最近の話題より。
共産党が党内の選挙を経ずにリーダーを選出しているのは、結党の経緯、活動の履歴、組織の伝統から来る必然でもある。日本維新の会が党規約で定めている代表選挙の実施を、臨時党大会の意見集約であっさりツブした今回の経緯とは話のスジが違う。なのに維新支持者は「共産党ガー」を繰り返している。
— 小田嶋隆 (@tako_ashi) December 12, 2021
これは、立憲民主党の代表選と、維新の党が代表選を行わなかったことが背景にあったらしい。
代表選をやらない政党って……
立憲民主党が、11月30日の臨時党大会で、泉健太氏を新代表に選出した。新聞は、今回の代表選に際して、各候補者のプロフィル、政策、野党共闘への姿勢などを詳しく報じている。4人の候補者の最初の投票、決選投票での票数も詳細に記事化した。
注目されるのは野党共闘の組み合わせと各党の取り組みだが、この点も各紙は、泉新代表ならびに野党の反応を機敏に拾っている。不可思議なのは、ほぼ同じ時期の11月27日に開催された日本維新の会の臨時党大会の開催を、新聞、テレビのニュースがほぼ黙殺していることだ。
ちなみに、27日の臨時党大会では国会議員や地方議員ら特別党員による投票がおこなわれ、代表選を実施せず、松井一郎代表(大阪市長)を再任することを…(後略)
さらにこんな一件も。
ブクマもにぎわった
[B! 連合] 連合会長「民主主義の我々と共産は真逆」 志位委員長が反発 | 毎日新聞
それに先立って、そもそも自民党・立憲民主党という日本最大の政党・第二の政党で党首選挙があったから、そこからの対比としての話題でもあるのだろう。
そしてそれは、当ブログが先行している(笑)
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ここで、思わず思いついて登場させた「K党」、なんか気に入ってるので(笑)、ちょっと話題を引っ張ろう。あした日曜日に、決勝がある「M-1」で再度注目されていることも絡めて…
ミルクボーイふうに考察する「おかんの支持政党は K党なのか?(そもそもK党ってどこ?)」話、はじまりはじまり…
ボケ「いきなりですけどね うちのオカンがね 好きな政党があるらしいんやけど」ツッコミ「あっ そーなんや」
ボケ「その名前をちょっと忘れたらしくてね」
ツッコミ「好きな政党の名前忘れてもうて どうなってんねそれ」
ボケ「でまあ色々聞くんやけどな 全然分からへんねんな」
ツッコミ「分からへんの? いや ほな俺がね おかんの好きな政党 ちょっと一緒に考えてあげるから どんな特徴ゆうてたかってのを教えてみてよ」
ボケ「あのー、その前にちょっと注釈というか前提入れるけど、おかんは政党と、それをコントロールしてるとも言われるの巨大な支持母体を一体としてみなしてるねんな」
ツッコミ「さよか」
ボケ「でな、おかんの支持政党、かなり今の政界では古うて、老舗で……昭和の御世から、ずっと続いてるって言うねんな」
ツッコミ「おー K党やないかい」
ボケ 「ただ、戦前とかは特高とかににらまれて、偉い人は逮捕されたり弾圧されたりしたんよ」
ツッコミ「その特徴はもう完全にK党やがな」
ボケ「それで逆にその姿勢が信用されて、戦争直後から高度成長期にかけては、紆余曲折はあったけど、基本的に発展したんや」
ツッコミ「うんうん、K党やな」
ボケ「都市に出てきた、地縁血縁の無い、がむしゃらに働くだけだった若者に、職場とはまた別の組織・団体の一員としての連帯感とか、人間関係を持たせたんよ」
ツッコミ「だからK党やないか」
ボケ「それから、そこで教えてくれることもなかなかとんがっててな。もともと、その教えを語った開祖さんって、似た考えを持ってた周囲の先輩たちを『お前たちは中途半端で間違っとる!わしの教えこそ最終的な真実なんや!』とDisるスタイルで、当時から反発も大きくて身の危険も何度もあったけど、賛同者は熱狂するスタイルでな。それをみんなでずっと研究してるのや」
ツッコミ「そういう歴史を持ってるのはK党や!」
ボケ「K党なぁ」
ツッコミ「すぐ分かったやん こんなんもー」
ボケ「でもこれちょっと分からへんのやな」
ツッコミ「何が分からへんのよー」
ボケ「いや俺もK党と思うてんけどな。」
ツッコミ「いやそうやろ?」
ボケ「オカンが言うには だけどリーダーとか決める方法とか、内部の意思決定がちょっと民主的でないって言うねんな」
ツッコミ「あー ほなK党と違うかぁ K党が非民主的でええ訳ないもんね」
ボケ「そやねん」
ツッコミ「ほなもう一度詳しく教えてくれる?」
ボケ「なんでかわからんけど、代表決める時に形式はともかく実質、その人しか選択肢なくて、実質あんなに長ーく代表やり続けてるらしいねん」
ツッコミ「K党やないかい 代表決めるゆうて形式的なあれで、むちゃくちゃ長くいてるんやからあれ でも俺はね あの背後に、また長くやってる実力者がいて、その目を気にしてるのと思うのよ まあ、その人もえらいご長寿で、どれぐらい耄碌とかしてないかあれなんやけど 俺の目は騙されへんよ 俺騙したら大したもんや」
ボケ「まあねー」
ツッコミ「何が分からへんのこれで」
ボケ「俺もK党やと思うてんけどな」
ツッコミ「そうやろ」
ボケ「オカンが言うには 党にすごく貢献してた大物でも、ちょっと異論とかを唱えると、猛攻撃されるって言うねんな」
ツッコミ「ほなK党ちゃうやないかい 元の大物でも、機関紙とかで罵詈雑言の限りを尽くされるねんで」
ボケ「それでも、実際に選挙で動く実行部隊は、すごく熱心で運動量も多いんやって。党をはなから毛嫌いする人も多いし、実行部隊がだいぶ高齢化はしてきたけど、その猛烈な組織力と運動は、まだまだ一目も二目も置かれてるんやって」
ツッコミ「そりゃやっぱりK党やないか」
ボケ「意外なところに支持者や党員がいて、それが諜報部隊のように秘密情報をとってくる、そんな情報力も大したもんねんで」
ツッコミ 「K党やないかい。 K党じゃなかったら、そんな組織は『バキ』に出てきた神心会ぐらいやがな。レストランで食事してるドリアンのウエイターが神心会やねんで」
※注釈。この特徴についての関連記事
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ボケ「オカンが言うには それでも奥ゆかしく、一歩引くっていうねん」
ツッコミ「ほなK党ちゃうやないかい 全く分からんけど あいつら退くこととかありえへんちゃう?」
ボケ「オカンが言うには、自分が選挙区で勝ち抜くより、大きな政党の候補者に、その組織力を最後にプラスして勝ち抜かせて、その貸しを活かして 影響力を振るいたいって、以前と違って今は考えてるんやって」
ツッコミ 「K党やがな!!」
……1、2のネタで終わる予定が、共通点が意外なほどあり過ぎて、列挙したらこんなに長くなってしまった。
いや、ほんとに合わせ鏡のような KとK、ですな。
ダークサギ「お前は俺だ…」
— ぬまがさワタリ (@numagasa) December 1, 2021
みたいな絵面になった。 pic.twitter.com/AtVoEA2RlN