チェルノブイリの祈り スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ(原作) 熊谷雄太(漫画) 今中哲二・後藤一信(監修)
金曜更新
「戦争は女の顔をしていない」等の著者で、ノーベル文学賞受賞者のスヴェトラーナ・アレクシェーヴィチが執筆した魂のノンフィクションが遂にコミカライズ!原発事故という、当時未曾有の惨事に遭遇した人々の悲痛な願いと静謐な祈りを書き留めた、日本人必読のノンフィクション。
younganimal.com
1、2話が無料
雑誌掲載から少し遅れてWEB公開、現在公開の最新話
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単行本が出た
お伝えしておくべきなのは、「戦争は女の顔をしていない」と同じ原作者である、ということ。
内容を紹介するまでもない、公開回を読んでもらえればいい。
しかし、これが「ヤングアニマル」に連載される、というのはちょっと雑誌テイスト的には不可解というか、状況自体がおっかしいな、的な…
いや、断片的にはわかるのよ。
1・スヴェトラーナ・アレクシェーヴィチのノンフィクションはお堅い真面目な本で原作も岩波書店から出ている。
2・だけど、思い切って?今風の絵柄で「戦争は女の顔をしていない」が漫画化され、なかなかの反響を得ている。
3・ならば、第二弾も出そう。原作者もこの、日本での漫画化という試みに満足している(と思う)。すんなり了承が出た
4・では、同じく評価が高く、考えさせられる作品である「チェルノブイリの祈り」を漫画化しよう。原発事故という点では日本人にもっと知られるべき本だしね。
5・「ヤングアニマル」で連載しよう!!
↑
5だけが、違和感がある(笑)
いや、これこそヤングアニマルへの偏見だと言われたら、まぁそうだ、という話ではあるが。傑作「ペリリュー」も同誌ではないか。
ただ、世間の中で特筆大書して話題になっている、という感じでもない。自分も連載が始まっていることを知っていたのに、これまで紹介してこなかった(怠慢)。
今回、ざっと紹介。
「戦争は女の顔をしていない」読み続けてますか?今は「粛清・捕虜蔑視」を語る
【第30話後編】戦争は女の顔をしていない
連載 次回更新予定日:2024/04/27
https://comic-walker.com/detail/KC_000246_S/episodes/KC_0002460003100021_E?episodeType=first
勇敢に祖国のために戦い、力尽きて捕虜になった軍事とその家族に後ろ指を指す悪習は、日本国が当代一のチャンピオン、絶対王者と思ってたが、世界は広い、同じぐらい強いやつもいる……
といった思いは別として
皆さん!初回に1,000越えのブクマがつき、いまや30話になった
「戦争は女の顔をしていない」
読み続けてますか!!!
自分はこの「ネット連載漫画、最初は読んでいたのにいつのまにか読まなくなる」問題をずっと論じ、問題提起していましたが、数話読み逃してます!!