東京新聞の、本日2012年1月21日付の紙面より。石原慎太郎インタビュー
――震災のとき「日本人の我欲を洗い落とす必要がある」と発言されたが、日本人の考え方は変わったか。
「全然。関東大震災のとき、多くの有名な論客、文化人たちが天罰だって言っている。私も死んだ親の年金を詐取した人間がいるような社会になったことへの天罰だって言ったんだけど、そこだけクローズアップされた。天罰だよ、本当に。警告ですよ。我慢ってものを体得しないと。結局、今の日本人は体罰のない教育を受けたから、今みたいになっちゃったんだ」
「天罰ですよ」という宗教的信念?に変化がないということが分かった。
※参考
■「天罰」「天譴」論は世に尽きまじ。だが論者の退場は促せる
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20110317/p1