今から26年前、さる旧家から自宅の納屋で見つけた古文書の判定を依頼された。捨てようと思ったが、見てもらってからにしようとのこと。急いで訪問、拝見。そしたら、今川義元、氏真、穴山信君などの新出史料だった。ご主人に、他に何か残っていますか?とお訊ねしたら、あったけど、この前、
— K・HIRAYAMA (@HIRAYAMAYUUKAIN) February 23, 2021
河原で燃やしましたよ、といわれ卒倒しそうになった。たまたま、近世の文書が数通交ざっており、それがなんと青木昆陽が駿河に史料調査に来た時に供覧に出した文書リストだった。急いで現存する中世文書と照合したら、全て一致し、処分された文書はなかったことを確認。あの時は本当にホッとした😅
— K・HIRAYAMA (@HIRAYAMAYUUKAIN) 2021年2月23日
これ、作られたまとめとかでも、この超絶オチをスルーしてるけど、よく考えるとめちゃくちゃよ…(笑)
2コマ漫画にもならん…
— INVISIBLE DOJO (@mdojo1) 2021年2月24日
「穴山信君や今川義元の史料が残っている旧家、他の文書は燃やしたかもしれない、と心配されたが、以前に青木昆陽へ提出したリストで確認し、全部残っていると分かった」…パワーワードだけで書かれたエピソード。https://t.co/9Z2MJs3Qmf pic.twitter.com/qpMRs6tbxs
ほんと、昔聞いた笑い話と同じパターンで、しかもあっちは実話だし!!
これは創作話だと思いますが、欧州の旧家で古本が話題になった時「うちの古い聖書は、カビて臭いので捨てました。グーテンベ…とか言ったかな?」
— INVISIBLE DOJO (@mdojo1) 2021年2月24日
古本狂「え?そ、それを燃やした?」
「いや、ほんと価値なんてないですよ。書き込みとかも色々あったし。ルターって人の…」https://t.co/9Z2MJs3Qmf
しかし、こういう史料がみつかるから、後世は、こういう本も書けるのです
- 作者:平山 優
- 発売日: 2017/02/24
- メディア: 単行本
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