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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています 

本家の親分がタマを殺られた!今「将棋死闘編」が始まる…

ちょっと古い話題ですが、やはり米長邦雄vsボンクラーズの勝負は将棋がちっとも分からないレベルながら、興味をもってみていました。
試合展開に関しては、何も分からない。この前も書いたが、つくづくコンピュータ将棋のブログ解説の第一人者
http://d.hatena.ne.jp/tsumiyama/
氏の休業中が惜しまれる。一夜の復帰を待つ。
まあ解説などを聞く限りは、序盤は米長氏がちょっと奇妙な幻惑技を仕掛けて優勢にたったものの、ひとつのミスをしたらそれに徹底的につけ込まれ、あとはノーミスが売りのコンピュータの前に敗れた・・・みたいな展開だったそうで。
http://news.nicovideo.jp/watch/nw178307の表題も「築いた万里の長城、穴が開いた」だね。

そういうストーリーを再構成された上で聞くと、なるほどとドラマチックな印象を持つ。
 

米長親分の言葉

しかし、人間は「言葉」「文学」をまだ武器として持っている。
http://news.nicovideo.jp/watch/nw178307
これは後世に「米長邦雄・敗戦演説」として残ってもおかしくない。

CSA(コンピュータ将棋協会)と日本将棋連盟とはずっと長い付き合いで、毎年5月の(コンピュータ将棋の)世界選手権のときに日本将棋連盟はささやかではあるのですけれども、お金と人を出しているわけです。38年間、社団法人としてささやかではあるのですけれどもずっと応援していて、今度の5月にも応援するのです。

 ですから、我々のほうは、コンピュータソフトがプロを負かすのか負かさないのか、そういうことではなくて、どこまで強いのか、最善手を求めていくことが我々にとって一番大事なことですので、それが人間であるかコンピュータであるのかということは全く関係ありません。

 しかし、親子みたいな関係で赤ん坊を抱いているうちはよかったのですが、だんだん親に反抗するようになってきてですね。もう息子のほうが強い、娘はうちを飛び出すとか、そういうふうな事態になったわけです。

 この後はどうなるかというと、今日は一番負けましたけれども、だからプロが弱いということではないのです。この後はコンピュータはコンピュータとしてさらなる進化をしていって、人間は人間として、やはり脳みそを使って、脳に汗をかくほど一生懸命将棋を指す姿が多くのファンに感動を与えて。駅伝・マラソンと車の会社のような関係で、駅伝・マラソンは車が横をさっと抜けるのだと思うのですが、(車は)ノロノロ走っている。それは、ランナーの汗というものに感動するから。
 そこはできれば皆さんがどのようなときにも、プロ棋士を尊敬し、またプロの将棋は素晴らしい、面白いと思っていただけるようにお願いをしたいです。読売新聞社竜王戦朝日新聞社毎日新聞社名人戦、引き続きどのような事態になりましても、ずっとやっていくということをよろしくお願いしたいですね

この「コンピュータ将棋と人間の将棋」を「自動車と駅伝・マラソン」にたとえたのは、さすがの”妙手”であった。「兄貴は頭が悪いから東大に行き、自分は頭がいいので棋士になった」という、将棋界全体に飯のタネを与えたともいえる名言を残した人が、今もまた棋士の飯のタネを”守る”言葉を残した、ともいえる。
(ただ、将棋・囲碁というのはプロの試合に金を出す人のほとんどがプレーヤーである業界。本当に「でもコンピューターには負けるけどね!」という状況下で、将棋ビジネスが回っていくか…これは「UFCが世界最高峰だとみな分かっている時に、国内MMA団体は盛り上がるか」とちょっと関連付けて注目している)

そして5対5団体戦へ、急遽変更!!なにこのアングル

http://nikkan-spa.jp/129925

人間とコンピュータの戦いは、まだ終わったわけではない。終局後の記者会見では、すでに翌2013年の開催が決まっていた『第2回 将棋電王戦』が、プロ棋士5人と将棋ソフト5本が同時一斉対局する団体戦へと変更されたことも発表された。

そこで東京ドームに電話して「1日だけ空いています」「よし、押さえろ!!」とやってほしかった(笑)。最初は1年1回、5年がかりとか言ってたんだが自然の演出だねえ。てか、コンピュータは年を経るごとに強くなる一方だということもあるらしいが(笑)
しかし、それにしても褒め言葉としての「マンガ的」な盛り上がりであることも間違いない(笑)
自分もtwitterでかなり興奮した。

一年一回の交流戦をやる予定が、会長のタマをとられた落とし前をつけるため来年一斉に五対五の対抗戦で人間対コンピューター将棋の決着つけることになったそうだ。新日対Uインターか!!

utoibanaw S.Onoda
@ @gryphonjapan 米長=猪木説。

こんどの5vs5イリミネーションバウトでは、上田馬之助役が必要か(笑) @utoibanaw 米長=猪木説。

utoibanaw S.Onoda
@ @gryphonjapan あえてあげるなら、この男か。全盛期の永瀬拓矢伝説 http://www.zenseiki.com/index.php?%B7%DD%C7%BD%BF%CD%2F%B1%CA%C0%A5%C2%F3%CC%F0

この記事では「仁義なき戦い」っぽいタイトルにしているが

実は今、組の屋台骨を支えるバリバリの現役武闘派たちが”おやっさん”をあんまり尊敬してないっぽいところも似ているかと(笑)。

私は全盛時代よりは弱くなっているとは思うのですけれども、この後は私が答えるより、(記者会見に同席している)渡辺明竜王)と谷川浩司(九段)に「率直な本音を言ってください」と聞いたほうがいいですね。
(会場から笑い)
 
渡辺明竜王: すいません。率直に言いまして、私米長先生の全盛期の強さがわからないので、ちょっとコメントが出せません

率直なコメントを代弁

「おやじさん、云うとってあげるが、あんたは初めから、わしらが担いでる神輿(みこし)じゃないの。組がここまでなるのに、誰が血流しとるんや。神輿(みこし)が勝手に歩けるいうんなら、歩いてみないや、 のう!」

「わしらの云うとおりにしとってくりゃ、わしらも黙ってこのまま担ぐが、のう、おやじさん、喧嘩は銭がなんぼあっても勝てんのですよ!」
http://www.pd-assist.com/feature/jingi_serifu.html

しかしおやっさんはともかく、目障りな敵を徹底的につぶす気はみなプロ棋士はあるだろう。

「牛の糞も段々になっとるんで、おどれとワシャ五寸か軽う見んない!!」

どうつぶすか。鈴木みのるvsメカマミー、「ひとりぼっちの宇宙戦争」を参考にせよ!

ちなみに

utoibanaw S.Onoda
@ @gryphonjapan 足を引っ掛けてコンセントを抜くんだろうかw
1月15日 お気に入りに登録 リツイートの取消 返信 »

これを参考に(このネタ、前にもやったね)
鈴木みのるvsメカマミー

つうか、何度見ても、たのしいなあ・・・
そして、これも紹介したことのある「ひとりぼっちの宇宙戦争
画像が手に入りました!!
今度コンピューターと闘う五人の選ばれし騎士、いや棋士たちよ、これを対局前には是非とも読んでいただきたい。




何度も収録されているけど、全集にはもう入ってたっけ?

少年SF短編集 (1) (小学館コロコロ文庫)

少年SF短編集 (1) (小学館コロコロ文庫)

【追記】昨年の全集にもちゃんと収録。てか表紙でした。
藤子・F・不二雄大全集 少年SF短編 1

藤子・F・不二雄大全集 少年SF短編 1

しかしこれも、何度読んでも感涙だなあ・・・この前、「漫画を読めない子が増えている」という議論に、「漫画はちゃんと『入門編』的な作品から読ませるべきだ」という意見が出ていた。
それは「SF」にも言える。
だが、SFはその入門編として、藤子・F・不二雄の、特に少年向けにかかれた「SF短編集」。これが一択の中の一択…であることがありがたい。

コンピューターの力で「自分とまったく同じ棋力の将棋仇」が生み出せたら面白い。

上の作品を引用のついでにまた読んでしまったが、そこでふと思ったのは、同作品のように「まったく互角の将棋力の相手」をコンピューターは作れないかってことです。

このコンピュータ将棋関連の記事を読んで「へえ」と思いつつ「なんで?」とも???マークをともしたのは「将棋やチェスの強さは『レーティング』という数値化ができる」ということでした。シャードッグのランキングにさえダナ・ホワイトが「ジョークだ!」と難癖をつけるこのご時勢、強さの数値化をどうやっているのかね?サイヤ人スカウターでもあるんだろうか。

でさ、そういう数値化も利用して、例えば強さを見るのに5回ぐらいガチでやったあと、「アナタノ将棋力ハ277デス、同レベルニシマスカ?ソレトモ修行ノタメ、コチラハ300デタタカイマスカ??ピーピーピー」(イメージ古いな…)と問いかけるような、そんなコンピューター将棋を作って欲しい。

いっとくが俺のレベルと戦法に合わせた互角の将棋ソフトつくるのは、たぶん名人に勝つより難しいぞ(笑)


つまりコンピューター将棋学会が目指す究極の目標は「名人に勝つ」を達成以降は

を目指してくれ、と(笑)。