後藤羽矢子先生がネット上で再発表した、密造酒にまつわり国家権力が発動される様を描いた漫画が評判だ。
togetter.com
700近くついた、そのブクマ。
b.hatena.ne.jp
自分は、こうつけた。(今はリンクを張るため改変している)
「BARレモンハート」ではビール醸造キットの使い方を詳しく書いて、途中のコマを黒く塗りつぶして、最後は「ノンアルコールなのにいい気持だ!」「顔が赤いよ」と笑い合うという話が。
https://b.hatena.ne.jp/entry/4689737172034194978/comment/gryphon
ということで探してきました。単行本でいうと13巻。
ここでの戦いかたは、シュワルツランツェンレイター(黒色槍騎兵)並みに猪突猛進、一直線に突撃し、反撃の罠にはまった後藤先生と違って、相当にしたたかであった。
お馴染みの常連・松ちゃんが、友人からもらったという海外のビール醸造セットを持参し、勇んでBARの扉をくぐるが・・・
たいへんに順法精神に富んでいます(棒読み)
そう、法を守るのが市民の義務。
だが。
あっ、たしかにそれなら合法だ(棒読み)
もちろん現状の法が、はたして人類の理想に対して適切な物かは、常に議論されるべきである。
だが、悪法といえども、それが手続きを経て改正されるまでは
従わねばならぬ。心にソクラテス。(棒読み)
ん、しかしなんで急にコマが黒く塗り潰されてるんだ? 落丁?停電?釣りバカ日誌? ファンロードの新婚さんシリーズ?(最後のたとえわかんねえよ)
その結果・・・ラスト
実際の台詞などは、現物を確認されたい。
どうでもいいが、さあこの「度数1%以下のノンアルコールビールを作ろう」というときに、看板の電気を消し、入念に鍵を閉める描写がイイ(笑)
密造酒取り締まりを描いたこの映画の、この音楽などを流すとさらによろしい。
www.youtube.com
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そんなことで、後藤先生はあまりにもバカ正直に、真正面から行き過ぎた・・・・・・・・・
手塚治虫、赤塚不二夫の弟子であり優秀なスタッフだった古谷三敏氏は軽やかにしたたかに、国税局を向こうにまわしながら、ことし連載35周年を迎える・・・・・・・・
- 作者:笹野 好太郎
- 発売日: 1982/02/25
- メディア: 単行本
農家が教えるどぶろくのつくり方―ワイン、ビール、焼酎、麹・酵母つくりも
- 発売日: 2007/12/20
- メディア: 単行本
- 作者:チャーリー パパジアン
- 発売日: 2001/09/26
- メディア: 単行本