まず、大慌てでリンク集を作成する(今後も、新作が発表されたら追加していきます)
【2024年3月現在 11話まで更新】
固定用ツイートです。『風雲児たち』の二次創作『識りたがり重豪』というマンガを描いてます。蘭癖大名にして薩摩の借金五百万両の当事者だった島津重豪の物語です。
— 桝田道也@近世大名は城下を迷路化なんてしなかった (@mitimasu) June 1, 2023
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【この後は、いったん、この記事を書いた後の更新です】
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読むとなると、2024年2月現在の計10話でも、普通の単行本一冊か二冊分ぐらいの読み応えだな??
主人公はこのひと
ja.wikipedia.org
島津 重豪(しまづ しげひで)は、江戸時代後期の大名。島津氏25代当主。薩摩藩8代藩主。11代将軍・徳川家斉の正室(御台所)である広大院の父。将軍の岳父として高輪下馬将軍と称されるほど権勢を振るう一方で、学問・ヨーロッパ文化に強い関心を寄せ、蘭癖大名・学者大名としても名を馳せた。
(略)
重豪は、曾孫の斉彬の利発さを愛し、幼少から暫くの間一緒に暮らし、入浴も一緒にしたほど可愛がった。斉彬の才能を高く評価した重豪は、斉彬と共に蘭館医フィリップ・フランツ・フォン・シーボルトと会見し、当時の西洋の情況を聞いたりしている。ローマ字を書き、オランダ語を話すこともできたと言われている重豪と会見したシーボルトは、「重豪公は80余歳と聞いていたが、どう見ても60歳前後にしか見えない。開明的で聡明な君主だ」と述べている。
(略)
重豪は学問に深く興味を示し、藩校の造士館など学術施設の開設を進めた。また、学者の曽占春らに命じて、南西諸島の植物についての本草書『質問本草(中国語版)』[4]、中国語学書『南山俗語考』、百科事典的な農書『成形図説』、鳥飼い趣味に基づく鳥名辞典『鳥名便覧』[5]、『島津国史』などの書物を編纂させた。晩年には、それらの学問的業績をまとめた伝記『仰望節録』を曽占春に書かせた。そのような重豪の向学心は、曽孫の斉彬に受け継がれた。
これと別の、第一弾となる「こむつかし三成」という作品もある
もうね…感動するしかない。
はばかりながら、このブログは「はてなダイアリー」「はてなブログ」を通して、最も数多く「風雲児たち」という単語を掲載してきたブログだろう。調べてないけど、確信がある。
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主な紹介記事へのリンク集(全部ではない)
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その自分が、なぜこれを第一話のスタートから、鐘と太鼓で大宣伝しなかったのか。
全く不明を恥じるが、まず第一の出発点として「存在を知らない」と何も行動をとれない、という当たり前の事実に直面した。タイトルの「識りたがり」の意味は重い喃。
ただその理由もわかってて、「ピクシブ」という表現大陸が、そもそも我が方と国交がないに等しかったのだ。
今回、きちんと一話から読み、毎月の支援もしようとログインを…あれ、たしかずーっと前にアカウントを作ってたな?とあれこれやってみたら、ずっと前にたしかに作ってたが、メールアドレスがとっくにこっちで捨ててたアドレスだったりさ。
そこに「FANBOX」というのがあるらしく…(仕組みが今でも完全には分かってないや)
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https://www.fanbox.cc/pixivFANBOXは、クリエイターの創作活動を応援するためのファンコミュニティです。
ファンがクリエイターを定期的に支援することにより、クリエイターがのびのびと創作活動を続け、新しいコンテンツ創出に挑戦できる場を提供します。
ん?これ「ニコニコ静画」にもアップロードされているらしい。
ニコニコのほうも自分はヘビーユーザーからほど遠く、あまり縁が深くないけど、こちらの方が見やすい人もいるかもだから別リンクとして紹介しておこう
識りたがり重豪 / 桝田道也 おすすめ無料漫画 - ニコニコ漫画
閑話休題、
そもそも作者のかたは、「浅倉家騒動記」の人なのよ!これだけでいろんなひとがオドロキ オドラデク!
1999年 、モーニング新マグナム増刊でデビュー。
主著に『浅倉家騒動記』(モーニングKC)、『ファンブル5』(フレックスコミックス)、『日本全国波瀾万城』(新人物往来社)、『ゲームちゃん』(ビッグコミックスピリッツ掲載/未単行本化)など。
『日本全国波瀾万城』の執筆がきっかけで城郭訪問が趣味となり日本城郭検定2級を所有するにいたりました。はじめての方は、おすすめタグ(https://mitimasu.fanbox.cc/manage/posts/featured)から #全体公開へお進みください。無料でお楽しみいただけるコンテンツをご用意いたしております。
マンガ図書館Zで読めるとの情報がとびこんでまいりました
【必読】「風雲児たち」の二次創作…というレベルを遥かに超えた凄い何か。薩摩近代化の源流、”蘭癖”島津重豪が主人公の「識りたがり重豪」 - INVISIBLE D. ーQUIET & COLORFUL PLACE-b.hatena.ne.jp
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『浅倉家騒動記』は頭おかしくて最高なのでぜひ読んでほしい <a href="https://www.mangaz.com/book/detail/44891" target="_blank" rel="noopener nofollow">https://www.mangaz.com/book/detail/44891</a> マンガ図書館Zで無料です。『風雲児たち』のマインドを引き継ぐ作品が出てくるのはいいことだ
2024/02/26 11:50
はてなのIDもある由
それはいい。なぜにこの作品に驚愕するかと言うと、もちろん作品クオリティもあるが、自分がこう夢想していた話とつながるのだよ。
みなもと太郎氏が惜しくも亡くなったあと、複数の追悼文をかいたが、そのうちのひとつが…
(略)……みなもと太郎氏は、その画風やギャグセンスも含めて、とくに令和の世にあってはワンアンドオンリーな存在ではあったが、それでも未完に終わったこの史劇の、「後を継ぐ」ものは現れるだろうと思う。
ただ、その現れ方はどうなるかはわからない。
というのは、今更振り返れば(基本的に)「史実をベースにした歴史漫画」自体が少数といえば少数派なのだ。もちろん歴史というジャンルは人気の一つだし、実在の登場人物や事件が出てくるのも多いが、マンガの特質上そこにはやはり奔放な想像力、伝奇的な展開が加わるのが普通で・・・・・・・・そんな中で、「史実をベースにした」「幕末もの」の商業マンガって、いまはそもそも……自分は1作しかしらない。選挙で言えば「無投票当選」のようになってしまい恐縮だが、ただ、”後継者”としても大いに期待したい作品はある…(後略)
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こんなふうな流れから岡田屋鉄蔵の「無尽ーMUJIN」を紹介したりしたのだけど、
ただ、後出しじゃんけんになってしまうが…「描いていない時代や人物をかけば、それは似ててもパクリじゃないのだから、みなもと太郎流のナレーション、キャラのデフォルメ、脇道話の創作、ギャグなどをそっくり受け継いだ二次創作ができないかな?要はイタコ漫画家・田中圭一のように…」と頭の中では思っていたんだ。しかし、「それはさすがにあり得ないだろー、そんな俺に都合の良すぎる書き手なんて出てくるまい」という脳内理性がそれを打ち消してしまったのだ。書いとけば大いなる予言だったのにな(笑)
まさに、「俺に都合の良すぎる」そんな作品がネット上に実在したのよ。そりゃ慌てて月100円の課金もしようというもの。
そもそも、みなもと太郎「風雲児たち」の二次創作的続編……なんて妄想を、文章にするのもはばかったのは、そうするためにはまず、絵を真似するとかのハードルのほかに「歴史を調べなきゃいけない。そして、その資料をもとに、自分のアタマで考えなきゃならない」という、鳥人ブブカの棒高跳びより高いハードルがある…
それを、ポーンとクリアしているのがこの「識りたがり重豪」なのよさ!!
思えば風雲児たちも、ぶっちゃけ昭和の連載開始で、しかも調べながら書いているから、今の知識ではどうもちがうようですよ?な描写も多々ある。
それはむしろご褒美で「最近の研究だと○○のようです!」と、過去の描写とまるで違うことを書いたり、作中で作者や登場人物が悩めば許されるのが、みなもと史観の強みなわけですし(笑)、実際みなもと自身がそうやっていくつかの過去描写を否定してる(そして登場人物がずっこける)。
だから、リイド社が連載中に発行した「風雲児たちガイドブック」は正直不満で、
風雲児たち内の描写に沿って解説する内容だったのだけど「一方では、こういう資料や新説もある」と真っ向から作品に異議を唱えるべきではないか?だと思ったものだった…のだが、
そのへんはまさに、この「識りたがり」でやっている。
これだけで作者が「わかっている」ことの証明だ。
そのほか、これまた元作品のテイストを踏襲しているのだが、あちらこちらに枝葉が伸びた雑談、散策、脇役紹介などにページを取られることとられること(笑)。それでも作者の主観的には圧縮したつもりなことも元作品通りで。
そして時代が、宝暦治水工事の前後から始まるので、うまく設定をひねれば、時代的にはこの人とかとの接点も出てくる。そこがまたうれしい。
と、いうことで、2024年はこの作品のおしかけサポーター(フーリガン?)となって大いに宣伝する予定。ブクマもだ。
実は、「はてなブックマークを付けて!」という作者氏本人の公式お願いもある。
## はてなブックマーク
[B!] 識りたがり重豪 第八話 「重年、死す」 https://b.hatena.ne.jp/entry/s/mitimasu.fanbox.cc/posts/6271928
ご相談なのですが、はてなアカウントを持っているひとはブックマークにご協力いただけませんでしょうか?
知名度が上がれば、この作品の更新頻度もあがります。あなたもわたしもみんな幸せになるので、ぜひお願いいたします。
なぜ、これを読んでいる君は、ブックマークをしていないのか?
そもそも、風雲児たち掲載誌「コミック乱」に載っても全然おかしくないんだが!
そも、みなもと太郎は二次創作とか同人に理解があるというか、その主導者のひとりというか、そもそも作中でパロディと少数する他作品引用がね…由比正雪の時の伊賀の影丸、真田幸村描く時の杉浦茂など…というか、全編一種のパロディ模写である「お楽しみはこれもなのじゃ!」なんて本をつくったりしてる(和田誠「お楽しみはこれからだ」のパロね)
2次創作が云々、というのは、正面からご遺族と連絡すればいかようにもなると思う。
ならばいっそ、コミック乱で連載していいのでは??と思うよ。鈴木コイチ氏がnoteに自主掲載してるミツナリズムの続編「シン・ミツナリズム」もそうなんだけど
『シン・ミツナリズム』第1陣、公開しました!
— 鈴木コイチ/漫画家 (@SuzukiCoichi) November 1, 2023
忍城攻めも無事終わり、次の舞台は奥羽の地!#note #漫画 #マンガ #創作漫画 #歴史創作#石田三成 #伊達政宗 #ミツナリズム #シン・ミツナリズム
noteのフォローも是非よろしくお願いします!https://t.co/Dis4d2UNPk #note
そういえば、自分も「風雲児たち」を補完するような漫画を「自分で」描きたいと思ってたんだっけ。その野望にも再度火が付いた…
さっき紹介したこの記事にもちょっと書いたんだが
https://m-dojo.hatenadiary.com/entry/2021/08/29/022717
おれも「後継者」たらんと思うのだ(ハリセンでツッコまれる)
いや、むちゃくちゃ言ってるようにみえて無茶でもない。
自分も、いちおうマンガが、かける。これは「コマ割りって何だろう?」という研究の一環として、自作したのがきっかけではあるが、
(後略)
自分は、このレベルの画力と構成力であることをいささかも怖れていないので(笑)、機会さえあればまたこういう感じの、4コマ的なあれで、歴史の実話エピソードを”マンガ”にしていきたいといつも思っている。プロレス…は「味のプロレス」アカツキ氏がいるとして、でも実際に漫画家とかのエピソードでもいいぞ。ただ、今のハードルは「できればIpadで電子的に書きたい」「ジャンプラペイントアプリ(無料DLできるから)を使いこなせるようになりたい」というところだな。それを諦めて、再度アナログ執筆にもどせば、行けるのだが。
そんなことまで思わせてしまう、「識りたがり重豪」という傑作でありました。