18P)

われ敗れたり―コンピュータ棋戦のすべてを語る

われ敗れたり―コンピュータ棋戦のすべてを語る

私がこの本と「人間に勝つコンピュータ将棋の作り方」を紹介したとき、あまりにドラマチックなので、連続ドラマの擬似企画を立てて紹介したが(笑)・・・もし本当にドラマになるとしたら、このシーンは絶対はずせないねえ(笑)。

■「電王戦」から1年、米長邦雄既に亡し…。その歴史、ドラマを本で振り返ろう
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20130114/p2

しかしまあたぶん、故米長氏の長所、短所、そしてそれらの両方がかもし出す”魅力”はこの一挿話に詰まっているんだろうね。

へんに策士でありつつ、その策はダダ漏れで、わきがめちゃくちゃ甘いところもある。偉い人なのに、”下”にも降りてくる。
佐藤棋聖が「正座しろ」というのは、当然棋士一人ひとりが強烈な自負心とエゴを持っているからでもあるだろうし、現役の王者こそ一番偉い、という建前上の上下関係もあるだろう。しかし、米長氏の人となりを知っているから、半分ジョークというか、それにノってくれると思って、現役の会長に「正座しなさい」といえたってところもあるんじゃなかろうかね。
日本の組織のトップの9割9分が、こんな状況になったら、前の議論が正しかろうと正しくなかろうと「この会長たるわしに向かって、正座しろとは何事か!!」となりますよ。


そしてその米長氏・・・まさに『「コンピュータと対戦して負けた最初の棋士」という称号をいただく』当事者となって黄泉に旅だった彼の置き土産が、今回の第二次電王戦となる。

まさに天国で「正座して」観戦なさい、米長先生。