コリン・パウエル氏の存在は、小説や映画、アニメなどにも影響を与えていると思います。黒人で穏健派で優秀な官僚、政治家でもある。創造物の世界に一つの大きなロールモデルを作った。お疲れ様でした、安らかに。
— 中津宗一郎/2回接種 (@nakatsu_s) October 19, 2021
優秀な軍人で、戦いを厭わぬが、可能な限り外交で問題解決を図る有色人種のキャラクターを考えると、割と全世界的にコリン・パウエル氏が、そのベースとなるキャラクターになってしまったと思う。
— 中津宗一郎/2回接種 (@nakatsu_s) 2021年10月19日
@gryphonjapan さんは、この話題、食いついてくると思ったけど、やっぱり食いついてきた。私もミリタリーあまり読んでいないけど、パウエル氏が登場するまで、米軍のトップを黒人が担う創作物って少なかった気がするんですよね。SFとかならあったのかなぁ?
— 中津宗一郎/2回接種 (@nakatsu_s) 2021年10月19日
パウエル氏のJCS議長就任は'89年。
— 西園寺真之@神聖モデモデ王国 (@PsyonG) 2021年10月19日
クランシーの本が流行り始めたころでもあるけど、トップに有色人種を据えるとこまでは行ってなかったと思います。
そういえば、就任時は日本なら、国際政治ニュース好きやミリタリーマニア以外はそれほどこの人に注目する筈もなかった。1990年夏、突然サダム・フセインの軍隊がクウェートを占領したあと、世界の誰もが知る重要人物になったのだ…https://t.co/hHLKSsRiVa
— INVISIBLE DOJO (@mdojo1) 2021年10月29日
SF映画やSF小説であるかなぁと調べたいところなんですが、さすがに思いつかない。ありそうな気もするんですが……宇宙軍トップが有色人種ってのは印象的なはずだから覚えていると思うんですが。
— 中津宗一郎/2回接種 (@nakatsu_s) 2021年10月19日
そうなんですよ。銀河英雄伝説やスター・トレックあたりならと思うのですが、さすがに軍トップが黒人というのは無かった気がするんですよ。むしろ大統領が黒人とかはあったかもしれないけど。パウエル氏の登場で、SFも創作物も大きく変わったのは間違いないはず。
— 中津宗一郎/2回接種 (@nakatsu_s) 2021年10月19日
銀英伝ならシドニー・シトレ元帥がいますが、初出いつだったかな……?
— 西園寺真之@神聖モデモデ王国 (@PsyonG) 2021年10月19日
そうか、シトレ元帥は黒人でしたね。グウェン・バン・ヒューとかウランフとか他の有色人種系はおもいうかんで居たんだけど。やっぱりそれを書けちゃった辺り、田中芳樹さんはすごいな。
— 中津宗一郎/2回接種 (@nakatsu_s) 2021年10月19日
『サザンクロス』のボウイの父であるロルフ・エマーソン参謀総長は、黒人には見えないんですよね。
— 葛西伸哉(HJ文庫『封印魔竜が〜』発売中!ノベリズム『聖なる彼女に~』連載中) (@kasai_sinya) 2021年10月19日
(『ロボテック』では養子という設定だとか) pic.twitter.com/I14dMtXXwL
詳しい、詳しすぎる! でも黒人には見えないなぁ。
— 中津宗一郎/2回接種 (@nakatsu_s) 2021年10月19日
パウエル以降だと『マクロスプラス』のジョンソン基地司令。
— 葛西伸哉(HJ文庫『封印魔竜が〜』発売中!ノベリズム『聖なる彼女に~』連載中) (@kasai_sinya) 2021年10月19日
海外市場を考慮して「主人公サイドに地位の高い黒人を配置」というメソッドのキャラと聞いた覚えがあります。
パトレイバーのイメージアルバムで「韓国語のアイドルソングがある、それが近未来(80年代に想像された1999年の風景)っぽい!」と『涙のハングルドール』なる音楽が挿入されたように、黒人が軍や政治のトッㇷ゚、が未来らしさを表現…という意味合いもあったのでしょうかね。https://t.co/0VUZAvCQcy
— INVISIBLE DOJO (@mdojo1) 2021年10月29日
バラク・オバマが当選した2008年、読売新聞「編集手帳」がアメリカの小説から「ずっと先の未来」「あり得ない」の比喩として「●●が◆◆するより、黒人が大統領になるほうが早いだろうよ」という一節を紹介し、「それを現実にしたアメリカ国民に敬意」という、まぁ巧みな文章を書いていました。
— INVISIBLE DOJO (@mdojo1) 2021年10月29日
【創作系譜論】
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