東京・八王子の東京都立大学で、教授で社会学者の宮台真司さんが刃物で襲われ重傷を負った事件で、事件に関わったとみられる男が事件の前、大学から数キロ離れた町田市のほか、その隣の相模原市でも防犯カメラに写っていたことが捜査関係者への取材で分かりました。https://t.co/FAq0KsLwR9
— NHK@首都圏 (@nhk_shutoken) January 11, 2023
東京・八王子の東京都立大学で、教授で社会学者の宮台真司さんが刃物で襲われ重傷を負った事件で、事件に関わったとみられる男が事件の前、大学から数キロ離れた町田市のほか、その隣の相模原市でも防犯カメラに写っていたことが捜査関係者への取材で分かりました。
男が事件前に捨てたとみられるペットボトルからＤＮＡ型が検出されていたことも分かり、警視庁が詳しい足取りを調べています。去年１１月、東京・八王子の東京都立大学南大沢キャンパスでこの大学の教授で社会学者の宮台真司さん（６３）が刃物で切りつけられ、警視庁は、事件に関わった疑いのある男の映像を公開して、殺人未遂の疑いで捜査しています。
これまでの調べで、この男とみられる人物が事件の前、大学から南に数キロほど離れた町田市内の防犯カメラに写っていたことが分かっていますが、隣の相模原市内でも防犯カメラに写っていたことが捜査関係者への取材で新たに分かりました。
また、事件前にペットボトルを捨てる様子も写っていたことが確認され、捨てたとみられるボトルからＤＮＡ型が検出されましたが、警察に登録されたデータベースに合致する人物はいなかったということです。
この報道からも４日、事件自体は昨年11月で、東京の大学で事件が起きてそこから逃亡したんだから防犯カメラでだいたい判明するんじゃないか、と思ったのだけど、まさかのまだ未解決、だ。
もちろん捜査情報は本来、報道されるものでなく、全部基本的には「関係者のリーク」であるから、そこには意図的なものも、肝心なところは秘密なところもあるんだろうけど……
ただ、結局、今の捜査は「防犯カメラの映像」にものすごく重点が置かれているのだと思う。
2013 年に、今や防犯カメラの映像を必死に観察するのが捜査に効果がある、みたいなルポが珍しい現象として新聞が取り上げた。
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今回の事件も、やはり防犯カメラが決め手なのだろうな、と思う。今はマスクをしていても顔認識で区分不可能にはならない、という話もあったけど、公開写真のような映像では無理なのかな。
そして逆に、この結果から「まだ日本はそれほどの「監視国家」ではないようだ」ということもわかる。
なんであっても、逮捕に向けて警察の奮起を祈るのみです。
