例の「からかい上手の高木さん」は完結した。
『からかい上手の高木さん』ついに完結!「ゲッサン」11月号
2023年10月13日
最終話を彩る表紙&巻頭カラー!実写ドラマの最新情報も掲載!!
シリーズ累計1200万部突破!2013年の連載開始から多くの読者をニヤニヤキュンキュンさせてきた『からかい上手の高木さん』(山本崇一朗)が、発売中の「ゲッサン」11月号にて、ついに完結!
夏祭りへ一緒に行くことにした高木さんと西片。二人の関係がここから変わる!?
表紙&巻頭カラーで登場する最終話は、あなたの心に彩りを添えるはず。また、完結を記念して、高木さんと西片の関係性にフォーカスしたメモリアルPVと、お笑い芸人のジョイマン・高木さんが西片の恋を応援する「おうえん上手の高木です」PVの2種を公開中!!
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ちなみに巻頭カラーと表紙を当たえられての最終回という、例の一級栄誉礼だ。
まあ、有名作家の寄せ書きとか特集とかがついた「生徒会役員共」ほどではなかったが…。
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この作品と作者は、一貫して自分にとってはnot for me な作品だった、と思うが、それでも「小学館と講談社をまたいだ、制御不能のモンスター」であろう、とは認識していた。
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で、からかい上手が終わったと思ったら、「それでも歩は寄せてくる」のほうも間もなく最終回。
今後、ハワイでのんびり暮らすのか?
パリのモンパルナスの丘で、ベレー帽をかぶりキャンバスに向かっているのか?
それはわからないが、どうせ最終回なんだから、ということで日本ラブコメに痛烈な最後っ屁をかましにきやがった。
自分的には…ああ、2018 年5月か。はっきりわかんだね。
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3ページ漫画『ただの幼なじみとカップル割引』 pic.twitter.com/XvTHFK0JSp
— ゆずチリ@新刊発売中 (@yuzuchiri) May 23, 2018
どうやら米国人には「正式に付き合うには告白してOK貰う」と言う概念がなくズルズルベッタリが普通みたいで、米国の大学の日本人学生会が「電車男」の上映会した時、「日本人には告白の風習があって・・」と解説してた。
— 梓弓 (@Ma_R8) May 23, 2018
米国では、こう言うラブコメは成立しずらいのだろうか? https://t.co/uywoIWeBqk
日本の場合、まずはここからスタートがいわゆるデート。
— Jam Kar (@JamKarnell) May 23, 2018
往々にしてすでに告白した→了承した→だからデートしてる、状態を指すことが多いですが
アメリカの場合、まずはこのデートを何回もいろんな人と重ねる=デイティング(DATING)してる状態から少しずつステディな関係を絞っていく感じ
この差かな
この時に、へー非常に新鮮な比較文化論だ、と感心した覚えがある。
でも「その前に、どこかで聞いた」ともツイートしていたな…それはなんだったんだろうな。
一年後に記事になってたから、まあそんな的外れな話じゃないんだろう。
外国人には不思議?日本人が「告白」するワケ!
2019.8/14 00:00
皆さん、ズドラーストヴィチェ!(ロシア語でこんにちは!)
生まれはロシア、育ちは関西、舞台は東京!ロシア系関西人の小原ブラスです。
先日外国人の友人と日本人の恋愛観について話が盛り上がり、こんなことを聞かれました。
「何で日本人はカップルになるために「告白」をするの?」
この疑問は日本に住む多くの外国人が抱えているようで、外国人が日本人あるあるな会話をする時に必ずと言ってもいい程盛り上がる話題です。
と言うのも、世界的に見れば日本のように、正式なカップルになるために「好きです。付き合ってください」とわざわざ告白をする文化のある国は、韓国や台湾などアジアの一部の国だけに限られ、そのような文化のない国の方が圧倒的に多いからです。告白文化のない外国人にとってはそれはそれは不思議な光景なのでしょう。
以前、外国人女性から「日本人に付き合って欲しいと言われたのだけど、それって一体どういう意味なのかしら?」と相談を受けたことがあります。彼女にとっては、何度もデートをしていて、当然のように既にカップルだと思っていたのに、改めて告白をされたことで混乱してしまったのだとか。
考えてみたら欧米の映画やドラマなどを見ても、告白のシーンは殆ど見かけませんよね。欧米人はYES・NOがはっきりしているとよく言われますが、彼らは告白をしないでどのようにしてカップルになっているのでしょうか?
(略)
欧米人はデートに対する敷居がかなり低いです。少しでも良いかもと思えば、誰でもすぐにデートに誘いますし、それほど気になっていない異性に誘われたとしても、嫌でなければとりあえずデートに応じてみるのです。そのとりあえずのデートが良くて好きになれば何度か繰り返し、自然とカップルになるのが一般的なパターンです。欧米人にとってのデートは、ただお互いの相性を確かめるためのものでしかなく、もしも相性が合わなければ次回のデートを断ればいいだけのものなのです。
何度もデートに応じているということは相性が良い証拠だし、何も言わなくとも当然のようにカップルになっている……
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だが、それでも。日本文化の独自性に固執する、排外主義者のこの男子はこう言いだす。
そもそも、「男女交際は告白から始まる」という日本文化は、実はラブコメ漫画やドラマによって人工的に作られたものではないか?…という説もある。予言の自己成就というか、自作自演というか……
まあ、どっちだっていいんだけどな。それが多様性だ。勝手にやってろ、ケッ。
ただ、以前ネットの片隅で見ただけの文化論が、いまラブコメ漫画のど真ん中を行くモンスターが描く作品の中で正面切ってテーマになっている、ということに興趣を感じ、記録しておく次第だ。
ちなみに今、疑問に思うことがあるんだけど、
・もしここにそんなに大きな差異があるなら、いまやサブスク世界同時配信が当たり前になった日本アニメを見て、この点に違和感を感じる欧米人が多くなったりしないのかな?上のツイートにも「映画『電車男』のアメリカでの上映会で、日本には告白の文化がある、という解説がついた」という話が出ている。それとも、いまや慣れてきたか?
・この「まず告白をしてから交際が始まる」という文化の世界地図はどうなんだろう。まとめの中には「韓国もそうである」という話が出てきているが。
ともあれともかく、「それでも歩は寄せてくる」、間もなく最終回とかとか。
ちょっと関連してるようなしてないような話。
これも「梓弓」氏のツイートを中心にしたまとめだ。
togetter.com
差別解消となったLGBTのパートナーシップは、実はまた別の抑圧「パートナーがいて一人前、いない人間は半人前」という社会的同調圧力があったから「パートナーがいないより、同性がパートナーだと宣言したほうがよりまし」となり欧米で進展した、という逆説があるなら、興味深いところ。
追記 この作品でも、このテーマをネタにしていたとの情報いただいた
2023年10月22日現在無料閲覧可能
あっ、「ふたり生徒会」のゆずチリやないか。…というかこの人、例の「孔明と同時期に生まれた周瑜」!https://m-dojo.hatenadiary.com/entry/2019/07/07/102254
まさかこのテーマでも因縁が生まれていたとは…(こっちの方が早いし)
いや、そもそも「梓弓」氏のツイートによって、この「アメリカでは告白前にデート」という異文化がラブコメに持ち込まれたと仮定するなら、そのきっかけとなった(引用された)ショート漫画がそも「ゆずチリ」氏の作品である。ぐるーりと一周して戻ってきた…。いやそもそも、引用リツイートは通知が行くわけだから、ゆずチリ氏は直接あの反応ツイートを見て、それを数年後に生かした作品を描いたとも推測可能?