INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

あいちトリエンナーレへの電話→県が公開→その終了が、政治劇・思想劇。実に波乱だ

togetter.com

b.hatena.ne.jp


これ、個人的には、「以前から考察していたことが、形になった!」というお馴染みの驚きと、予想が当たったことへの感慨もあったんす。
その予想とは…

「みんなが互いに録音し合えば、紳士的な社会がやってくる」という話


セルフ名言ピックアップ
「お互いがお互いの言動をすべて録画・録音できる社会は、みな今より、紳士淑女になるだろう。ユートピアディストピアかわからねど(笑)。」


m-dojo.hatenadiary.com


m-dojo.hatenadiary.com

m-dojo.hatenadiary.com



結局「撮影」はなんだかんだ引っくるめて抑止力、防犯力向上であり、誰もが誰もを撮影し、どこにでもカメラが設置された社会(顔認証機能あれば更に)は、それがどんな副作用があっても「治安」に関連しては向上するんだろうな、と思いました

「撮影」は「録音」にも、もちろん置き換えられる。暴言、一方的な罵詈雑言(法律上の犯罪を構成するかは、ちょっと別の話となる)を録音され、公開された人間には同情の余地などほとんどない。

そして、その抑制のために録音や公開は、まず有効性という部分では間違いなく有効だ。
そして、誰もが、互いに録音している(かもしれない)社会が到来すれば、その結果として、とても平和で紳士的な社会が生まれる…と以前から申し上げている。
拳銃に関するアメリカのことわざをもじれば『神は男を作りました。彼は女を作りました。そしてICレコーダーは、両者の言動を紳士的にしました』なのデス。

訪問販売の撃退と牽制に利用可能?

これを紹介すればいいだろう。訪問販売、集金取り立て…ほんの少しでも非紳士的言動があれば、それを録画録音したものが公開され……


 「テツぼん」の一こま。最新IT会社の社長宅のインターホンは、社長のモバイルとカメラでつながっており、訪問者の顔を録画する…という設定。実在してるかは不明だが、たしかに詐欺犯や悪質商法者はそんな家は避けるな。 http://t.co/W77Ko0KoFp

抗議はやっぱり「なにを」以前に「いかに」が重要だということ。「トーンポリシング」には正当性がある、ということ。

たとえばの話、書店に抗議活動があるとしましょう。『お忙しい所、まことにおそれいります。偉大なアカチバラシ神の占いによると、ここに手塚オザムの著書があると大いなる災いがこの町に襲い掛かるとのこと。非常に、ここに彼の本があるのは、宇宙の道理に反する行いかと存じます。どうにか、氏の著書をご撤去いただけないでしょうか』というのと、「おい、このおフェラ豚、そびえ立つクソ野郎! 店内に張られた手書きの宣伝ポスター、BEST SELLERが BEST SELERになっているぞ! パパの精液がシーツのシミになり、ママの割れ目に残ったカスがお前なのか?、さっさとそのクソ誤字を修正しろ!タマ落としたか!!(以上、ハートマン軍曹風に)」というのだったら、「何を」抗議しているかについての正当性は後者だろうが、「いかに」抗議しているかに関しては前者が圧倒的に正しく、後者は場合によっては…というか恐らく、かなり確実に犯罪を構成するのだ。
で、あるからして「いかに」の部分でクレームをつけるのを「トーンポリシング」とかいって批判するのもおかしな話なのである。トーンポリシング、していいのです。


そしてはてな民も、ブクマなどでの賛成でも反対でも、丁寧かつ紳士的な表現をこころがけたいものです。わたしなんか、常にやりとりは丁寧ですけどね


同時に「反転可能性」も…例えば文化庁に、名古屋市に、文科省に抗議電話をかけるものは、それが録音され公開されることも…

であるから、結局は賛成でも反対でも、仮に抗議であったにしても、丁寧で紳士的な言葉で語るべし、なのである。たとえば防衛施設庁に、沖縄基地建設への反対電話があったら、それは録音され、保存され、悪質過激な罵詈雑言があったものなら公開してもいい……ってことでようござんすよね?

と、思ったら、電光石火でその音声は削除?理由は???

www.nikkan-gendai.com

www.huffingtonpost.jp


www.bengo4.com

www.jijitsu.net
twi55.com


「こうした一連の流れの中で、(検証という)一定の役割は終えた」が、はたして事実はどうなのかいな。実はやばいと思って撤退したんとちゃう??と。
ハフポスの「同課の担当者は「音声に関係があるのでいったん削除した」と話している。」もわからんしね。

このへん、いつ、だれがUPのアイデアを出し、どうやって意思決定し、実行し…そしてほんの数日で取りやめる、という裏話を追ったら凄くスリリングだと思う



検証委の上山信一氏は、以前、「電話での抗議」を肯定的に語り、よびかけていたらしいが…

togetter.com


これはけっこうな大問題。
このテーマで、続く(いつかは未定)