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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

「からかいコメディ」は連鎖する?…人気作から「ジャンル」が生まれる光景、今見てるのかも

ちょっとおどろいた小ネタ。

まず、「ヤングエースUP」という漫画サイトがあると、最近気づいたんすよ。
いや、漫画サイトを網羅的に把握して、読み逃さないようにしようと思ってた自分がこれとは情けないが、気づかないものは気づかないままだ。


「服を着るならこんなふうに」「衛宮さんちの今日のごはん」って作品、一応知ってたし、どうかするとブックオ…なんとか経由で実物を持ってたりするのに、元となる掲載サイトは気が回らなかったりするのも情けない。

だが反省は反省として、じゃあどんな作品があるじゃらほい、と、ざっと見てみたら…

web-ace.jp


こんな作品がある。ぶっちゃけタイトルだけでnot for me、な感じがすごくするが

web-ace.jp

帰ってください! 阿久津さん

次回更新予定日:2023年11月6日
長岡太一

ジャンル:ギャグ、コメディ / ショート / 美少女、ラブコメ

帰ってください阿久津さん

作品情報
俺の部屋がヤンキー娘のたまり場に!? ヤンキー×非リア充のからかいコメディ!

普段は全く関わりのないクラスの不良女子・阿久津さんに何故か家をたまり場にされてしまった一人暮らしの大山くん。ガラの悪い阿久津さんに何かひどいことをされるのではと追い出そうとするのだが、無防備で距離感の近い彼女のエロカワイイ仕草にドギマギしてしまい…? 帰ってほしいのに、帰ってほしくない!? 一つ屋根の下のからかいショートコメディ!

www.youtube.com



え、「からかいコメディ」???
この前、そのモンスターが静かに眠りについたばかりじゃん!!!


m-dojo.hatenadiary.com


ずっとこの、暴れ方に警鐘を鳴らしていたのだが……
m-dojo.hatenadiary.com
m-dojo.hatenadiary.com



「あのゴジラが最後の一匹とは思えない」、のように「あの『高木さん』が、最後のからかいコメディとは思えない」だったのか…!!!!


そもそも、誰が呼んだか「コメディ」でも「ラブコメ」でもなく「からかいコメディ」。
いや、そう呼んだのは「ゆずチリ」先生だ。

「赤門を捨てて漫画界にきた男」こと、ゆずチリ先生が、恐ろしい回想を描いている。( 第35話 「ラブこめ」より)
https://www.sunday-webry.com/series/980www.sunday-webry.com


ゲッサンで、連載トライアウトに参加するチャンスを得た彼。

ゆずチリ 漫画学科のない大学、アンケート

そのコンピューターのごとき頭脳を生かし、ゆずチリ氏はサンデー…ゲッサンの傾向を検討し、こう結論付ける。その結論は…

漫画学科のない大学、ラブコメのないサンデーはあり得ない

しかし!!!

漫画学科のない大学、高木さん連載に負ける

なに、この不幸。
孔明と同時代に、周瑜はなぜ生まれたのか……。


ただ、どう考えてもワンアンドオンリー
高木さん去りて、からかいコメディという一代の芸風は、後継者もなく、風と共に去っていく…

…ものなのだろう、と思ったところに!
上のように、サイトの作品紹介に堂々「からかいショートコメディ」と銘打ち、後継者に名乗りを上げている作品があった、とはとは。

闘魂伝承。
ブルーザー・ブロディが天に召されたあと、ノード・ザ・バーバリアンが、ザ・プレデターが、真壁が、コピーレスラーとして頭角を現した。


そういうものなんだろうかね。

まあ、上の話はやや大仰にすぎて、ヒット作が生まれて、そして最終回を迎えようという時に、他社であっても他雑誌、他サイトであっても、似たような作品でこちらにもいるドジョウを捕まえよう、というのはごく自然な流れだ。


だけれども「からかいコメディ」なんて一代の芸風を、こうやって継承する場ってのは…要は「一つ人気作品の設定が『ジャンル』になりつつある」その場面を目撃したような気がして、夏の明け方にセミの脱皮を偶然目にしたような、うれしさがあった…という話。

  物質に恵まれた世紀末、商業主義に躍る世紀末、
  情報が豊かで心が貧しい世の中、
  ひとりで闘うことを忘れかけた人々…
   
  もう我々は、高木さんのからかいに癒されながら
  時代の砂漠をさまよってはいられない。
  我々は今日をもって高木さんから自立しなければいけない。
  からかいのかけらを携えて、今度は我々が旅に出る番だ。
  からかいコメディは連鎖する。

…と、こういう話をさんざん書いてから調べ直すと(※先に調べろ)。
この「帰ってください! 阿久津さん」はすでに157話。第1話は2019年7月に始まっていた。
今度、8巻が出るみたいである。


さてそもそも「からかいコメディ」これから『ジャンル』になるんでしょうか。
既になっているんでしょうか

自分がこの合成語から連想するのは

「よお、青年。相変わらず、バカか?」
「労働者諸君!やってるな!けっこう、けっこう、けっこう毛だらけ猫灰だらけ、お前のおしりはクソだらけってな。ハハハ」

・・・・という、寅さんの姿なんだけどね(笑)

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