ほんとの意味でショー・マスト・ゴー・オンなわけだが、結局最終判断は、劇を最も知り尽くしている?ということもあり、鈴木京香⇒三谷幸喜での代演となった。
当時も少し話題になってたようだ。
11/07 小林隆に代わりまして、代役・三谷幸喜
— かわどう こゆき👠 (@lgm_) December 23, 2022
11/25 シルビア・グラブに代わりまして、代役・三谷幸喜
12/06 浅野和之に代わりまして、代役・三谷幸喜
12/24 鈴木京香に代わりまして、代役・三谷幸喜
もはや舞台の中身よりも現実のほうがショーマストゴーオンなんよ…https://t.co/KvL62HlRRl
怪我や体調不良、Covidで休演するキャストを作者&演出家の三谷幸喜さんが代演することで乗り切ってきた(※そもそもそういうコンセプトの)ショー・マスト・ゴー・オンですが、ここに来て遂に主演の鈴木京香さんが倒れるという事態にさすがに万事休すかと思いきや、鈴木京香も三谷幸喜が代演すると😅💧 https://t.co/ypaywg4bES
— ルッカ Yoco (@Lucca196) December 23, 2022
【24日夜再開】三谷幸喜氏、今度は鈴木京香の代役https://t.co/mbUU9iwA7X
— エキサイトニュース (@ExciteJapan) December 23, 2022
開催中の舞台『ショウ・マスト・ゴー・オン』で、新型コロナウイルスに感染した鈴木京香の代役を務めることが23日、舞台の公式サイトで発表された。これまでもキャストが感染するたび、作・演出の三谷氏が自ら代演してきた
んで。
もともと、初め(初演)はこの役は男性だったが、鈴木京香が演じるということで、三谷氏得意のあて書きで鈴木京香らしい役目を膨らませた、ということもあったようだが、ともあれ再びこの役は男性という形で演じられることに。だが、その「鈴木京香に合わせ膨らませた」中には…恋人役として小沢雄太が登場する、もあったのだった。
そこはどう処理したか?…画像参照。
ということで、
・鈴木京香の代演を三谷幸喜が務めた。
・舞台上の役の性別も、女性⇒男性となった。
・その共演の「恋人」役は、実際の縁者も役柄上も「男性」のまま。
・つまり舞台上の、男性役(三谷)の恋人役(小沢)も男性同士。
・それで何の不都合もなかった。素敵なことだった
……という話であります。
ただ、ダイバーシティとか多様性とかの話とは別に、ちょっとした作劇論やフィクション論で、また似た構造ながら違う固有名詞(たとえば黒人が演じてた役を白人が演じることになり、役柄上も「黒人⇒白人」にしたが全く問題なかった、素敵ではないか、みたいな話)で語ったら色んな論点を含む話だと思う。
だが、その辺はまた別の話題(別の記事)も書いて、絡めて論じよう。
とりあえずこの記事は、そんな一件があり、それを三谷氏がコラムで書いたよ、という報告で。