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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

通常の世論調査は結局「その数字が正しいか」証明不可能。選挙予測は唯一「正しさを証明する場」なのだということ。(再紹介)

この話は何度も書いている、「常識」というか「大前提」の話なんですが、知らない人は知らないかもしれないので、こういう節目に再論。

メディアが議席予想数、選挙予想に力を入れるのは、通常の世論調査の「点検」という意味もある。

世論調査は通常の調査の場合「その数字は本当に正しいのか」という結論は最終的にはだせない。

しかし選挙結果の予測なら、事前の調査結果と現実の結果でどの程度の差異が出たかがはっきり分かる。

だから普段の調査の信頼度を計れる「テスト」として、選挙の事前予想に挑むのだ。


選挙の情勢調査、議席予測なんてせいぜい2週間、出口調査に至ってはせいぜい数時間後には、実際の結果が出てくるものなんです。
それに対して、なぜにあんなに必死になって調査してるのか、というと、これを外すと常日頃からやっている世論調査の正統性までに疑義を生じてしまうのですな。


そしてアメリカでは、ドナルド・トランプに対して米メディアが”2連敗”を喫した。メディア自身が、そう自己認識している。

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トランプvs世論調査2020.前回(2016年)以上に誤差が拡大。(毎日新聞2020,12月30日付)


さて今回も、投票箱のふたが開けば否応なく、各社との「答え合わせ」が行われる。その勝者は?敗者は??
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